【裏ワザ】100均スプレーでエアコンファンを洗浄!失敗しないための3つのコツ

エアコンの「あのドロドロのファン」、見て見ぬふりをしていませんか?

夏を終えた後のファンは、カビやホコリがぎっしり。

でも、「業者に頼むのは高いし…」「自分でやろうにも、特別な道具が必要そう…」と諦めていませんか?

実は、たった100円で手に入る「あるアイテム」と、知っておきたい3つの裏ワザさえあれば、自宅のエアコンファンを自力で、かつ安全に洗浄できるんです。

この記事では、清掃業者が「万一の現場」でも活用する、ダイソーのペットボトルスプレーを使った効果的な洗浄法を徹底解説。

失敗せずにカビ汚れを洗い流し、今年の冬はクリーンな空気で過ごしましょう!


1. なぜ100均スプレーでファン洗浄が可能か?

 

今回使用するのは、ダイソーなどの100円ショップで手に入る「ペットボトルに取り付ける油圧式(加圧式)スプレー」です。

こんな感じで、ガーデニングのスプレーのコーナーに置いてあると思います。

本来はガーデニング用の水やりツールですが、このアイテムの最大の魅力は、「手軽な加圧によって、ホースのように勢いよく水を噴射できる」点にあります。

プロが使う高圧洗浄機には及びませんが、エアコンのフィンやファンに付着した軽い汚れや、洗剤を洗い流す「すすぎ」の工程で、そのピンポイントな水圧が非常に役立ちます。

この裏ワザを知っておけば、万が一ホースが届かない場所や、急な清掃が必要になった際にも、慌てずに対応できます。

⚠️ 安全作業のために!洗浄前の絶対的な準備

 

すぐにでも掃除を始めたい気持ちは分かりますが、安全かつ確実に作業を行うため、以下の準備を必ず行ってください。

  • 電源オフとコンセント抜き: 感電防止のため、必ず電源を切り、コンセントを抜きましょう。

  • 養生(ようじょう): 洗浄水が垂れる床、壁、そして最も重要なエアコンの電装部分(基盤など)を、ビニールや養生テープ、タオルなどで徹底的に保護してください。

  • 洗剤について: 基本は水だけでも構いませんが、汚れがひどい場合は市販のエアコンクリーナーをファン部分に使用してから、このスプレーで水洗い(すすぎ)を行いましょう。


2. 失敗しないための【3つの絶対的なコツ】

 

この100均スプレーを実際に使ってみて分かったのは、パッケージの説明が不十分であるということです。

何も知らずに使うと「全然水が出ない!使えない!」と諦めてしまう原因になります。

このスプレーを「使える道具」に変えるための、最も重要な3つのポイントを解説します。

コツ①:接続できるのは「このペットボトル」だけ

 

ペットボトルのキャップのサイズは統一されているように見えますが、実は種類によって微妙に形状が異なります。

  • 使用推奨のタイプ: お茶やジュースによくある、飲み口のネジ山が浅いタイプ。

  • 使用不可のタイプ: 一部のミネラルウォーターなどに見られる、飲み口のネジ山が深く、口が若干細いタイプ。

間違ったタイプだと、何度ねじ込んでも水が漏れたり、加圧できなかったりします。スムーズに加圧できる、標準的なペットボトルを用意しましょう。

コツ②:ストローは「思い切って」カットする

 

付属のストロー(吸水パイプ)は、ほとんどの場合、長すぎます。そのまま使用すると、ペットボトルの底にぶつかって曲がり、水を吸い上げることができません。

  • 調整方法: ペットボトルに水を入れた状態で、スプレー本体をねじ込み、ストローの先端がペットボトルの底に少しだけ触れるか、底から少し浮くくらいの長さにハサミでカットしましょう。

コツ③:ストローを差す「正しい穴」を見つける

 

これが最大の難関です。

スプレーの裏側には、ストローを差し込む穴が2つ以上あることが多く、説明書にも記載がないため迷いやすいポイントです。

  • 正解の穴: ストローが本体の「吸い込み口(ポンプ部)」と直結している穴に差し込まれているか確認してください。間違った穴に差すと、どれだけ加圧しても水は出てきません。


3. 実践!エアコンファンを自力で洗浄する手順

 

上記3つのコツを押さえたら、いよいよ洗浄開始です。

  1. 準備: コツ①~③を参考にスプレーをセットし、水を入れます(ぬるま湯や洗剤液でも可)。

  2. 加圧: スプレーの上部にあるポンプを押し引きし、ペットボトル内に空気を送り込んで加圧します。加圧しすぎると危険なので、勢いよく噴霧できる程度で止めましょう。

  3. 噴射とすすぎ: ノズルをエアコンファン(送風口の奥にある筒状の部分)に向け、トリガーを握って水を噴射します。ファンの隙間を狙って、回転させながら汚れを洗い流します。

  4. 汚水受け: 噴射した水は、必ず事前に養生して用意しておいたバケツやビニール袋で受け止めます。

  5. 水量目安: 私の場合、エアコン1台のファンを洗浄するのに、ペットボトル1本半程度の水量で、汚水をしっかりと洗い流すことができました。

仕上げ:カビを寄せ付けない乾燥が重要!

 

洗浄が終わったら、最も重要なのは「乾燥」です。水分が残っていると、すぐにカビが繁殖してしまいます。

  • 乾燥方法: タオルで手の届く範囲の水分を拭き取り、その後、エアコンを**「送風」モードで1時間〜2時間**運転させて、内部を徹底的に乾燥させましょう。

この100均の裏ワザを使えば、もう高額な業者に頼む必要はありません。ぜひ試して、清潔なエアコンで快適な毎日を送りましょう!

 

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