はじめに
「まただ… 添付ファイルをWeb版Excelで開きたいのに、どうやるんだっけ?」
有料のMicrosoft Officeアプリは使いたくないけど、メールで送られてきたExcelファイルをiPadで無料のWeb版Excelで確認・編集したい。この作業、月に一度あるかないかだからこそ、いざやろうとすると手順を完全に忘れていませんか?
特に、メールからOneDriveにアップロードした後に、Web版Excel側でファイルがなかなか見つからないという、あの「一手間」でつまずきがちです。
私自身、この操作を毎回忘れてしまうため、この記事を【完全な備忘録】として作成しました。
結論から言うと、この手順のキモは「たった一つの重要なクリック」です。
この記事を読めば、もう二度と迷いません。iPadで無料のWeb版Excelを使いこなすための、確実でシンプルな手順を解説します。
🔑 【本題】有料アプリなしでメール添付Excelを開く手順
まず、なぜメールの添付ファイルをWeb版Excelで開くのに、これほどまでに手間がかかるのか、その基本的な構造を理解しておきましょう。
有料のExcelアプリではなく無料のWeb版Excel(Office for the web)は、インターネット上のクラウド(OneDrive)にあるファイルを扱うことが前提です。
そのため、「メールの添付ファイル」を「Web版Excelの作業スペース」に持っていくための「橋渡し」の作業が必須になります。
ステップ 1: メール添付ファイルをOneDriveアプリにアップロードする
まずは、添付ファイルをWeb版Excelから参照できるように、ご自身のOneDriveアカウントに保存します。
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メールの添付ファイル(Excelファイル)を長押しします。
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表示されたメニューから「共有」(四角に上向きの矢印のアイコン)をタップします。
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共有先のアプリ一覧からOneDriveアプリを選び、ご自身のMicrosoftアカウントの任意のフォルダへファイルをアップロードしてください。
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(💡 ヒント:迷ったら「ファイル」フォルダなど、すぐに見つけられる場所に保存しましょう)
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ステップ 2: Web版Excelを開き、OneDriveへログインする
次に、Webブラウザ(Safariなど)でWeb版Excelのページにアクセスし、ご自身のアカウントでログインします。
通常、ログインするとOneDriveのトップ画面が表示されますが、ここで焦ってはいけません!
ステップ 3: 忘れがちな「たった一つの重要な手順」を実行する
ファイルが見つからない最大の原因は、トップ画面にはすべてのファイルが表示されていないことにある場合が多いです。
OneDriveのトップ画面が表示されたら、以下の操作をしてください。
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画面内にある「フォルダのアイコン」または「マイファイル」などの項目をタップします。
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これが、あなたが忘れがちで、私たちを救う「たった一つの重要なクリック」です!
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この操作を行うと、OneDriveにアップロードしたファイルが、アップロード時間の新しい順にきちんと表示されるようになります。
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アップロードしたファイル名の下に「数分前」などと表示されていることを確認し、ファイルをタップしましょう。

ファイルをタップすれば、自動的にWeb版Excelが起動し、心置きなくファイルの編集を開始できます。
📝 まとめ:この手順さえ覚えておけば大丈夫
この「無料Excelを使うための裏ワザ」は、以下の2点に集約されます。
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メール →OneDriveアプリを経由する。
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Web版Excelにログインしたら、ファイルが見つかるまでフォルダアイコンをタップして更新する。
この手順を忘れないための「あなた専用のマニュアル」として、ぜひこのページを活用してください。
もう、貴重な時間を「ファイル探し」に費やす必要はありません。
【補足情報】2025年11月時点のWeb版Excelの使い勝手
この手順をマスターすれば、有料アプリなしでメール添付のファイルを扱えるようになりますが、無料のWeb版Excelには機能の制約があります。
2025年11月時点の使い勝手も踏まえて、できることと制限事項を確認しておきましょう。
👍 Web版Excel(無料)でできること
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閲覧と軽微な修正: ほとんどのExcelファイルを開いて内容を確認できます。簡単な文字入力、データの修正などはスムーズに行えます。
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基本的な数式: SUM、AVERAGE、IFなどの基本的な計算式は問題なく使用できます。
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同時編集: 複数人で同時に同じファイルを編集・共有することができます(OneDriveに保存されているため)。
⚠️ Web版Excel(無料)でできないこと(主な制限事項)
Web版はインターネット接続に依存するため、高度な作業には向いていません。
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オフライン利用は不可: Web版であるため、インターネット接続がないと基本的にファイルを開いたり編集したりできません。
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高度な機能は非対応: ピボットテーブルの作成、Power Query、マクロ(VBA)の実行・編集はできません。複雑な分析には有料版が必要です。
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特殊な表示の制限: 条件付き書式など、Web版がサポートしない特殊な設定は、表示が崩れたり、編集できなかったりする場合があります。
結論として、
2025年現在、Web版Excelは「コストをかけずにメール添付のExcelファイルを閲覧・軽微な編集する」という目的においては、非常に有力な選択肢です。
ネット接続が必須である点と、高度な機能は使えない点を理解した上で、この手順を使いこなしましょう。
メールで添付されたExcelファイルをiPadのWeb版Excelで使いたい時、どのように共有したらいいのか、分かりづらくないですか?
Microsoftを有料契約していたら、iPadのExcelアプリで編集することができるので、添付ファイルをそのアプリに直接共有すれば簡単な話ですが…
Microsoftは無料で使いたいためWeb版Excelで使うとなると、使いたい添付ファイルとどのように紐づけるのかなかなか一手間かかります。
私自身、1ヶ月に一度くらいそういう必要が生じるのですが、意外にそのやり方を忘れてしまうんですね。
なので、自分のためにもメールの添付ファイルをiPadのWeb版Excelで開く方法として備忘録を作ることにしました。同じことを考えている人にお役に立てば幸いです。
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