清掃の仕事で、掃除が終わったあとに
「もう汚れはありません」
「もう滑りません」
と伝えたい場面、よくありますよね。
そんなとき、
“Not anymore” ばかり使っていませんか?
もちろん Not anymore が間違いというわけではありません。
ただ、現場での報告をよりプロフェッショナルに、スマートに響かせる表現があります。
それが “no longer” です。
今回は、清掃のプロとして一歩上の英語を目指す皆さんに向けて、
現場でそのまま使える「no longer」頻出フレーズをまとめました。
なぜ清掃現場で「no longer」が効くのか?
清掃の仕事の本質は、
汚れ・危険・不備といった「マイナスの状態」を、正常な状態に戻すことです。
“no longer” には、
以前はそうだったけれど、今はもう違う
という**「状態の変化」**がはっきり含まれています。
つまり、この一言を使うだけで、
-
問題が「過去形」になった
-
自分の作業によって改善された
-
今は安心・安全な状態である
という仕事の成果を、短く・的確に伝えられるのです。
【頻出フレーズ1】「汚れ・臭い」の完了報告
まずは、清掃の基本である「除去・解消」を伝える表現です。
The stain is no longer visible.
(汚れはもう見えません)
「落ちないかも」と思われていたシミを除去したあとに使うと、
プロの技術力をさりげなく示せる一言です。
The odor is no longer a problem.
(臭いはもう問題ありません)
主観的になりがちな「臭い」を、
業務として解決済みだときっぱり伝えられます。
There is no longer any dust on the shelves.
(棚にホコリはもうありません)
【頻出フレーズ2】「安全性」の確保を伝える
清掃現場で最も重要なのが安全です。
特に水拭きやワックスがけの後は必須の表現になります。
The floor is no longer wet.
(床はもう濡れていません)
=「もう歩いて大丈夫ですよ」という安心の合図。
This area is no longer slippery.
(このエリアはもう滑りません)
The hallway is no longer blocked.
(廊下はもう塞がっていません/通行可能です)
※全部覚える必要はありません。
まずは 「The floor is no longer wet.」 だけでも使えれば十分です。
【頻出フレーズ3】「備品・管理状態」の変化を伝える
補充や制限解除といった、管理面の報告にも使えます。
The soap dispenser is no longer empty.
(ソープディスペンサーはもう空ではありません=補充済み)
The room is no longer off-limits.
(この部屋はもう立ち入り禁止ではありません)
This machine is no longer in use.
(この機械は現在使われていません)
【実践】現場での会話シミュレーション
シーンA:オフィススタッフに安全を伝える
Staff:
Can I walk through the lobby now?
(もうロビーを通っても大丈夫ですか?)
You:
Yes, the floor is no longer wet. You can pass through safely.
(はい、床はもう濡れていません。安全に通れますよ。)
シーンB:マネージャーへの作業完了報告
Manager:
How is the conference room looking?
(会議室の様子はどうだい?)
You:
It’s all set. The coffee stains are no longer visible, and the trash cans are no longer full.
(問題ありません。コーヒーのシミはもう見えませんし、ゴミ箱も空にしました。)
シーンC:故障・清掃後の設備状況
Customer:
Is this restroom still closed?
(このトイレはまだ使えませんか?)
You:
No, it is no longer out of service. Cleaning and repairs are finished.
(いいえ、もう使用不可ではありません。清掃と修理は完了しています。)
💡 現場で役立つワンポイント・テクニック
状況をより正確に伝えるには、
still(まだ〜中)と no longer(もう〜ではない)をセットで使うのが効果的です。
The stairs are still being cleaned, but the elevator is no longer out of service.
(階段はまだ清掃中ですが、エレベーターはもう使用不可ではありません)
これだけで、
**「今どこが使えて、どこが使えないか」**が一瞬で伝わります。
【保存版】現場で役立つ「no longer」早見表
| カテゴリ | 伝えたいこと | 英語フレーズ |
|---|---|---|
| 汚れ | シミが消えた | The stain is no longer visible. |
| 臭い | 臭いが解消された | The odor is no longer a problem. |
| 安全 | 床が乾いた | The floor is no longer wet. |
| 安全 | 滑らなくなった | The surface is no longer slippery. |
| 備品 | 補充が完了 | The soap dispenser is no longer empty. |
| 場所 | 立ち入り可能 | The room is no longer off-limits. |
| 設備 | 使用可能(復旧) | This machine is no longer out of service. |
※ no longer working は「壊れている」という意味になることが多いため、
改善・復旧報告では out of service を使うのが安全です。
おわりに
We should no longer be children.
(私たちは、もはや子供ではない)
この言葉が「成長」を意味するように、
清掃現場で使う no longer は、
「その空間が、あなたの仕事によって生まれ変わった」
ことを表す言葉です。
ただの否定(Not)ではなく、
変化と価値を伝える一言。
ぜひ、明日の現場から使ってみてください。

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