ブログは地を這って、ある日パッと開花する? ──その話、本当かを冷静に見てみよう

「ブログは最初、地を這うように伸びない。でも、ある日突然パッと開花する」

ブログを続けていると、必ず一度は目にする言葉です。
SNS、note、YouTube、成功談まとめ記事──どこにでもあります。

最初は希望になります。
でも、しばらく続けていると、こう感じ始める人も多いはずです。

「……本当にそんな日、来るの?」

この記事では、その“定番フレーズ”を否定も肯定もせず、
実際にアクセス解析を見続けてきた視点から、静かに整理してみます。


なぜこの話は、ここまで広まったのか

理由は意外と単純です。

  • 成功した人は「途中の地味な変化」を語らない

  • 失敗した人は「開花しなかった事例」を表に出さない

  • 派手な物語のほうが拡散される

その結果、

ずっと0 → ある日100

というドラマ用に編集された構図だけが残ります。

でも、これは「嘘」というより
途中を省略したダイジェストに近い。


実際のブログ成長は、もっと地味

アクセス解析を日常的に見ていると、
現実はだいたい次の流れをたどります。

  1. ほぼ0の期間
     検索エンジンにまだ「存在していない」状態

  2. ポツ…ポツ…と入る
     評価テストが始まる

  3. 間隔が詰まる
     再現性が確認される

  4. 面で広がる
     ここで「突然伸びた」と言われる

重要なのは、
④は突然でも、①〜③はずっと積み上がっているという点です。


「地を這っている」と感じる正体

多くの人が不安になるのは、
②や③の段階です。

  • アクセスは0じゃない

  • でも爆発もしない

  • 派手な変化がない

この状態を
「まだ地を這っている」と解釈してしまう。

でも実際は、

もう地面から顔を出している

状態です。

見えづらいだけで、止まってはいません。

変化が起きていないように見える時間ほど、
実は中で評価が積み上がっています。

だからこそ、
「今できることを増やそう」と焦らなくてもいい場面がある。
そんな話を、別の記事で書きました。
▶︎ 果報は寝て待て、はサボりじゃない。 ――体の回復も、ブログの微増も「触らない勇気」が9割を決める


「突然開花した人」の正体

よく見る成功談を、少しだけ冷静に読むと気づきます。

  • 更新期間:1年以上

  • 記事数:100〜300

  • 途中で何度も迷っている

  • 何度も「もうダメかも」と思っている

つまり、

やめなかった人

それだけです。

「才能があった」「運が良かった」よりも
継続できる形に調整し続けた結果。

「突然伸びた人」が特別に見えるのは、
途中でやめた人の声が残っていないからかもしれません。

実際に検索上位を見て気づいたのは、
もっと地味で現実的な共通点でした。
▶︎ やめなかった人だけが残っている。検索上位ブログを見て気づいた共通点


派手な成功談が、逆に毒になる理由

問題は、こうした話が

  • 今まさに②〜③にいる人

  • すでに芽が出ている人

に対して、

「まだ足りない」
「まだ地を這っている」

という誤った自己認識を与えてしまうこと。

本当は進んでいるのに、
自分でブレーキを踏んでしまう。


大事なのは「爆発」じゃない

ブログで本当に大切なのは、

  • 一気に伸びるか
    ではなく

  • 静かに戻ってくる読者がいるか

あなたが見ている

  • リアルタイムの数字がポツポツ埋まる

  • 極端な空白が減る

  • 派手じゃないが安定している

これは、
開花前夜の静けさではなく、
すでに育っている証拠です。


まとめ:この話を、こう捉えると楽になる

「ブログは地を這って、ある日パッと開花する」

この言葉を、こう言い換えてみてください。

ブログは
静かに積み上がり、
変化した瞬間だけが目立つ

そう考えたほうが、
不安にも、他人の成功談にも振り回されません。

派手な物語は要りません。
ストレスなく続けられる形こそが、
いちばん強い。

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