洗面台で剥離剤をつけ置き洗いで使うと表面がメロメロと…(ハウスクリーニング)

毎回のハウスクリーニング作業でインシデントレポートをつけています。

今後の作業に活かすために。

ちなみに前回はこれです。

ベランダ窓の遮光フィルムの糊跡除去に3時間… もう少し時短できる?

 

さて、今回はタイトルの通りなんですが、お風呂場や洗濯板のパーツ等を洗うために、洗面台でつけ置き洗いをするわけですが、カビキラーが不足していたために剥離剤を混ぜたらどうなったか?というお話です。

私は強アルカリ洗剤を長時間つけ置くと素材がどうなるのかということをよく知っているので、そもそも洗面台でつけ置きするということをしていません。

コンロの五徳を苛性ソーダのつけ置き洗いは白く変色するリスクあり!実例つき

洗面台が変色する可能性があるからです。

今回の洗面台はこのようなタイプ。同じマンションの別の部屋の清掃後の仕上がり写真になります。

まあ、標準的なタイプですね。

同じ会社の同僚の反省レポートをお伝えします。以前にも私はその工法に伴うリスクをあれほど言ったのに〜

では、ここから送られてきたメールをコピペします。

 

今日のトラブルに関して状況をご説明いたします。

いつも水回り小物を洗面台に水をためて洗剤を入れて付け置きしています。今日はたまたまカビクリーナーの量が少なかったので、カビクリーナー少しとオールゴー(剥離剤)をある程度入れました。
しばらくして様子を見ると白いモロモロが浮いているのが見えました。「なんだこりゃ」と思って水を抜いてみると排水口の周囲が剥げていました。【写真参照】

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社長にすぐに電話して対策を仰ぎましたが、「担当者に説明するのがいいと思います」と言われましたので電話しました。担当者さんが来られて、「この洗面台ヒビが入ってたので上から塗ってるんですよ。2日かかったんやけどなあ」と言いつつ業者に電話してくださいました。一旦帰られてからしばらく後にまた来られて「業者さんが今日の夕方6時から夜にかけてまた補修してくれることになりました」となり、あさっての引き渡しには間に合うことになりました。業者さんには本当に申し訳ないです。

ですから、おそらく原因は、陶器の上に補修で塗った洗面台にたまたまオールゴーを使ったのが原因と思われます。塗った素材が剥離されたのだと思います。皆様はオールゴーを洗面台で使うことはないと思います。オールゴーはすごい力なので使用は慎重にしなければならないと再認識させられました。

今後は付け置きはBOXでしようと思います。洗面台はデリケートに扱いたいと思います。お騒がせして申し訳ありませんでした。

 

この手のタイプの洗面台は、前の入居者の退去の際にヒビが入っていたので洗面台を取り替えるというより塗装による補修をしていたみたいですね。

あまりにも綺麗に塗装されていたので、作業者にはそのことは気づかない、だからいつものように洗面台でつけ置き(そもそも住居内の備品に剥離剤はNGですが)して、このような悲劇が生じたわけです。

それにしても、この補修にどのくらいの費用がかかったのでしょうか?

これも、担当者が雇用者宛のメールを受け取ったのでコピペで。

本日ハウスクリーニングの際に、つけおきをしていたら、補修したところが剥げる事案がありました。洗面台の補修を、七万円くらいかけて専門業者より施したそうです。担当者によると、これまでも、補修跡が傷ついた事が、少しずつあったと言われました。私たちは、気づかずに洗剤やスポンジなどを使って擦るなどをしてきれいにして来ました。それで、今後は強い洗剤と硬いスポンジ面は使わずに清掃できたらと思います。宜しくお願いします。
確かに私も見た目がスッキリしなかったり、触ってみてベトベトしていたりすると結構キツく擦っていましたが… こういう背景があるので今後はそこそこでやめておきます。
ちなみにトイレの便器の水の溜まっているところの塗装も弱いです。固いもので擦るのはNG。ハウスクリーニング作業者ならご存知だと思いますが、念のために加えました。
自分の失敗ではありませんが、このような情報を受け取ると、同じ失敗を繰り返さないように注意できるのでためになります。
作業者の失敗というような書き方をしてその人には申し訳ないのですが、100%その人の過失だとは思っていません。というのは、先方も補修した箇所については事前に仕事依頼書に注意書きとして書いておくか、現場でテープでも貼って印するなどして知らせてほしいです。それがデリケートな部分であれば尚更。そうするなら、そのようなことが起きる可能性はゼロとは言いませんが、激減するでしょう。
作業のスキルも大事ですが、コミュニケーションはもっと大事ですね。
作業レポートは以上です。

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