洗面台のたいていの詰まりはここ、自己解決できます!

洗面台の水の流れが悪くて困っていますか?

この記事では、自分のハウスクリーニングの仕事の経験を活かして、たいていの詰まりの原因はここですよ、ちょっと頑張れば自分でもできます、ということを書きたいと思います。

と言っても、洗面台の下のトラップを外す必要があり、詰まりを取った後の取り付けをしっかりしないと水漏れの原因になるので、どうしても不安な方は業者に依頼なさってください。

以前に、知り合いが歯ブラシを洗面台に詰まらせて水が流れなくなり、それを取るために業者に電話したら、出張料も含めて8,000円と言われたことを聞いたので、私が仕事の経験を活かして、すぐに直してあげたことを記事に書きました。

洗面台排水管に歯ブラシを落として上から取れない時は…こうする

なんか得意になった言い方していますが、ちょっと知っていれば素人でもできることなので…

 

今日のハウスクリーニングのワンルームマンションの部屋では、洗面台の水がこのように全く流れなかった…

水を出せばどんどん溜まっていっている場面です。

ハウスクリーニングの作業員なら、この状態はほとんどの場合、洗面台下のトラップの上のパーツが詰まっているということがすぐ分かります。

だから慌てません。

でも、この作業に慣れていない時は、どうしようかとかなり焦りましたね。その時が懐かしい…

なので、たいていの方は誰かになんとかしてほしいと思うことでしょう。分かります。自分ではどうにもならないという思い込み。でも慣れたら自分で解決できるんです。

 

ということで、落ち着いて洗面台の下のトラップを外します。

するとこの通り。

なんか汚いのが、いっぱい出てくる…

でも、何かに引っ掛かっていて、下から引っ張ってもなかなか抜けてくれないんですよね。このネバネバっとしたゴミ。

上から覗いたら、下は全く見えませんでした。そりゃ〜全く水が流れないのも当然。

そして、この状態で下からゴミを引っ張っただけでも、このように出てくる、出てくる…

それでも、上から覗いてみたら、下は見えませんでした。

それで、トラップだけでなく、このパーツも外してゴミを除去することにします。

すみません、写真は撮り損ないましたが、このパーツと洗面台のシンクの境のところにもネバネバと詰まりまくっていました。

なんだかんだ言って30分ほどでしょうか、結構時間がかかりましたが、ようやく全部のゴミを除去できました。

それにしてもすごいね、前の入居者。これでは全然洗面台が使えない… ずっとこのまま気にせず使い続けていたのでしょうか… 最悪の場合、水漏れのトラブルになり、下の部屋の人と揉め事になります。こわいこわい。

幸い、このような酷い詰まりでも、トラップの中はそれほど詰まっていませんでした。

ということは、ここで結論。

洗面台の水の流れが悪い→ ほとんどの詰まりの原因はトラップの上のパーツの中です。

そして、全てのパーツを元通り取り付けると、今まで詰まっていたのが嘘みたいにスイスイ流れるようになりました。

そして、念のためこの状態で塩素系漂白剤(カビキラー等)を溢れるほど噴霧して数分放置します。

すると、水を流すだけで中も真っ白に蘇りました。

この作業は、やろうと思えば素人でも可能です。

ですが、注意点があります。

取り付けの時は、パーツに回して開閉するような構造になっているのですが、パッキンが必ずついているはずです。

パッキンが欠落、もしくは損傷しているとどんなにしっかり締め付けても絶対に水漏れになります。これ、本当にこわいですよ。なので、パッキンがしっかり正常な状態でついているか確認して締め付けてください。

加えて、パーツ自体に損傷があればそれも交換の必要があります。

パッキンの異常やパーツの破損に関しては自分ではどうにもならないので、諦めて業者を呼びましょう。

パーツとパッキンが正常な状態だとしっかり締め付ければ大丈夫です。

念のため、取り付け終わったら、わずかでも水漏れがないかしっかり確認します。

わずかでも、水漏れがあれば締め直し。私も素人の時はこの点が不安でしたね。後から水漏れしないかな… と。

でも経験から、水漏れがないかしっかり確認できた現場から、後から水漏れのクレームはないので、過度に心配しなくてもいいんだな、ということもわかりました。

【ハウスクリーニング】クレーム対応のコツは快く尽くすこと

 

では、まとめに入ります。

洗面台の詰まりのたいていの原因はすぐ下のパーツの詰まりです。

髪の毛やら、ネバネバやら、

パーツを回して外し、ゴミを除去して元通りしっかり取り付ければ、それで解決します。

なので、素人でもやる気になればできる、と書きました。

でも、下手に自分で触ると取り付けが甘かったりして、水漏れが起こるのも現実です。

あくまでも自分でやる場合は自己責任でお願いします。

もし不安なら、安全のために業者をお呼びくださいね。こういうのは経験がものを言うので…

では、最後に関連記事を紹介して終わりにします。

ハウスクリーニング びっくりするくらい水漏れ放置の現場もあり…

では。

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