今日のハウスクリーニングの現場のお風呂の換気扇のカバーを外してみると、ゲッ汚い〜という状態だったので、黒いドラム型のカバーのビスを外して分解洗浄しました。
写真で見るとこういう状態です。
作業中に風呂場の天井をiPhoneで撮影したため、手振れになってしまいました。見にくくなったことをお詫びします。
ドラム型のカバーがついていたのですが、これだけ汚れていたら外さないことには洗えないと思って先に外してしまった…
それからファンの部分を撮影したわけですが、写真の右下の隅ににうっすら見えているのが黒いカバーです。これもわかりにくいかもしれませんが…
さて、ここからがこの記事の本題ですが、ビスで止まっているこの黒いカバーを外すのは、初めてだと不安に感じませんか?
下手に触って壊してしまわないだろうか…
取れたはいいけど、はめる時にうまくはまるだろうか…
という感じで。
一見換気扇を取り外すのは難しそうに見えますが、4つのビスとネジでついているだけなので、ドライバーがあれば簡単です。
以前にも、似たようなことを記事にしましたが、その時はビスがある位置が深いところだったので、長〜いプラスドライバーが必要でした。記事のリンクを貼っておきますのでよかったら合わせてご覧ください。
トイレの換気扇(カバーがビスのタイプ)を外して15分で綺麗にできました。
今回の、カバーのビスは比較的浅いところについていたので、4つとも普通のドライバーでいけました。外したビスはなくならない場所においておき、下から手でガタガタとカバーを揺らすとあっさり外れました。
ファンはネジでついているだけなので、プライヤーかレンチかお好きな工具で外してください。ここは簡単だと思います。
ただ一つ注意点がありまして、ネジを外した時にワッシャーが落ちてくるのでそれをなくさないように。
こちらが、外したファンとカバーです。
両方ともよく汚れています。
湿ったススのような黒い汚れですね。とにかく汚い。
でも、この汚れはキッチンの換気扇より楽に落ちます。
まずは、水だけでブラシを使ってこそいでいきますが、それだけでもうこんなにススの汚れがキッチンのゴミ受けに… 赤い矢印で示しました。
それから、油落とし用のアルカリ洗剤をたっぷりかけました。
この汚れは、中性洗剤よりもアルカリ性の洗剤の方がよく落ちる印象です。
キッチンのシャワーですすいだだけでピカピカになりました。
そして撮影を忘れましたが、ドラム型のファンカバーの中の汚いススも、アルカリ性洗剤を噴霧して、数分してからシャワーで濯ぐと見違えるように綺麗になります。
つまり、お風呂の換気扇は取り外しができたら、汚れはえぐいですが意外と簡単に落ちるんですよね〜
どうやって、換気扇を分解と復旧するかが勝負になります。
そして、ファンを取り付けるとこんな感じです。
綺麗になりましたね。これでしっかり換気できます。
最近は手でファンを簡単に外せるような構造になっているのですが、古いタイプだとビスを外さないといけないという面倒があります。
でも、このタイプの換気扇を分解するのはお手のもの、という域に達するには、多少時間がかかっても、面倒くさがらずに外して洗い、数をこなしていくことが近道でしょうね。
ハウスクリーニングの仕事の場合は時間が限られているので、いちいちご丁寧に分解してられない…
これはよくわかります。別に分解しなくても下から洗剤をかけて、ブラシで擦るかマイナスドライバーを突っ込めばある程度洗えます。どうせ見えなくなる部分だし…
私も以前はそうしていましたが、今は分解して洗う方が楽に思えてきました。
外す時はそれほど難しくありません。ビスをとにかく外していけばいいだけなので。
しかし復旧の時は、ビスの穴を上手に合わせて、4つのビスを仮止めして、最終的にしっかり止めることが必要です。これにはコツがあって、それを会得するには自分で慣れるしかない…
逆に考えると、時間の投資が求められますが、慣れたらこっちのものです。
風呂場の天井の奥は暗いので、ヘッドライトか自転車につけるライトがあれば便利です。私は自転車のライトを使っています。充電式でなかなか使いやすいです。自転車以外の用途で使えるなんて… 1,000円なので安いですしね。
楽天市場購入の自転車用小型LEDライト(1000円)の使用感
ということで、まとめに入ります。
一見難しく見える風呂場の換気扇の分解洗浄ですが、慣れたら簡単です。
暗い位置で見えにくいですが、分解のためにやることはビスを外してつけるだけだからです。
分解より取り付けの方が難易度が上がるかもしれません。ネジ穴を合わせてドライバーを回さないといけないので。これも慣れですね。
洗浄は洗剤をかけて数分おき、水をかけるだけでピカピカになるので意外と簡単。
ハウスクリーニングの作業者でパーツを分解するのに自信がないという方に参考になれば嬉しいです。
最後に、時々換気扇分解でもうちょっと難易度が高いタイプのものをどのようにしたかを以前に書きましたので、よかったらのぞいていただければと思います。
では。
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