通常は空室のハウスクリーニングを中心に作業をしていますが、今日は在宅の洗濯パンの排水の詰まり除去に行きました。
訪問してみたところ、部屋は1Kの賃貸マンションで住人は20代男性です。
こんな感じのお風呂とトイレが一体型ですが、溜めたバスタブの水や洗面に水を流した時に排水の部分から逆流し、そして洗濯機の使用中に洗濯パンに流した水が溢れるとのこと。
ちなみに、この左側に便器、風呂場すぐ外に洗濯パンがある構造です。
なので、これは、バスタブ、洗面台、洗濯パンの配管が直通という構造だと解して、洗濯パンの排水が詰まっていると、すぐに察しがつきました。
そして洗濯機についている水道を止めて、洗浄機の水を繋げようとすると、実は水が止まっていなくて、水がプシューっと勢いよくその周りにかかってしまいました… 不覚。
この水道です。壁全体、天井や洗濯機にも結構水がかかったので急いで拭きあげました。
洗濯機のホースを抜く前に栓を閉めたはずなのに…
家の人には謝りましたが、基本的なことでミスしてますね。これは反省点です。
水道が閉まっているか、真空になっていて固かったのが原因だと思われます。
さて、洗濯機を少しずらして、洗濯パンの排水の部分につながっているホースを抜いて、洗浄機の細い管を配管に突っ込んでいきます。
こんな感じです。3メートルくらい奥まで入りました。
結構、洗濯パンが汚れてますね…
では洗浄していきます。
10分ほど洗浄しました。
すると、あっさり詰まりが解消したではないか! やったぜ。
言い忘れましたが、細い管を突っ込んでいく時に洗濯機は非常に邪魔です。突っ込んでいく穴が目に見えない…
こんな場合には、排水の場所から玄関の方に排水管が伸びているのが普通です。
それで、手探りでそっちの方向へ穴を探してみる… やった見つかった!と思った時に管が配管の中をスルスル入っていきました。ここが慣れていないと難しいところですね。
見えていないので、うまくいくかどうかは経験と勘。今回はうまくいきました。
そして、無事配管の詰まりが取れて問題解消!
家の人にも詰まりが取れたことを確認してもらって、堂々と退散することができました。よかったです。
相手から感謝されると、仕事して良かった!と感じますね。地味ですが配水管洗浄は困っている人を助けて喜んでもらえるという満足感があります。
最後に、汚れていた洗濯パンを雑巾で綺麗にして… おかげで雑巾は無駄にすごく汚れました。笑
この経験から言えることは、ケルヒャー程度の洗浄機でも家の中の配管の詰まりは大抵取れるということです。
もっと強い高圧洗浄機はいくらでもありますが、水圧が強すぎると年数が経っている水道管にも破損しそうでよくないので…
もう20年くらい配管洗浄の作業をしていますが、今まで、ケルヒャーで解決できなかった家の中の配管の詰まりはないですね。今回使ったケルヒャーはこれです。
逆に言えば、この機械さえあれば配管の詰まりは解消されるということですね。
ということで、今回は洗濯パンの排水管の詰まりはケルヒャーで解消できました。
ポイントは配管がどのような構造になっているのかすぐに見分けることだと思います。その後は上手に管を出来るだけ配管に突っ込んでいく、それさえできれば後は機械が勝手に仕事してくれるというわけですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では。
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