はじめに
自分の家の浴室床のこのようなグレーの固い汚れは、金属石鹸と呼ばれるもので長年の積層に加えてガチガチです。
シャワーのぬるま湯で普通のスポンジでこすってもほとんど変わりませんでした。
築50年の賃貸物件で6年前に入居したのですが、元々この汚れはありました。笑
仕方ないのかなと思ってあきらめていましたが、YouTubeを参考に真似してみると思ったより簡単に落ちましたので記録しました。
といっても結構力を入れてこすりましたが…
このような汚れでお困りの方の参考になれば嬉しく思います。
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まずは水で濡らす前に茶色の研磨シートで軽くこする
まず、床を水で濡らす前に前処理が必要です。
ホームセンターで売っているこのような茶色の研磨シートで金属石鹸の汚れを軽くこすります。
硬さは400番です。
硬すぎず、柔らかすぎず、といったところでしょうか…ちょうどいい硬さでした。
これでこすると、こんな感じである程度まで落ちました!
結構力を使いましたが、シートに白い粉がついています。
これはその石鹸カス汚れです。
このようにこするのは素材をこするのではなく、汚れに傷をつけるという目的があります。
この後、洗剤を塗布する時に洗剤が汚れの傷に浸透して効果をいっそう発揮するのです。
続いて中性洗剤をスプレーで噴霧する
マジックリンの容器を空にして、水を入れて中性洗剤を混ぜました。
それを床に塗布するとこんな感じになります。
あっ、これは床の前についでながら壁に洗剤を噴霧した場面です。
床に噴霧して、先程の茶色研磨シートで軽くこすりました。
こすった洗剤の液体がグレーに変色しています。
ですが、おおかた金属石鹸が取れている感じになりましたね。
仕上がり状態
シャワー水で流すとこのような仕上がりになりました。
あきらめていたグレーの汚れが見事に落ちました。
作業時間は20分程です。
いや〜、この20分の作業労力は価値がありましたね。
これで気持ちよく入浴できます。
入浴後、中性洗剤スプレーを噴霧してシャワーで流すと掃除要らず(所要時間30秒)
この作業をしてから2ヶ月くらい経ってこの記事を執筆したのですが、毎回の入浴後に中性洗剤スプレーを噴霧してシャワーで流すことにしました。
手間ですが、わずか30秒なので…
そうすると、乾燥した時に中性洗剤の界面活性剤が発揮してキュキュっとすっきりした感じになり、ベタつきがなくなりました。
カビの餌が全くないので、カビも生えません。
なので、お風呂の掃除要らずです。
この一手間はおすすめですね〜。
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終わりに
この体験からお風呂の床のガチガチの汚れを落とすコツはこう思いました。
- まず研磨シートで軽く汚れに傷をつける
- 次にお湯で汚れを柔らかくする
- そこに中性洗剤を噴霧して汚れに浸透させる
- 汚れに洗剤が十分に浸透したら研磨シートで軽くこする
- シャワーで汚水を流し切る
結構積層になった簡単に落ちる汚れではなかったので、他の浴室床もこの方法で綺麗になるかと思います。
是非、お試しください。
※この風呂場の床は研磨シートが有効でしたが、床の形状によっては100均で売っているこげとりスポンジや硬めのチャンネルブラシが効くそうです。くれぐれも素材に傷をつけない程度の力でこすりましょう。
今回は一般目線で書きましたが、長年仕事でハウスクリーニングをしているのでその経験を書いた記事をご紹介します。よかったら参考までに。
汚ったない風呂場やトイレの清掃のビフォーアフターとコツ(ハウスクリーニング)
では。
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