先日、新聞集金で集めた売上金を新聞店の口座に振り込むため、最寄りの三井住友銀行の無人ATMコーナーへ向かいました。
一般的に「午後の方が空いている」という経験則から、並ばずにすぐに利用できるだろうと予想していたのですが、なんとそこには行列ができていました。
不覚にも15分ほど並ぶ羽目になり、大きなストレスを感じました。
😰 想定外の行列!その原因と無人ATMのリスク
26日という日付は、給与引き出しなどでATM利用者が増える時期なのはわかりますが、経験から言えば、午後であれば午前よりも空いているはずです。
なのに行列でした。
15分ほどでATMにたどり着けたのはまだマシでしたが、なぜこんなに並んでいるのだろうと思っていたら、原因が判明しました。
本来複数の機械が動作しているはずなのに、不具合が出たかして1台しかまともに稼働していなかったのです。
両替機と1台のATMが「調整中」との張り紙があり、機械の中でコインが流れる音がしていましたが、自動で直るわけがありません。
このような状態だと、自分が使用している時にも後ろに長蛇の列ができているため、急かされる気持ちになってしまいます。
集めたお金を入金するだけなのに、なぜこんな思いをしなければならないのかと強く感じました。このことが家を出る前にわかっていれば、少々遠くなっても人がいる支店に行った方が、並ばずに済むため無難です。
実はこのATMの場所、昨年までは無人のATMではなく、ちゃんとした銀行でした。
銀行経営も難しいのでしょう。縮小したものと思われます。
機械の故障などが生じると、定期的に使用しているユーザーにとっては、その影響は非常に大きいものとなります。
🏦 個人の銀行利用は「ネット銀行」でストレスフリーに
こういうご時世なので、個人的にはメインバンクをネット銀行に変えました。
私は、住信SBIネット銀行の自動入金システムを使って、給与が振り込まれる地方銀行(りそな)の口座から住信SBIネット銀行の口座に移動させ、そこから楽天銀行に無料で振り込むことで、楽天ポイントをできるだけ有効活用させる作戦を5〜6年前から実行しています。
給与振込銀行を変えなくても、楽天銀行をメインバンクにできるわけです。
現金が必要になれば、最寄りのコンビニATMですぐに引き出せるためストレスがありません。
そもそもいくらか現金を自宅に置いておけば、その必要さえほとんどないですが。
ネット銀行なら、家賃などの振り込みも振り込み手数料がかからずに済みます。
そうすることで、今回の地銀ATMになんか並ばなくても済むようになりました。
個人的には、ネット銀行のシステムも絶対不具合は起きないとは言い切れませんが、私はそのようなややこしいことにはなったことがないので、是非おすすめしたいですね。
一方で、ATMのような物理的な機械はどうしても故障しやすいと思います。
🏢 会社のお金はなぜアナログなのか?
ただ、個人の口座はそのようにしても、新聞の集金のお金は会社のものなので、従業員として会社の指定する銀行のATMに並ばなければいけないのです。
これって何とかならないのでしょうか?といつも思ってしまいます。
今回の私の場合は、たまたま故障に遭遇したというだけでなく、ATMという機械そのものの扱いの難しさも感じています。
個人的な体験ですが、以前100円ショップのダイソーの支払い機で、レシートを無理矢理引っ張り出したらエラーが出て機械が作動しなくなりました。
見張りの店員がすぐに駆けつけて直してくれましたが、並んでいる他の客に迷惑をかけてしまいました。
機械の扱いに慣れていない人も結構いるので、機械決済も良し悪しですね。
というわけで、無人ATMはちょっと不安があります。
いつ何時機械が故障するかわからないからです。
本当に急いでいる時は、少々遠くても支店に行った方が無難かもしれません。
🚀 まとめ:あなたの「時間」と「ストレス」の価値を再考する
今回のATMでの15分の行列は、単なる待ち時間以上のものを私たちに問いかけています。
それは、「あなたの時間と、業務上のストレスに、いくらの価値があるのか?」ということです。
1. 個人の金融は「解放」へ
個人的にネット銀行へ移行したことで、私たちは「銀行の都合(営業時間、ATMの行列、手数料)」から解放されました。コンビニATMがあなたの財布代わりになり、手数料の節約がポイントとなって返ってくる。この「ストレスフリー」な体験こそが、現代における最も価値のあるサービスです。
2. 企業の業務は「旧態依然」か?
しかし、会社の集金業務に戻ると、私たちは一転して「行列」という旧態依然とした問題に直面します。従業員の貴重な時間が、いつ壊れるか分からない機械の前で消費されているのです。
個人はネット銀行でスマートに、会社は現金入金でアナログに。
このギャップを埋めるためには、経営層や担当部署に対し、従業員の労働環境改善とリスク回避の観点から、集金業務のデジタル化(法人向け集金代行サービスや専用入金機の活用)を提案すべきです。
3. 最悪の事態へのリスクヘッジ
故障は突然訪れ、無人ATMは特にその影響が深刻です。本当に重要な入金や、時間をかけられない場合は、「遠くても有人支店を選ぶ」という賢明な判断が、結果的に最大の時間節約になります。
ATMの前に立ったとき、思い出してください。あなたの後ろにできた行列は、もしかしたらあなたの会社がまだ抱えている「非効率」という名の行列かもしれません。
あなたの不満は、実は多くのビジネスパーソンが抱える共通の課題です。この経験を、個人の生活だけでなく、会社のシステムを変えるための「一歩」として活用しませんか?
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