大型免許の更新通知が来て、真っ先に「視力0.8の壁」と「深視力検査」が心配になった50代・60代の方へ。
私も55歳で更新に挑み、過去の苦い経験から今回も不安でいっぱいでした。
特に大型免許は普通免許より基準が厳しいため、不合格になったらどうしよう、と胃が痛むほど悩んだ方も多いはずです。
しかし、ある3つの秘策を実践した結果、再検査を経てギリギリながらも無事パスできました。
この記事では、私と同じように不安を抱える方が自信を持って合格できるように、検査当日のリアルな体験と具体的な対策のすべてをお伝えします。
結論から言うと、焦らず準備すれば『何とかなります』。
あなたの不安を解消する助けになれば幸いです。
【結論先出し】55歳が実戦!大型免許更新の視力検査を突破した3つの秘策
最初に、私が無事に合格するために効果的だった、最も重要な3つのポイントをまとめます。
- 検査当日、警察署に着くまではスマホを一切見ない(目を酷使しない)。
- メガネは直近でできるだけ遠くがハッキリ見える度数に作り替えておく(0.8ギリギリを狙う)。
- 深視力テストでは、絶対に焦らない。「ピッタリ真ん中」よりも「動いていないことを確認してから」押す。
【視力検査の壁】大型免許の基準0.8は伊達じゃない!当日のリアルな緊張と対策
私は幼い時から目が良くなく、過去の免許更新でも一発で合格できた経験はありませんでした。
今回、最も不安を煽ったのが、大型免許保持者に課せられる「視力0.8」という高い基準です。
普通免許が0.7で合格できるのに対し、この「0.1の差」が本当に大きい。
1年前に眼鏡を作り替えた際も、店員さんから「更新の視力検査でギリギリ見える程度」だと伝えられており、50代半ばになり視力が落ちているのではないかという不安はピークに達していました。
私が実行した「当日スマホ断ち」作戦
ベストコンディションで検査に臨むため、私は更新日当日、警察署に着くまではスマホを一切見ないという秘策を実行しました。
目の疲労を最小限に抑え、遠くを見ることに集中できる状態を作り出すためです。
検査本番:急かされ、間違えるも、粘ってパス
予約した朝9時に警察署に到着し、受付を済ませていよいよ視力検査です。
担当の女性警官は、たくさんの人を処理するために、非常にテキパキと(正直に言えば急かすように)対応していました。
その焦りから、案の定、円の開いている方向をいくつか間違えてしまいます。
検査官からは「違いますよ〜」と大きな声で指摘され、待合室の人々の目が気になる恥ずかしさもありましたが、心の中で「焦るな、粘るんだ」と自分に言い聞かせました。
結果として、間違えた割には「何とかパス」という結果に。この経験から、「少々間違えても、落ち着いて挑戦し続ければ道は開ける」ということが大きな学びになりました。
深視力テストで「押すのが早い!」と不合格に。再検査で活路を見出した方法
視力検査を何とか終え、次に待ち受けていたのが深視力検査です。
過去にも難儀した深視力テストでは、最初の機械で早速つまずきました。
検査官からは「押すのが早いですよ〜」と何度も指摘され、結局「再度テストをやり直します。これでは手続き進められません。おかけしてお待ちください」と不合格を言い渡されてしまいました。
不合格から「開き直り」への切り替え
不合格と言われた瞬間は、「どうなってしまうのか」とガッカリし、正直怒りの気持ちも込み上げましたが、ここで冷静さを取り戻すことが重要でした。
「5年に一度しかこんなテストしないのだから、不慣れで当たり前だ」と開き直り、次のチャンスを待ちます。
10分後、名前を呼ばれて別の担当者(もう少し若い女性警官)と別の機械で再テストに臨むことになりました。
秘策3:「焦らない」を徹底した再挑戦
新しい担当者は、真ん中のバーが動く際、「今が一番手前です」「奥に動いています」「今が一番奥です」と丁寧に声をかけてくれました。
ここで私は、秘策3の「絶対に焦らない」を徹底しました。
1回目のテストでは、バーが真ん中に近づくと反射的に押してしまい、「押すのが早い」と判断されていたようです。
再テストでは、バーが完全に止まって「ピッタリ真ん中」になったと確信してからボタンを押すことを意識しました。
その結果、1回目、2回目、3回目と全て一発で成功!
無事、深視力検査もクリアすることができました。
再検査で見事パスできたことで、視力検査にしろ深視力検査にしろ、警察の試験でパスできなくても、何度でも挑戦できるということが分かり、大きな安心感に繋がりました。
体験者が語る!免許更新手続きの費用と注意点(大阪府での実例)
検査の不安を乗り越えることとは別に、手続き面での注意点もあります。
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| 手数料 | 3,000円 | 更新種別によって変動する可能性があります。 |
| 免許証書留郵送料 | 1,000円 | 新しい免許証の郵送費用です。 |
| 写真代 | 約1,000円 | 私は事前にコンビニ(ファミマ)で撮影しました。警察署でも撮影可能です。 |
| 合計 | 約5,000円 |
【重要注意点】大阪府での予約必須化 現在は、警察署に出向く前にネットなどで予約が必要です。予約なしで行くと手続きができない場合があるため、必ず事前に確認しましょう。
視力・深視力に悩む50代・60代へ。準備と開き直りが合格を呼ぶ
今回、55歳で大型免許の更新を無事に終えられた体験から、視力や深視力に不安を抱える方に伝えたいことはただ一つです。
徹底的に準備し、結果に「開き直る」こと。
検査当日までスマホ断ちで目を休ませ、メガネを最新の度数に調整し、そして検査中に焦りを感じたら「5年に一度しかやらないのだから、不慣れで当たり前」と開き直ってください。落ち着いて、粘り強く挑めば、きっと合格できます。
あなたの免許更新がスムーズにいくよう、心から応援しています。
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