誰かの優しい一言で、沈んでいた気持ちがパッと明るくなった。
そんな経験はありませんか?
聖書では、神様が人を許すことを
「重荷を持ち上げて(lift up)、運び去る(carry)」
と表現する場面があります。
自分一人では動かせないほど重い荷物を、
誰かがそっと肩から外してくれる——
そこには、深い安心感と優しさがあります。
英語にも、この「持ち上げる」というイメージを使って
人の心を元気にする、とても温かい表現があります。
それが “Lift one’s spirits”。
今回は、自分や誰かの心を軽くしたい時に使える
実用的で、しかも思いやりのある英語表現をご紹介します。
言葉の力を借りて、心の中の「重荷」をそっと下ろしてみませんか。
「持ち上げる(Lift)」が持つ、癒やしのイメージ
英文の中では、神様が「強い男(strong man)」のように、
私たちの罪や失敗という重荷を肩から外してくれる様子が描かれています。
日常英語の “Lift one’s spirits” も、同じイメージです。
-
spirits = 気分・元気・心の状態
-
下に沈んでしまった心を
誰かや何かが、そっと上に引き上げる
無理に引っ張り上げるのではなく、
「気づいたら少し楽になっていた」
そんなニュアンスを含んだ表現です。
実際の会話でどう使う? Lift one’s spirits
① 落ち込んでいる友人に、そっと声をかける時
相手を励ましたいけれど、
「頑張れ」とは言えない場面がありますよね。
そんな時に自然なのが、この言い方です。
ポイント
-
I hope を使うことで、押しつけにならない
-
メッセージ・メールでも非常によく使われる表現

② 励ましてもらった後、感謝を伝える時
誰かの言葉に救われた時は、
「ありがとう」+この一文がとても効果的です。
「あなたのおかげで、心が軽くなりました」
という気持ちが、そのまま伝わります。
③ 自分の気分転換について話す時
日常会話でもよく使われます。
always / usually と一緒に使われやすいのも特徴です。
似ている表現とどう違う?類語比較
「元気づける」を英語で言おうとすると、
いくつか表現が思い浮かびます。
でも、ニュアンスは少しずつ違います。
Lift one’s spirits / Cheer up / Encourage の違い
| 表現 | ニュアンス | 使う場面 |
|---|---|---|
| lift one’s spirits | 心をそっと持ち上げる | 落ち込んでいる人に寄り添う |
| cheer up | 明るく励ます | 親しい友人・カジュアル |
| encourage | 背中を押す | 挑戦・継続を促す時 |
「Cheer up!」が合わない時もある
深く悩んでいる人に
“Cheer up!”
と言うと、
「そんな簡単に元気になれないよ…」
と感じさせてしまうこともあります。
そんな時こそ、
という表現が、
相手の痛みに寄り添う言葉になります。
▼詳細はこちらで。
「Cheer up!」は万能じゃない? 元気づける英語の“明るさ”と“距離感”を読み解く
ネイティブがよく使う定番フレーズ
丸ごと覚えて、そのまま使える形です。
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That really lifted my spirits.
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I hope it lifts your spirits.
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Music always lifts my spirits.
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Just hearing your voice lifted my spirits.
【さらに一歩】寄り添うための Carry という表現
聖書の表現には、
“Lift” とともに “Carry(運ぶ)” も出てきます。
もし、身近に大変な思いをしている人がいたら、
こんな声かけもできます。
「手伝うよ」よりも、
相手の重さを一緒に担おうとする
とても思慮深い励ましです。
まとめ:私たちは一人で運ばなくていい
今回の記事では、
一つのフレーズから「心を整える英語」を見てきました。
-
Too much to bear で自分の限界を認め
-
Worlds apart で違いを客観的に眺め
-
Lift one’s spirits で自分も他人も元気づける
重荷を「持ち上げ、運び去ってくれる」
存在や言葉があることを知るだけで、
今日の一歩は少し軽くなるはずです。
英語を学ぶことが、
あなたの毎日をそっと照らす
“Lift your spirits” なツールになりますように。
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