この記事執筆時点で55才の誕生日を迎えて、免許更新の通知が公安委員会からきました。
まず念のために、好きな時間に警察に行く前に、今はネットなどで予約が必要ですよ〜ということをお伝えしておきます。
体験記事はこちら→【注意】大阪府の免許更新は予約を忘れずに!(1府民の記録)
警察に出向くことそのものは苦手ではありませんが、視力と深視力の機械によるテストが不安なんですよね〜
過去の経験から、一発でスッと合格できたことはなかった…
同じ日に再度トライして何とかパスさせてもらった、こんなことの繰り返しです。
私は幼い時から目が良くなかったのですが、こんな状況の人も結構いるかと思いますので、自分の体験を記事にしました。
これを読んだ方が、スッと合格できなくても結局は視力検査にパスできる、ということをお伝えします。
更新日までの不安を軽減していただければ幸いです。
では本題。
予約した更新日当日の朝9:00に間に合うように警察署に赴きます。
あえて8:40くらいの早めに署に着きました。
警察なら当然かもしれませんが、「撮影禁止」とありましたので、雰囲気を写真でお伝えすることができません。何とかできるだけ、雰囲気を言語化でイメージしやすいように書いていきたいと思います。
署に着いた途端、若い男性の警察の一人が、「どうかされましたか」と尋ねてくれたので、「免許更新です」と言いました。「そうでしたか。9:00から受付なので、それまでおかけしてお待ちください」と丁寧な応対。
※ここで追記: ちなみに免許更新に必要な費用は、手数料3,000円と、免許証書き留め郵送料1,000円と、写真代(私は事前にファミマで1,000円)の合計5,000円です。写真を警察署で写すともうちょっと高いかもしれません。
そして、順番の番号札をとって、番号が呼ばれて受付に行く。
対応してくれたのは、65歳くらいの女性警察官。
結構ハキハキした大きな声の物言いで、こうしてください、ああしてくださいと。
そして、受付に機械が備えつけられていて、それで色々と登録するようなシステムになっていますね。今は。それで色々と手続きを進めていかなければならない…
私はそういうのにある程度慣れていたので手早くできましたが、60歳を超えるようなスマホ苦手世代の年配の人にはきついだろうなあ、と思ってしまいました。
そして、一番気になっていた視力検査。
機械を覗いて、円のどこが開いているかを上、下、右、左を選んで言うやつですね。
学生の時が懐かしい… かれこれ30年以上そんな検査したことはない…
そんな折、1年前に仕事の作業でメガネを破損してしまい、新しくメガネ屋さんで作り変えたのですが、店員さん曰く、その時に免許更新の視力検査でギリギリ見える程度しか矯正できなかった…ので本当に不安でした。
その時の詳細はこちら→メガネのフレームが折れた→出来上がりまで5日間は不便(思わぬ体験)
私は25歳の時に大型の免許を取得しました。結果的にその後の10年しか活用していませんが… 仕事が変わってもう20年くらいトラックは乗っていない
なのに、視力検査が普通よりちょっと厳しいんですよね。
普通免許なら0.7でパスできるのが、大型免許保持者は0.8。
友人から免許の視力検査でストレスになっている人のことはあまり聞かないので、この差って結構大きいのだと思います。
1年前にメガネ屋さんで、レンズを合わせて0.8はギリギリ見えていると言われました。
「ギリギリ」と言われると結構不安。本当に大丈夫だろうか… 50代半ばの年齢の上にスマホを見ることも結構多いので、1年も経てばちょっと悪くなっているかも。
そういう不安があったので、視力検査当日の朝は、スマホを一切見ないようにしていました。ベストコンディションで挑むために。
そして、いざテスト。担当の女性警官からは急かされる… だから焦る。たくさんの人を処理するのに忙しいのはわかるけど… そうしないと仕事にならないのでしょうね。色々な人がいるから。
案の定、不安通りいくつか間違えました。
もう焦って、これで大丈夫か、と心の中で叫んでしまうけど、ここは落ち着いて。
「違いますよ〜」 と大声で言われる。待合室にいっぱい人がいるから結構恥ずかしく感じました。
まあ、知らない人だし、免許更新をパスさえできればそれでいいので、人目は気にせず祈って頑張る!
違いますよ〜といくつか言われた割には、結果的に何とかパスできました。
よかった!
おそらく、もう大型免許は必要ないので、5年後の次の更新の時には最悪0.7がクリアできたらいいですけど。その時は60歳か…
でもせっかくだから、0.1の違いを次もパスしたい…
そのために、視力テスト間際にできるだけ遠くが見える度数にレンズを作り替えることにして、その日もスマホを見ないなどベストコンディションで挑む。
このように作戦を立てて、免許更新に挑みたいと思います。
私と同じように50〜60歳の大型免許保持者で、視力検査に苦労されている方に励みになれば嬉しいです。私のように気苦労して何とかパスしている人間もいるということで。
話は変わってもう一つ、今回は深視力テストにも難儀しました。
最初に、大きな機械で深視力をテストしたところ、「押すのが早いですよ〜、これも早いですね〜、あっこれは入っているかな、」と言われながら何度もテスト。
担当の女性警官からは、真ん中のバーが一番手前に来た時と一番奥に来ている時の説明がありました。それはわかるのですが、ちょうど真ん中に来た時にカチッと決める。自分ではバチっと決めたつもりが、押すのが早いみたいで、「再度テストをやり直します。これでは手続き進められません。おかけしてお待ちください」と言われてしまいました。
「えっ、ダメなの。」どうしよう?と、とてもガッカリしました。
どうなってしまうねん!と怒りの気持ちも込み上がりましたが、ここも冷静に抑えました。「何とかなるだろう」と開き直り。
10分ほどして、今度は名前で呼ばれました。
担当者が代わり、もう少し若い女性が「今度は別の機械でテストします。覗いてください。今が一番手間です。奥に動いています。今が一番奥です。」と丁寧に言ってくれました。
印象としては、一番手間や奥はすぐわかるんですけどね、真ん中がどうしてもズレてしまっている、私の場合、早いみたい。」
それで冷静に、「はーい今一番手間です。奥に向けて動きます。 あるところでバチっと。それでいい感じですよ。」
今度は奥から戻ってきて ある瞬間バチっと 「いい感じですね。後一回。」
3回目も一発で上手くいきました!やったぜ!
その女性警官が私にこうアドバイスしました。「深視力が苦手でしたら警察ではなく、試験場に行けば色々な機械があるから通る確率高いですよ。」
「そうですか。ありがとうございます。お世話になりました」と返答したものの、
「5年に一度しかこんなテストしないので、不慣れで当たり前だろ!」と思ってしまいました。
何事にも言えると思いますが、「ブランクがあることは勘を取り戻すまでは時間がほしい、不慣れなこと一発ですぐにできるわけないやん、だから特別自分が鈍臭いわけではない」と開き直ることができました。
ここでわかったのが、視力検査にしろ、深視力にしろ、警察の試験でパスできなかったとしても、何度でも?挑戦できるんだ、と安心しました。
とはいえ、一発でパスできないと時間とお金の無駄だなあ、と感じます。
ということで、55歳の自分が、大型免許の更新の視力検査と深視力検査、深視力では再検査でパスできたという体験を書いてみました。
私の場合ポイントは下記の3つです。
- 当日は検査までスマホを見ない
- メガネは直前にできるだけ遠くを見えるように作り替える
- 深視力はボタンを押す時焦らない
同じ年代の方の大型免許の更新の視力検査に挑む不安の軽減になれば幸いです。
では。
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