【2025年版】iPadでZoomホストはもう「やりにくくない」!定期会議の面倒なリンク共有、マルチタスクの悩みは解決済み

かつて、私は定期的なZoom会議(〇〇勉強会)のホストをPCからiPadへ移行できるか試した際、「毎回、参加者に招待リンクを送るのが面倒」だと感じ、PCからの移行を諦めかけていました。

PCのサポート終了が視野に入りつつも、iPadでのホスト運用には課題があったのです。

しかし、状況は大きく変わりました。

結論から言えば、現在のiPadでZoomホストを務めるのは、工夫次第でPC以上に快適です。

「iPadでホストは大変」という過去の考えをアップデートし、場所を選ばない新しい会議スタイルを手に入れましょう。

この記事では、私がかつて感じた「やりにくさ」が、Zoomの機能改善とiPadOSの進化によってどのように解消されたのかを解説します。


※iPadの進歩はありますが、MacBookと比較すると断然MacBookだと個人的には思います。実際にiPadでも十分という方も少なくないので、それを前提に話を勧めています。

2. 課題①:「毎回リンクを送るのが面倒」はこう解決した

 

以前の記事で最大のデメリットとして挙げたのが、「毎週、参加者に招待リンクを送り直す手間」でした。これは、定例会議には全く向いていません。

しかし、これはデバイスの種類(iPadかPCか)の問題ではなく、Zoomのミーティング設定の問題で解決できます。

 

定期的なミーティング設定でリンクとIDを固定する

 

Zoomには、「定期的なミーティング」を設定する機能があります。

これを使えば、PCから設定しても、iPadから設定しても、ミーティングID、パスコード、そして一番重要な招待リンクはすべて固定されます。

  1. 会議をスケジュールする際に「定期的なミーティング」を有効にする。
  2. このミーティングの固定リンクを参加者に一度だけ共有する。

この設定をしておけば、ホストがiPadからワンタップでミーティングを開始するだけで、参加者は毎回同じリンクから入室できます。

かつて感じていた煩わしさは、この設定一つで完全に解消されます。


 

3. 課題②:ホスト操作の複雑さは「マルチタスク」で解消

 

PCでは複数のウィンドウを並べて同時に確認できますが、かつてのiPadではそれが難しく、ホスト業務が煩雑になりがちでした。

しかし、現在のiPadOSの進化により、この操作性はPC環境に匹敵するレベルまで向上しています。

 

Split View(画面分割)とSlide Overの活用

 

iPadには、画面を分割して複数のアプリを同時に使用できる機能があります。

機能 使い方とメリット
Split View (画面分割) 画面の半分にZoomアプリ、もう半分にメモや参加者リストを表示。PCのデュアルモニターに近い感覚で、資料確認と会議進行を両立できます。
Slide Over (重ねて表示) Zoomの上にチャットアプリなどを小さなウィンドウで重ねて表示。緊急のチャット確認などに瞬時にアクセスできます。

これらのマルチタスク機能を活用し、PCで複数のウィンドウを切り替えるのに近い、あるいはそれ以上に直感的なホスト操作が可能になります。


 

4. iPadだからこそ実現できる強力なメリット

 

課題が解消された今、iPadをホストに選ぶことで享受できる、PCでは真似できない独自のメリットをご紹介します。

 

🔴 【重要】iPad Air 3など旧モデルでも快適に使えるか?

 

読者の方で旧モデル(例:iPad Air 3)を使用している方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください。

ホストの快適性を高める重要な機能(定期ミーティング設定、Split View/Slide Over、Apple Pencilによる注釈)はiPad Air 3でも十分に利用可能です。

ただし、iPad Air 3のチップ(A12 Bionic)は現行モデルより前の世代です。「画面共有」「多数の参加者を表示」「Split View」を同時に使うなど、負荷が高い状況では、最新モデルに比べてわずかに動作が遅くなる可能性があることだけ留意しておきましょう。

ホスト業務の際は、不要なバックグラウンドアプリを終了しておくと、より安定して運用できます。

 

メリット①:直感的で優秀な「手書き注釈(Annotation)」

 

勉強会や解説を伴う会議で資料を共有する際、iPadとApple Pencil(またはスタイラスペン)の組み合わせは、PCのマウス操作を圧倒します。

  • iPad + Apple Pencil: 共有画面に直接、自然な文字や図形を書き込めるため、解説が非常にスムーズになり、会議の理解度を深めます。

 

メリット②:携帯性と機動性、そしてスマートな設置

 

MacBookなどのPCに比べて、iPadは圧倒的に軽量で薄く、携帯性に優れています。重いPCを持ち運ぶ必要がなく、どの部屋でも、すぐに質の高い会議をホストできます。タブレットスタンドと組み合わせれば、スマートに会議を開始できる点も魅力です。

 

メリット③:外部機器でPCと遜色ない操作性

 

Split Viewに加え、Magic Keyboardなどの外部キーボードやトラックパッドを併用すれば、PCで使うショートカットキーや正確なポインター操作が可能になり、ホスト操作のストレスがなくなります。


 

5. 終わりに:過去のイメージをアップデートしよう

 

かつて「iPadでのZoomホストは不便」と感じたのは事実ですが、それはZoomの機能改善とiPadOSの進化が十分でなかった時代の話です。

「定期的なミーティング設定」でリンクの問題は解消され、「マルチタスク機能」と「Apple Pencil」という強力な武器を得た今、iPadはホスト業務の「新しい選択肢」として十分に機能します。

もしあなたがPCの買い替えを検討している、またはもっと身軽に会議をホストしたいと考えているなら、ぜひ一度、最新のiPadでホスト業務を試してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。では。

 

 

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