✨ 利便性と「選択の自由」に焦点を当てる
災害や物価高、高齢化。私たちが直面する課題は山積みです。
では、それでもなお「この場所を選んで良かった」と感じる理由は何でしょうか?
それは、「多様なキャリアや生き方を選べる自由」と、それを支える「圧倒的な生活の質の高さ」にあるのではないでしょうか。
安全な水、時間通りの電車、全国どこでも受けられる医療。そして、一人ひとりのニーズに応えるきめ細やかなサービス。
70代の友人の言葉を借りながら、不安の時代だからこそ見直したい、私たちの足元にある「安心と利便性」の価値について考えていきます。
💬 友人に投げかけた問いかけ:先行きへの漠然とした不安
先日、70代の友人と久しぶりに話す機会がありました。
私も含め、多くの人が抱える漠然とした不安を、ストレートに彼に尋ねてみました。
私: 「連日のように報道される自然災害のニュース、お米などの物価高、そして将来の医療や年金への不安を考えると、世の中の先行きは明るいと言えるのでしょうか?」
彼は一瞬考えた後、私たちが普段ニュースで見る「不安な要素」とは少し違った、より大きな視点で返答を始めました。
📊 70代の視点:私たちが享受する「生存競争を超えた豊かさ」
友人がまず指摘したのは、「人々の基本的な営み」が続いているという事実です。
友人: 「確かに災害や課題は増えている。だが、世界的に見れば人口は増え続けている。大規模な食料不足や壊滅的な戦争がない限り、人々は子孫を増やし、生活を営むことができる。ニュースで目立つ被害や問題は、残念ながらある一方で、多くの人々が安定した日常を送れていることの証左でもあるんだ。」
彼は続けて、「昔の暮らし」と比較することで、現代の生活水準がいかに高いかを強調しました。
友人: 「例えば、江戸時代の農民は、お上のルールに従うしかなく、自分を自由に表現する生き方などできなかった。現代の私たちはどうだろう。自分のスキルや興味に合わせて多様なキャリアを選べるし、自由に自己表現できる。この『選択の自由』と、それを支える社会システム自体が、比類のない幸福なんだ。」
💡 治安、インフラ、そして「きめ細やかさ」という価値
私は、現代で目につく「自分さえ良ければ」という利己的な傾向や、事件の増加といった、人々の性質の変化について尋ねてみました。
私: 「人々が以前より自分さえ良ければとか、腹が立ったら人を殺すという危険な性質は、今が一番ひどいのではないでしょうか?」
友人: 「そう見えるのは、私たちの生活環境があまりに恵まれているからだろう。夜中に女性が一人で歩ける治安、コンビニで何でも手に入り、数十分で救急車が来る。もし生活が不安定で、常に生存の危機に直面していたら、小さなトラブルで腹を立てる余裕すらないだろう。」
彼は、私たちが「当たり前」だと思っている以下の要素こそが、この場所の真の価値だと力説しました。
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極めて高いレベルの治安
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高品質な医療へのアクセス
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安定したライフライン(水道水が飲める、時間通りの交通機関)
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消費者の一人ひとりに向けられたきめ細やかなサービス
🎯 結論:幸福とは「自分の決意と頑張り次第」で得られるもの
話の最後に、友人は彼の考えを総括しました。
友人: 「贅沢を求めなければ、この場所ではどうにでも生きていける。住環境や生い立ちなど、幸せになるために乗り越えるべき問題は誰にでもある。だが、この生活の質と自由があれば、自分の決意と頑張り次第で、自分の心から満足のいく生き方を見つけられる世の中だ。」
🌟 編集後記
私も独自の信念を持っているので、友人の意見全てに同意するわけではありません。しかし、「私たちは日々の利便性に慣れすぎて、その裏にある安心という最大の価値を見落としているのではないか」という彼の視点は、非常に示唆に富んでいました。
不安な情報が多い時代だからこそ、私たちの足元にある「選択の自由」と「生活の質の高さ」に感謝し、自分の人生をどう構築していくかという決意を持つことが、最も重要なのかもしれません。
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