「可能にする」と訳すだけでは足りない!enable の正体
はじめに
enable = 可能にする。
辞書的には間違いではありませんが、この訳だけでは enable の一番大事なポイントが見えてきません。
enable は、
❌ たまたまできる
❌ 誰かが許した
という話ではなく、
✅ 「仕組み・構造・機能によって、できる状態を作る」
という、かなりロジカルな動詞です。
allow / let / make / help を学んできた人にとって、enable は
👉 その集大成 と言ってもいい単語です。
衝撃!enable は「人」より「仕組み」が主語になる
まずは、よくある例文を見てみましょう。
Technology enables us to work remotely.
これを
「テクノロジーが私たちに在宅勤務を許可する」
とは訳しませんよね。
ここでの enable は、
👉 「技術という仕組みが、それを可能にしている」
という意味です。
つまり enable は、
- ルール
- システム
- 機能
- 技術
と非常に相性がいい動詞なのです。
ポイント:enable は仕組みの力を表す
allow と enable の決定的な違い
ここで allow を思い出しましょう。
- allow:状況・環境が整う
- enable:構造・機能が備わっている
例文で比較
This policy allows employees to work from home.
(制度として在宅勤務が認められている)
This system enables employees to work from home.
(システムが在宅勤務を可能にしている)
allow は
👉 OKが出ている状態
enable は
👉 実際にできる仕組みがある状態
この違いが分かると、一気に英語が精密になります。
ポイント:allow は許容、enable は機能
「許可」と覚えるのはもう終わり!万能単語 allow を使いこなして「英語脳」へアップデートする方法

enable は「能力」ではなく「条件」を作る
初心者が混同しやすいのが can / be able to との違いです。
比較してみましょう
I can access the data.
(私はそのデータにアクセスできる)
This system enables me to access the data.
(このシステムのおかげで、そのデータにアクセスできる)
- can:個人の能力・状況
- enable:外部条件・仕組み
enable は、
👉 人の力ではどうにもならない部分
を担っています。
ポイント:enable は外部条件を作る
日常・ビジネスでよく使われる enable 表現
テクノロジー
AI enables faster decision-making.
(AIが意思決定を高速化する)
教育・成長
This program enables students to learn at their own pace.
(このプログラムで自分のペースで学べる)
社会・制度
The new law enables better support for families.
(新法により家族支援が強化される)
どれも、
👉 裏側に仕組みがある
ことを感じてください。
よくあるNG例と注意点
❌ He enabled me do it.
enable の後ろは、
❌ 動詞の原形ではありません。
⭕ He enabled me to do it.
※ allow / let / make との大きな違いです。
ポイント:enable + 人 + to 動詞
enable を使いこなすための「魔法の公式」
enable + 人 / 組織 + to + 動詞
例:
- enable users to manage data
- enable companies to grow
- enable people to live safely
「できた」ではなく、
👉 「できる状態をどう作ったか」
ここに注目すると、enable は非常に使いやすくなります。
まとめ:enable は「可能性を設計する」動詞
enable は、
❌ ただの「できる」
ではありません。
✅ 仕組みを作り、可能性を広げる単語 です。
今日からは、
👉 「誰がやった?」ではなく
👉 「何がそれを可能にした?」
という視点で enable を使ってみてください。
今日のミニ課題
👉 身の回りの技術や制度を1つ選び、”This enables us to…” で表現してみましょう。
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