この記事では、ちょっと長い前置きの後、タイトルの答えを書いていきたいと思います。
まず、自分が目にした光景からお伝えします。
家の近所を歩いていたら、出されたゴミに散乱防止シートがかかっているにもかかわらず、10匹くらいのカラスがよってたかって荒らしまくっていました。
すごい光景だったので、近づいて写真におさめようとしたら、見事にあっという間に逃げられた…
あ〜あ、汚らしくなった状況はこうです。
どこででもよく見かける光景ですが、管理者は片付けるのが大変… ゴミだから無茶苦茶汚らしいし、臭う…
でもなぜか、カラスにとってはご馳走なんですね。
私がこのシーンを写真を撮ろうとした時に逃げたカラスたちは、ここにいます。
バタバタ、バタバタっと一気に電線に飛びつきました。
この時にゴミを荒らしていたのは、ここに写っているのが全てではありません。
軽く2倍はいましたね。
しかし、カラスは人間を怖がっているんですね〜 あらためて思いました。
彼らは10匹以上、私は一人だけ。みんなでいれば怖くないという心理は働かないのだろうか…
ネットで「カラス」「逃げない」で検索するとカラスって逃げないらしいじゃないですか?
今まで考えたことがなかったけど、私が見る限りカラスは人間には臆病です。なぜなら、ちょっと近寄っただけで一瞬でみんな逃げたので。
私が去った後で、またゴミをあさるんでしょうね。
さて、ここから本題ですが、
青く硬い散乱防止シートがかかっていたにもかかわらず、なぜこのように荒らされる結果になったのか…
それは、一言で言えば隙間があったからでしょうね。
ちょっとでも入口があるとそこから侵入。
侵入された時点で負けです。やりたいようにゴミ袋を破りまくります。その中の食べれるものがどうしてもほしいから…
人間からすれば、二度と近づきたくない「ウエッ」と思うものでも、彼らには好物です。考えられない…
そういう本能なんですね。生き物という括りでは人間と同じですが、食べたいものは全く違う… 人間ってそのように全然違う動物から本当に進化してきたの? と、一瞬思いました。
いずれにしても、カラスは人間のように手足が使えるわけではなく、くちばししか武器はないので、完全に密閉してしっかり固定すれば歯が立たないはずです。
あとは、散乱防止のシートがくちばしに負けるようだとダメですが…
そこさえ気をつければ散乱することは防げますね。
それにしても、どうして防止シートで中身が見えないはずなのに、そこによってたかるのでしょうか?
犬などのように嗅覚が鋭い?
そうかもしれませんが、鳥が人間より強いのは視力です。
以下、ある文献から引用します。
ゴミ袋の中からカラスが食べ物を認識できるのは、優れた視力と色の識別能力にもよります。人間と比べると、カラスの視力は5倍であるうえ、赤・緑・青に加えて紫外線量も知覚できる視細胞を持っています。人間には虹は7色に見えますが、カラスには14色以上に見えている可能性があるとも報告されているほどです。
私は視力はメガネで矯正しても普通より良くないです。だから、運転免許証の更新の時に困るわけですが…
55歳の免許更新で心配だった視力&深視力の検査を何とかパスできた体験
それで、私は遠くの標識は以前よりぼやけて見えますが、普通の視力の人なら当たり前に見える標識やナンバープレートの数字。それよりも5倍見えるとなるとかなりですね。
人間にはちょっとぼんやり見えるものでも、カラスなら一発で識別できます。
その視力分けてほしい…
虹も人間より2倍識別できる。
だから遠くからでも、「おっ、あそこに美味しいものがあるぞ。」とゴミ袋を鋭く見つめるんですね。
彼らは人間が来たらビビって逃げるくせに。
私も、いただいたお芋さんのお菓子を自転車の前カゴに入れて、ちょっとだけ離れただけなのに、カラスに見事に突かれました。もちろん、もうそれは処分。
カラスの武器は嗅覚ではないようです。
ということで、ゴミ袋を出す場所は、硬い散乱防止シートに隙間をなくして、動かないようにしっかり固定することで防げます。
カラスは器用ですが、パワーがあるわけではないので。
管理者さん、荒らされたゴミの処理、お疲れ様です。大変ですが、中途半端にシートをかけてるだけではだめみたいですね。
お互いに、何事も対策は緩くするのではなく、しっかりやるよう注意していきましょう。
当たり前のような話でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
では。
関連記事→たまたま、ハトのイチャイチャを見たので写真を撮りました
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