🍵 言葉がうまく出なくても、心は伝わる
ボランティアとして、アメリカと中央アメリカから来る12人の方々を迎える交流イベントを企画するわけですが… 開催日付は2025年10月21日。
国際交流の場で言葉の壁は確かに存在しますが、大丈夫!
言葉がうまく出なくても、手作りの料理と笑顔があれば、気持ちはちゃんと伝わる。
食事の時間は、まさに心と心が通じる瞬間ですよね。それで「日本の家庭の味を知ってほしい」という想いを込めて、私たちは心を込めて手作りの料理を用意しました。
二八そば、えびだんご、だしまきたまご、カクテルずし、串あげ、わらびもち…。にほんの家庭で愛されてきた、優しくてほっとする味ばかり。
準備を進めるうちに一つの悩みが浮かびました。
「これを英語でどう説明すればいいんだろう?」
英語の聞き取りはできても、料理の名前となると急に難しく感じますが、過度の心配は不要。
英語が完璧じゃなくても、「心を込めて伝える」ことがいちばん大切だから。
🍱 料理名はかなでOK!
日本語の響きは、むしろ魅力です
海外の方に日本の料理を紹介するとき、無理に英語風に言おうとしなくても大丈夫です。
むしろ、「日本語のまま」で紹介すると興味を持ってもらえることが多いからです。
“What’s Ebi dango?” と聞かれたら、笑顔で説明すれば会話が生まれます。
ここでは、かなで言える料理名と、すぐ添えられるやさしい英語の一言、そして「心を込めて作ったこと」を伝える一歩踏み込んだフレーズを、カタカナ発音の目安付きでご紹介します。
表が見にくくなって申し訳ありませんが、やはりかなの方が言いやすいんですよね。
料理名をそのまま伝えたあとに、短く、心を込めた英語の説明を添えるだけ。それだけで、相手は「へぇ!」と興味を持ってくれます。
🌟 発音のコツ 英語は日本語より抑揚(イントネーション)があります。カタカナ通りに棒読みせず、単語の頭を少し強く、感情を込めて言ってみましょう。例えば “My favorite!” は「フェイヴァリット」の「フェイ」を少し強調すると伝わりやすくなります。
🍴 会話がはずむ “ちょっとしたひとこと”
英語で料理を説明するとき、文法よりも「声のトーン」と「笑顔」が大事。難しい言葉を並べるよりも、こんな一言を添えるだけで空気がやわらぎます。
- “Please feel free to try anything.” (プリーズ フィール フリー トゥ トライ エニシング。:どうぞ好きなものを自由に召し上がってください)
- “We made everything ourselves.” (ウィー メイド エヴリスィング アワセルヴズ。:すべて手作りです。心を込めて作りました)
- “If you like it, I’ll share the recipe!” (イフ ユー ライクイットゥ、アイル シェア ザ レシピ!:気に入ったら、作り方を教えますね)
そして、質問がきたら慌てずに、短く優しく答えてみましょう。
言葉の数よりも、声の温度。
お互いの笑顔があれば、それだけで会話になります。
🌸 伝わるのは、“完璧な英語”ではなく“心”
ボランティア活動の魅力は、「人のぬくもり」が直接伝わること。
英語が少しぎこちなくても、料理の香りと笑顔があれば、気持ちはちゃんと届きます。
相手が母国語でない英語を話していることを思えば、こちらが“にほんごなまりの英語”を話しても、むしろ親しみを感じてもらえることも多いのです。
言葉は違っても、テーブルを囲めば笑顔は同じ。
今日も、「おいしいね」のひとことで、世界が少し近づきますね。
☕ まとめ:料理でつながる小さな国際交流
今回の交流イベントに向けて、私たちも本当に一生懸命取り組みました。英語が苦手な中で、どうすればこの日本の味と、おもてなしの心が伝わるだろうか。そんな不安を抱えながらの準備でした。
でも、結論から言うと、「難しく考えなくてよかった!」と心から思っています。
食卓を囲んで、勇気を出して「This is Dashimaki tamago! Dashi is the secret ingredient here!」とカタコトの英語で伝えた瞬間、相手の方がニッコリ笑って「Oh, Dashi!」と応えてくれたときの喜びは忘れられません。
完璧な英語でなくても、こちらの「伝えたい!」という気持ちと、笑顔、そして手作りの料理のぬくもりがあれば、言葉の壁は溶けていくことを実感しました。
この経験から得た、大切な気づきをまとめます。
- 料理名は、無理せずかなでOK。(むしろ、それが会話のきっかけになる)
- 英語は、短くてOK。(大事なのは、声のトーンと笑顔です)
- 一番大切なのは、このことに一生懸命取り組んだ、伝えたいという「心」
ボランティアとしての温かい時間を、言葉と料理で少しずつつないでいけたら素敵ですね。私たちのように英語に不安がある方でも、この小さな一歩が、きっと素晴らしい国際交流につながるはずです。
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