「五感」だけじゃない!ハッと我に返る時の英語表現 “Come to one’s senses” を使いこなそう

「Make sense」だけで止まっていませんか?

英語で言いたいのに、日本語の
「ハッと我に返った」
がどうしても出てこない。

“I noticed…”
“I realized…”

どれも間違いではないけれど、
あの「正気に戻った瞬間」の感じがどうにも伝わらない。

もしあなたがそんなモヤモヤを感じたことがあるなら、
今日のキーワードはこれです。

👉 sense

多くの英会話学習者が「Make sense(なるほど)」だけで終わらせてしまうこの単語。
でも実は、sense はもっと人間臭くて、もっと感情に近い言葉なんです。


1. そもそも “sense” の正体って何?

日本語の「センス」という言葉の影響で、
私たちはつい「才能」「感覚」「おしゃれ」みたいな意味を思い浮かべがちです。

でも、英語の sense のコアイメージはそこではありません。

👉 判断力・理屈・正気

もっと言うと、
「頭の中がちゃんとクリアな状態」
**「理性が働いている状態」**です。

sense は、五感というより
🧭 心のコンパス
🛑 脳内ブレーキ
に近いイメージ。

この感覚を持つと、次の表現が一気に腑に落ちます。


2. 「ハッと我に返る」の決定版

Come to one’s senses

この表現は、聖書(マタイやルカの福音書)にも登場する、
とても歴史のある言い回しです。

直訳すると
「自分の正気(sense)に戻ってくる」

ポイントは、
👉 もう一歩でやらかすところだった
👉 感情に飲み込まれかけていた
というニュアンス。

こんな時に使います

  • バカげた考えに夢中になっていたとき

  • カッとなって怒っていたけど、急に冷静になったとき

  • 無駄遣いや悪い習慣に「何やってんだ自分…」と気づいたとき

例文

“I was about to text my ex-boyfriend, but I finally came to my senses.”
(元カレにメッセージしそうになったけど、やっと正気に返ったよ。)

この about to が入ることで、
**「寸前だった感」**がぐっとリアルになります。


3. 【必須】sense を使いこなす3大・鉄板フレーズ

「正気に戻る」を覚えたら、
この3つもセットで脳内にインストールしましょう。

① Make sense(なるほど / 筋が通る)

「理屈(sense)を作る(make)」
→ 頭の中がスッと整理された感覚。

“That makes sense.”
(なるほど、分かった。)

会話の潤滑油。とりあえずこれ言っておくと安心。


② Common sense(常識)

みんな(common)が共有している判断力(sense)。

“Use your common sense!”
(常識で考えなよ!)

ちょっとイラっとした時や、
子どもに言うときに出やすい表現です。


③ In a sense(ある意味では)

「一つの判断基準の中では」というニュアンス。

“In a sense, she’s right.”
(ある意味では、彼女は正しい。)

反対意見をやわらかく言いたいときの逃げ道として超便利。


4. まとめ:Sense は「心のコンパス」

英語の sense は、
私たちが迷ったときに
「そっちじゃないよ」と教えてくれる言葉です。

「才能がある・ない」という受動的な意味だけでなく、

  • 感情に流されそうになった自分を止める

  • 冷静さを取り戻す

  • 正気に戻る

そんな能動的な強さを持っています。

次に、夜中に変な決断をしそうになったとき。
イラっとして余計な一言を言いそうになったとき。

心の中で、こうつぶやいてみてください。

“Okay… come to your senses.”


あなたは最近、どんな瞬間に

“came to your senses” しましたか?

小さなことでも大丈夫です。
ぜひコメントで教えてください。

▼続編はこちら

「面白い人」じゃなくていい。英語の “sense of humor” が本当に意味するもの

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