「リノベーション物件の清掃、終わったと思ったら後から細かい指摘が……」
ハウスクリーニングに携わっている方なら、
一度はこんな経験があるのではないでしょうか。
特に、大阪市内などの賃貸マンションで多い
キッチン・フローリング・クロスまで一新されたリノベ直後の現場。
元が綺麗だからこそ、
「今回はサッと仕上がるな」
そう思って入った現場に限って、後からモヤっとする指摘が入る。
今回は、そんな**“納得いかない指摘”が入った実体験**をもとに、
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なぜリノベ清掃は油断するとハマるのか
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どう受け止めれば、次の現場で余裕を持てるのか
同業者向けに、正直に書いてみます。
■ 綺麗に見える「リノベーション済み」の罠
今回の現場は、大阪市内の2DK賃貸マンション。
リノベーション直後で、
キッチン・洗面台・フローリング・壁のクロスまで一新。
一見すると
「これ、清掃いる?」
と思うほど、見た目はピカピカでした。
新品の設備を傷つけないよう、
いつも以上に神経を使いながら作業。
作業自体はスムーズで、
「よし、きれいに収まったな」
そう思って現場を離れました。
──ところが、ここに大きな落とし穴がありました。
■ 乾くと浮き出る「白いクロスの木屑」
後日、営業担当から一本の連絡。
「各所に汚れが散見されます」
正直、心当たりはありませんでした。
それでも確認のため、現場へ。
そこで目に入ったのが、
**白いクロスにうっすら浮いた木粉(木屑)**でした。
これ、リノベ現場では本当によくある話です。
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ボードをカットした際の微細な粉
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静電気で壁に吸着
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清掃時は光の加減で見えない
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人の出入りや空気の動きで、後から浮き出る
清掃中に目視確認しても、
正直、気づけないことが多い。
「清掃時にはなかった」
でも
「後から見える」
このズレが、リノベ清掃の一番厄介なところです。
■ 「後出しジャンケン」のような設備汚れ
もう一つ、どうしても納得がいかなかったのが
スイッチプレートやコンセントカバーの汚れ。
私が入った時点では、
まだプレートが付いていない箇所が複数ありました。
つまり、
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清掃後に別業者が入る
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汚れた手でプレートを装着
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あるいは、保管状態の悪い部材を使用
その結果、
「汚れがある=清掃不十分」と判断される。
これを
「清掃完了とは言えません」
の一言で片付けられると、
正直、現場の人間としては言いたいことが山ほどあります。
(喉元まで出かかりますよね…)
■ 腹を立てるより「30分で終わる余裕」を持つ
もちろん、最初はカチンときました。
でも、そこで感情的になっても
時間も評価も、何も良くなりません。
そこで頭を切り替えました。
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リノベ現場は新築と同じ扱い
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少しの粉塵でもクレーム対象
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他業者が汚す前提で考える
そう割り切って、
全体をサッと拭き直し。
作業時間は、せいぜい30分ほど。
プロの技術があれば、
リカバリー自体は本当に一瞬です。
腹を立てるエネルギーを使うより、
次の現場、次の記事のネタにした方が
よっぽど生産的だと感じました。
■ まとめ:リノベ清掃で二度手間を防ぐために
今回の教訓は、とてもシンプルです。
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クロスは目視だけでなく、一度乾拭きして粉を落とす
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プレート未装着箇所があれば、事前に写真を残すか共有する
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他業者が入る前提で、心構えを作っておく
リノベ清掃は、
「汚れを落とす仕事」ではありません。
「汚れが後から出る前提で仕上げる仕事」
そう理解しておくだけで、現場のストレスはかなり減ります。
ノイズに振り回されず、
淡々と、余裕を持って。
今日も自分のペースで、
最高の仕上がりを目指していきましょう。
▼後からの指摘ゼロにするのは誰でも不可能です。ですが、軽減することはできます。
リノベ清掃で二度手間を防ぐために プロが現場で必ずやっている5つの事前チェック その「納得いかない指摘」は、段取りで防げる
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