1. 大阪府の免許更新は「完全予約制」です!
以前のように、都合のいい時に警察署へ行っても受付はできません。
大阪府では、待ち時間の短縮や混雑回避のため、運転免許更新手続きに「完全予約制」が導入されています。
特に、免許更新のハガキを受け取った方で、「昔は予約なんてなかった」という方はご注意ください。
闇雲に警察署に行っても受け付けてもらえず、二度手間になる可能性があります。
本記事では、筆者(50代、大型免許保持者)が実際に体験した、スマホを使った予約手順と、当日の持ち物、そして深視力試験をパスする具体的なコツまでを、わかりやすく解説します。
2. 予約の準備:まずは通知ハガキと免許証をチェック!
予約を始める前に、手元に以下の2点をご用意ください。
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運転免許証更新のお知らせ(ハガキ):予約サイトへのQRコードと、重要な「免許番号」が記載されています。
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運転免許証:免許番号を確認するためにも必要です。

3. 予約は簡単3分!スマホでの具体的な手順(実体験)
「予約」と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、スマホがあれば3分程度で完了します。
予約の流れ(筆者の実体験)
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ハガキにあるQRコードを読み取る:大阪府警察の更新手続きサイトへアクセスします。
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規約に同意し、次へ進む:規約を確認し、チェックボックスに同意して次に進みます。
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「免許更新」を選択:画面の指示に従い、更新手続きの入口(例:「免許更新、学科試験はこちら」といった案内)から「免許更新」を選択します。
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必要情報を入力:
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氏名(カタカナ)
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免許番号(ハガキに記載の12桁)
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連絡先(携帯電話または固定電話)
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更新場所の選択:**「警察署」または「運転免許試験場・運転免許センター」**のどちらを希望するかを選択します。(※どちらを選択すべきかは次項をご確認ください)
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場所と日時を選択:希望の警察署(または試験場)を選択した後、カレンダーから日付と時間帯を選択します。
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予約完了!画面をスクショ:予約が完了すると確認画面が表示されます。当日必要となるため、この予約完了画面を必ずスクリーンショットして保存してください。
4. 【重要】どこで更新する?場所の選び方
予約時に最も迷うのが「警察署」と「運転免許試験場(またはセンター)」のどちらを選ぶかです。
誰でも警察署で更新できるわけではないため、自分の免許区分を確認して選択しましょう。
5. 当日までに確認!絶対必要な持ち物リスト
予約が完了したら、当日の持ち物を再確認しましょう。
予約を済ませていても、持ち物に不備があると手続きができません。
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運転免許証
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運転免許証更新のお知らせ(ハガキ)
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予約完了画面のスクリーンショット
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手数料(更新区分によって金額が異なります。事前に大阪府警の公式サイトで確認しておきましょう)
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眼鏡・コンタクトレンズ(必要な方)
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高齢者講習終了証明書(70歳以上の方)
6. 視力検査の基準と「ギリギリ」だった筆者のアドバイス
免許更新で最も緊張する瞬間の一つが視力検査です。
特に50代以降は、老眼の進行や目の疲れで、以前より視力が低下している可能性があります。
1. 通常の視力検査(普通免許など)の基準と対策
普通免許などの更新に必要な視力基準は以下の通りです。
【筆者の体験とアドバイス】
私自身、この通常の視力検査でも「ギリギリ合格ライン」でした。
特に、運転免許の更新手続きは朝早くから始まり、目も疲れがちです。
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早めの眼鏡チェックを推奨: 検査で不合格になると、当日中に手続きを終えられず、後日再検査になってしまいます。視力に不安がある方は、予約日よりも前に眼鏡店や眼科で現在の視力を正確に測定し、必要であれば新しい眼鏡やコンタクトを準備しておくことを強くおすすめします。
2. 【大型免許保持者向け】深視力試験のコツと注意点
大型免許や二種免許をお持ちの方は、上記の基準に加え、「三桿(さんかん)法)」による深視力(遠近感)の検査があります。
【筆者の深視力体験と合格のコツ】
私も深視力試験に1回目は失敗しましたが、コツを掴んだ2回目ではあっさり合格しました。この体験から得た具体的なコツは以下の2点です。
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① バーが完全に止まる瞬間を狙わない
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コツ:バーが**「止まる直前」**(動きが極めて遅くなった瞬間)を狙って、少し早めにボタンを押す意識を持つと成功しやすいです。
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② 一度遠くを見直してから測る
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コツ:測定器を覗き込む直前に、一度測定器の「遠く」の景色(奥の壁など)を意識的に眺め、それから中央のバーに視線を戻すと、目のピントが合いやすくなります。
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深視力に不安がある方は、事前に自動車教習所などで深視力計に触れてシミュレーションをしてから臨むことをお勧めします。
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