お掃除機能付きエアコン 本当に掃除しなくていいの?

答えはNoです。

そう思った今日の出来事をお伝えします。

ある時、知り合いの80代の女性から「エアコンのお掃除お願いできませんか?そんなお仕事してるんですよね?」と言われて、「自分の家のエアコンなら洗浄できます。お掃除機能付きではなくシンプルなタイプだからです。お掃除機能付きは業者でも難易度が高いです。」と答えました。

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聞いてみると、お掃除機能付きエアコンで、10年くらい何も触っていないとか…

匂いが気になるわけではなく、異音もしないけど、流石に10年経ったら業者に頼んだ方がいいのではないかと思ったそうです。

しかしながら、その必要があるかどうか分からない段階で業者を呼ぶのも費用がもったいない…と言われたので、「一度見てみましょうか?お掃除ユニットの分解は控えたいと思いますが、エアコンクリーニングが必要かどうかは判断できますし、私でできるところまではその場でさせていただきます。」

このような経緯で実際に見てみました。

機種はSHARPの2012年製で「AY-B25XE9」

10年前のタイプで説明書はもうないとか…

それで、ネット検索して取り扱い説明書を見てみます。

これです。

https://www.2525osouji.com/manual/mn-sharp/pdf/ay-b22-56xe9.pdf

このリンクの記載のお手入れ(3)まではおうちの人でも手入れができることをその人に教えてあげました。

現場写真撮影はできなかったのですが、吹出口はカビとホコリだらけでした。

なので、できれば業者を呼んで一度綺麗にした方がいいと思います、と提言することに。

現物ではありませんが、おおよそこんなイメージだったので。

「えっ、お掃除機能付きと聞いてたから掃除しなくていいものだと思ってた…15万円もしたのに…」

「そうなんです、、うちのはお掃除機能付きではないので5万円でした。3分の1ですね。どっちにしろ結局エアコン洗浄は必要なので…」

夫婦とも80代な上に肺が悪いそうなので、そういう方にはなおのことエアコンから出てくる空気はできるだけ綺麗な方がいいですよね。

10年も放っておくとお掃除機能付きエアコンの中は間違いなくこういう状態になっているでしょう。

なので、お掃除機能付きエアコンだからと言って掃除しなくていいというわけではないのです。

お掃除機能ユニットを自分で分解するのは怖くても、吹出口やファンなどもある程度までなら洗浄する方法はあります。

エアコンのファンなどを本体カバーを外さずに清掃する方法 

でも、10年も経ったら費用を出して徹底分解洗浄する価値はあります。

「AY-B25XE9」「洗浄」で動画検索すると分解手順を解説している動画がありました。

自分のだったら、分解にチャレンジするのですが…

他人の物だから、経験のないことは慎みたいと思います。

その結果、エラーが出てしばらく使えなくなったら、それこそ大変なことになるからです。

この記事で、素人でもお掃除機能付きでないエアコンは頑張れば洗浄できるのでお役に立てば幸いです。

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