はじめに:なぜブログを続けてしまうのか?
「毎日頑張ってブログを書き続けているのに、PVがまったく伸びない…」
そう感じているあなたは、今まさにブログを続けるべきか、やめるべきかという、最もつらい時期にいるかもしれません。
毎日時間と労力をかけて記事を投稿しているにもかかわらず、1年経ってもアクセス数に何の変化もなければ、「このまま続けても意味がないのではないか?」と心が折れてしまうのは当然のことです。
ブロガーであれば、誰もが一度はそう思った経験があるでしょう。
PVが伸びないから「意味がない」は本当か?
実は、私はこのブログを2019年11月から約5年間運営し、現在までに600記事以上を投稿してきました。
最高月間PVは20,000に達した経験もあります。
そんな私自身の経験から言えるのは、PVが伸び悩んでいるからといって、あなたの記事投稿に「意味がない」と断じるのは早すぎる、ということです。
この記事では、PV数という目に見える成果がなくても、ブログを続けることがどれほど価値のあることなのか、私が実際に体験した3つの理由と、現代の効率的な継続戦略をご紹介します。
短期的なPV数に疲れてしまった方は、ぜひこの記事を最後まで読んで、もう一度ブログを続けるための確かな動機づけを見つけてください。
PV数ゼロでも「ブログ継続に意味がある」3つの理由
ブログを始めたばかりの頃や、停滞期に入ったときに最も陥りやすいのは、「誰にも読まれていないのではないか」という不安です。
しかし、実はPV数という数字に表れないところで、あなたの記事は着実に価値を生み出しています。
その価値を裏付ける、私の実体験に基づいた3つの理由をご紹介します。
理由1:リピーターの存在を感じる「生の声」がモチベーションになる
ブログを続けることの最大の報酬は、「誰かの役に立っている」と実感できることです。この実感は、PV数のグラフではなく、読者からの直接的な反応によって得られます。
私の例でお話ししましょう。
このブログとは別に、仕事関係のクローズドなコミュニティ向けに、業務関連の情報や個人的な雑記を投稿する掲示板を運営しています。
どれくらいの人が見ているかは正確には分かりませんでしたが、ある時、メンバーの一人からこんな言葉をもらいました。
「忙しくて1ヶ月くらい見るのを忘れていたけど、久々に覗いてみたら、面白いこといっぱい書いてますね〜!」
この「生の声」を聞いた瞬間、「見てくれている人がいるんだ」と、心から嬉しくなったのを覚えています。
この体験から学んだのは、たとえアクセス数が爆発的に伸びなくても、定期的に記事を投稿し続けることが、リピーターを育てるということです。
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毎日投稿する → 「今日も何か書いてあるかな?」と読者が定期的に覗きに来る習慣ができる。
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ごちゃ混ぜの内容でもOK → 時間がある時に読み、「知らなかったから面白い」という発見につながる。
彼らが特に面白がってくれたのは、「知り合い(無記名)が経験した内容」でした。読者にとって全く関係ない話題ではなく、身近な出来事や感想を少しでもシェアし続けることが、リピーターを増やし、次を楽しみにしてもらうための重要なポイントなのです。
PV数という大きな数字を追いかけるよりも、たった一人のリピーターのために書き続けるという意識が、継続のモチベーションを強く維持してくれます。
理由2:コンテンツの「独自性」が評価され相互リンクのオファーが届く
ブログを書き続けることは、将来的なビジネスチャンスや、あなたの専門性の証明につながります。
これはPV数には表れない、ブログの持つ「信頼性」という価値です。
私のブログでは、仕事で体験したハウスクリーニングの詳細を、2,000文字程度の記事にして日々投稿しています。
質に関しては読者の判断に委ねるとして、とにかく「毎日」「深く」書き続けることを意識していました。
そんなある日、暮らしのお役立ち情報を定期的に発信しているある大手サイトから、私宛に連絡が届いたのです。
「貴社サイトの記事の質の高さに感銘を受けています。当社の読者にとっても有益な情報であることは間違いありません。貴社サイトのSEO効果にもお役に立てると確信していますので、相互リンクを設置させていただけないでしょうか?」
公式的な情報が多いサイトから、個人の体験や感想をまとめた私のブログにオファーが来るというのは、本当に驚きでした。
もちろん、その提案に乗って相互リンクを設置することにしました。
この経験は、「自分のブログが認知され始めている」という、大きな自信につながりました。
たとえアクセスが少なくても、一つの内容を深く、多角的に掘り下げて書くことで、それはやがて「質の高い独自性」として評価されます。
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メリット、デメリット
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他社や一般との比較
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個人の意見や感想
これらを盛り込むことで、記事はペラペラな内容ではなくなり、一次情報としての価値が高まります。
PVが爆発的に伸びなくても、このようなオファーが一度でもあれば、それは継続するための強烈なモチベーションになるのです。
理由3:10年・1,000記事は通過点。長期目線がPVへの一喜一憂を防ぐ
なぜ多くのブロガーが挫折してしまうのでしょうか?
それは、ほとんどの場合、短期的な成果(PV)にこだわりすぎるからです。
私のブログは現在、約5年間の運営で600記事に到達しました。
この経験から強く感じるのは、どんな物事の成長にも「長期目線」が必要だということです。
「継続期間10年」かつ「1,000記事」を一つの通過点として設定できれば、それ未満の状況でPVに一喜一憂することはなくなります。
私は一時的に2万PVを獲得した経験もありますが、そこに至るまでも、記事数や期間がまだ半分にも達していない時期は、PVを気にしすぎないように努めてきました。
ネット上の情報を見ても、10年・1,000記事といった規模まで継続しているブログは、何らかの形で必ず成果を上げています。
これは、ブログ運営がマラソンであり、努力が複利のように効いてくる仕組みだからです。
PVに振り回されてモチベーションが萎えてしまうのは、ゴールが見えないから。
まずは「10年・1,000記事」を目標とし、それまでは粛々と質の高い記事を書き続ける。
そうすることで、あなたはPVという短期的なストレスから解放され、ブログを長期的に楽しむことができるようになります。
【実録】「書き続けるだけではゴミ」からの脱却:AIを活用した最新の継続戦略
「ブログ投稿を続けよう!」と心に決めたとしても、記事を書き続けること自体は、あくまでスタートラインです。
残念ながら、書き続けて公開した記事をそのまま放置しているだけでは、それは「ゴミ」と一緒になってしまいます。
PVを増やし、真の成果を得るためには、書いた記事を自分で復活させ、育てていく必要があります。
そこで私が現在実践しているのが、AIのサポートを活用した執筆とリライトのサイクルです。
これは、上記の「継続の意義」を最大限に活かしつつ、効率的に成果を目指すための戦略です。
経験をAIでブラッシュアップし、半年で成果を検証するサイクル
私の現在のブログ運営の核となるサイクルは以下の通りです。
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経験の詳細化(独自性の確保)
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その日の自分の経験や学びの詳細を、一次情報として徹底的に書き出す。
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(これは「理由1」と「理由2」で述べた独自性の源泉となります。)
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AIのサポートで記事化(効率化)
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書き出した一次情報をAIツールにかけ、記事として適切な構成、表現、SEO要素を含む形にブラッシュアップする。
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これにより、執筆にかかる時間と労力を大幅に削減し、継続のハードルを下げる。
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半年後のリライトと検証(成果の追求)
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新しく投稿した記事は、半年間を一つの区切りとして様子を見る。
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半年経っても検索順位やアクセス数に反応がなければ、その記事を読み返し、リライト(修正・加筆)を行う。
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このサイクルをひたすら繰り返すことで、書きっぱなしの記事をなくし、常にコンテンツの鮮度と質を維持することができます。
5年経ったら嫌でも成果が出る
ブログ運営は、闇雲な努力ではなく、明確な意図を持った「継続的な改善活動」です。
毎日、このAIを活用したサイクルで新記事の投稿とリライトを進めていけば、記事がゴミになることはありません。
5年間、自分の経験を元にした記事を投稿し続け、改善を繰り返せば、嫌でも成果はついてくると確信しています。
結論:PVを追いかけず、読者からの信頼を得るために継続しよう
ブログ投稿は、たとえPV数などの目に見える成果が見えていなくても、続ける意味は十分にあります。
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読者からの「面白い」という生の声(理由1)
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内容の関連あるサイトからの相互リンクの提案(理由2)
これらは、継続していなければ決して体験できない、事実としての成果です。
もちろんPV数は気になりますが、継続のためには短期的に追いかけない方が得策です。
まずは「10年」や「1,000記事」を達成し、読者からの信頼を積み重ねることを目指しましょう。
その達成後、振り返った時に、自ずとついてきてくれた成果を実感できていることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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