壁掛けエアコンは本体カバーを外して洗浄できるようになると楽しい作業です。
と言っても、今回のエアコンは日立製のしろくまくんでノーマルタイプ。
慣れたプロのエアコン洗浄の方ならこんなことはお手のものだと思います。
ですが、ハウスクリーニングの作業は抜群でも、かつてのわたしのように本体カバーを外してのエアコンクリーニングはどうも苦手…という方も少なくないかと察しますので、お役に立てばと思って投稿しました。
どうしても、本体カバーを外したくないなら、外さなくてもそれなりに綺麗になる方法もあります。エアコンのファンなどを本体カバーを外さずに清掃する方法
ですが、その方法ではどうしても細部などの洗浄が甘くなるので…
では、早速やっていきます。
この写真は、ルーバーを外して、本体の正面カバーをかパッと外してフィルターを取り、右の電装部分のカバーを外した場面です。
一個一個の場面で写真が撮れたらいいのですが、結構な写真量になるので、要所要所で撮影。
ルーバーの外し方はわかりますよね。真ん中のフックを外してから左、右の順番で一つずつ外します。コツについては下記の記事参照
うっ、ルーバーが固くて外れない… 実はコツがあります。エアコン洗浄編
そして、電装部分に金属のカバーがネジで止まっているのでそれを外します。これをしないと本体カバーが引っかかって外れないから… ここは簡単。
次に本体カバーの左右に二つのネジで止まっているのでそれを外します。普通は隠しネジになっているのですが、この機種は普通にネジがついていました。
それから、本体カバーが本体に引っかかっている爪を探します。この機種は上に3箇所、真ん中に1箇所、下に3箇所でした。
二つのネジを外すと、右側がグラグラになりますが、まだそれらの爪で引っかかっているので、一番下の爪の引っかかりをグイグイとゆっくり外し、次に上を覗いて爪を探し右手でマイナスドライバーで抑えながら左手でプチっと外す感じで上三つの爪を外す… この機種は上から覗くのが難しかったので感で爪を外しました。どう言うとわかりやすいのか?言語化するのは難しい…
もしこの記載がわかりにくいようでしたらお詫びします。
最後に本体真ん中の爪が引っかかっているので、それが外れたら本体カバーが外れます。
この写真が本体カバーを外した場面です。
実は私の自宅も日立製のノーマルエアコンですが、他のメーカーより本体カバーがガッチリついているので、素人には外しにくい印象です。でも頑張れば外れます。
エアコン洗浄で本体カバーを外すのが不安な方へ ツメを壊さないためのポイント
先日、三菱製の霧ヶ峰というノーマルエアコンのクリーニングをしましたが、本体カバーを外すことについてだけ言えば、もう少し簡単でした。
ヤニだらけの壁掛けエアコン(霧ヶ峰)は本体カバーを外して簡単に洗えました
さて、本体カバーを外したしろくまくんです。
タバコのヤニやカビはほぼありませんでしたが、すごい埃でした。
それをベランダでホースで洗います。この程度の汚れなら洗剤はちょっとで十分。物価高のご時世なので、洗剤も無駄にしないようにしましょう。
そして、日立製の本体カバーを洗う時に、自宅のエアコン洗浄で失敗したのですが、タイマーの下に薄い膜のような塗装がありますが、これがはげやすい… だから今回は洗剤は使わなかったのですが、他人のエアコン洗浄の時には十分注意してください。隠れた落とし穴です。
さて、30分ほど試運転させて、本体カバーを洗浄して、乾燥させて取り付けました。
電装部分のカバーもネジで止めて元通りに。
今回はタイマーの下の薄い膜ののような色も剥げずに無事終了。よかった!
そして、ルーバーも取り付けました。この機種はルーバーの取り付けは外した時と逆にすればいいので簡単ですが、三菱製のエアコンはルーバーをつける前に試運転をしてしまうと、はめづらくなるので注意が必要です。その見極めのポイントはルーバーの右側の軸が穴にはめ込むタイプの機種が要注意。この機種は写真のようにすでに軸が出ていてそこにはめるだけなので比較的簡単でした。詳細は下記の記事参照。
【エアコンのルーバーの取り外し】試運転で右軸がずれるので注意
このエアコンのファンの汚れ自体は大したことなかったですね。これが汚水ですが、普通はもっと汚れています。
ということで、エラーも出ることなく無事エアコン洗浄終了です。
今回の洗浄体験からまとめますと、
しろくまくんの特徴としては、他のメーカーに比べて本体カバーがガッチリついているのと、タイマーの薄い膜のような塗装が剥げやすいので注意が必要だと感じました。
埃がすごかったですが、洗浄そのものはホースで簡単に綺麗になったので楽しかったです。
本体カバーを外してエアコン洗浄することが苦手と感じている方へ参考になれば嬉しいです。では。
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