自転車のチェーンがカタカタ音が鳴り出して、緩んできたからそろそろ修理かな、と思ったとしても、自転車屋にもって行くとオプションで色々言われるのが嫌で、ためらってしまうということはないですか?
私もそれが億劫だったので、気になっていても我慢して乗り続けていました。
でも、自転車はいつまでも快適に走行できるわけではないので、それはよくないですね。部品は傷んでくるし、消耗するものだから…
ところで、自転車屋さんに修理をお願いした時にオプションの点検を勧めてきても、自分にある程度の知識があれば、不要なオプション点検は断ることができます。
そのために今日の自分の体験を記事にしますが、参考になれば幸いです。
さて、ここからは自分の体験。
自転車のチェーンが緩んできたので、カタカタと異音がするようになりました。
それは自分では直せない…店に持って行くしかない。
それで、持っていったところ、チェーンの緩みの修理は600円だと言われました。それは安くていいと思いましたが、案の定オプションの点検を勧めてきました。
「+600円で、自転車の総点検させていただきますよ〜。安全と快適な走行を維持するにはどうしても欠かせないので…」と。
「でも、それって絶対に不具合箇所は見つかるし、それに修理するとなると費用がかかりますよね?」
「ご安心ください。不具合についての修理のご提案はさせていただきますが、即修理ということにはなりません。」
「そうですか。そしたらお願いします。」
というやり取りで、今回は点検してもらうことにしました。
多分、どこでも一緒だと思いますが、下の図が点検項目です。
点検にはこんな項目があります。
- 鍵動作確認
- チェーン・変速調整
- スタンド動作確認
- 各部注油
- 虫ゴム交換
- ブレーキ・ワイヤー調整
- ハンドル・ペダル締め付け
- ライト・反射板
チェーンは今回修理しているので関係ありません。変速はそもそもないので該当せず。
ブレーキ、ワイヤーは微妙な状態ですが、現時点で問題を感じていないので、特に何もしませんでした。
ライトに関しては備えつけライトは潰れやすいので、今は自分でライトをつけています。なので該当せず。
楽天市場購入の自転車用小型LEDライト(1000円)の使用感
ちなみにライトはこれで十分ですよ。壊れにくいですし。
ただし、つけっぱなしだと取られたり、いちいちつけたり外したりしていると忘れることがあるというデメリットがあります。加えて、バッテリーが途中で切れたなどということも…
前輪の備えつけライトをつぶれないようにする方法として、以前はこんな工夫をしていました。
後輪の鍵も先日修理したばかりです。
後輪リングキー→カチッとはまらず抜けない時は我慢しないで自転車屋へGO
それで、各部注油や虫ゴム交換、ハンドル・ペダルの締め付けについては点検の価値を感じました。簡単ですが、結構面倒なので…
ところが、意外なところを指摘されました。
それは後輪のタイヤのスポークが一本外れていると。
その時に、一本でも外れているとタイヤがどのようにグラグラ動くか実演してくれましたが、自分としては、それが何かに刺さって危ないという状態ではなかったですし、乗り心地が悪いわけでもないので、修理はしませんでした。
2,000円かかるということなので…
チェーンより高いなあ、と思いましたが、「なるほど、こういうことで自転車屋さんは食べていってるんだな」と察しました。
スポーク1本外れているとどれほど危険か自分でも調べてみるとこんなコメントが…
スポークが折れたまま乗るとホイール自体が歪み、ブレーキと当たったりして修理費用、交換費用に結構金食いますよ。 どこかの自転車雑誌に載ってたんですが、そのスポークの隣の隣のヤツを(左右)専用の工具でしめると最低限乗れるらしいです。そんな工具持ってないでしょうからラジオペンチでそれらのスポークの根本をしめてみては?
後で、家で確認してみたのですが、どこが外れているのか分かりませんでした。
もしかしたら、自転車屋さんが、スポークの根本を閉めてくれたのかもしれません。
本当にバラバラっとなると危ないので、その時にはあらためて修理に出そうと思います。
1本緩んだら、他のスポークに余分な負荷がかかるのは素人が考えても分かることなので…
もし点検がなかったらこういうことには気づかなかったですね。
そう考えると、600円の価値はあったかもしれません。
でも15,000円の自転車なので、五年経ったら色々と消耗しています。
修理代を加えていったら買い替えるのも一案ではありますが…
それは、後日検討します。
ということで、まとめです。
600円の点検のメリットは二つあると思いました。
- 注油とか虫ゴム交換とかペダルやハンドルの不具合と緩みを直す
- 自分が知らなかった部品の消耗に気付く
とはいえ、その600円も惜しい状況なら、必ずしも必須ではないかもしれません。
その場合は、あっさり断ってもいいと思います。快適にストレスなく走行できていると感じるのは他人ではなく自分だから…
自転車屋さんに修理にもって行くと、色々と不具合がわかって逆に不安になる、あるいは結局は予想の倍以上の費用がかかのでどうしてもためらってしまう…
お気持ち察します。
どうしても費用を出したくないなら、気になる箇所だけ修理して、あとは色々言われても、「また考えておきます」と断ればいいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
では。
自転車のサドルの交換は自転車屋さんの工賃込みで3,000円でした
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