今日は大阪市梅田にある築7年のワンルームマンションの空室ハウスクリーニング作業でした。
築7年なのに、ペットを飼っていたのか風呂場がこんなに汚い…
扉のアクリル板は全面石鹸カスで固まっていました。
ちょっとやる気を失せましたが、風呂場についてはそれぞれの汚れの落とし方がわかれば不安に思う必要はありません。
今日の作業でそれぞれのコツが見えてきました。
とはいえ、汚れが汚ければ汚いほど作業時間はかかります。
このような場合は時短にウエイトを置くより、綺麗になるのを楽しみましょう。
今回はそれを投稿します。
では、扉のアクリル板から。
表側は下の方には油用の洗剤をたっぷり噴霧しました。
数秒してから、濡れたメラミンスポンジで擦りながら水を流しただけでみるみる汚れが取れていくではないか…
ガラリと呼ばれる空気口もブラシとマイナスドライバーでツンツンと突きながら水で流すと軽く取れました。
そんなにしぶとい汚れではなかったようですね。
とはいえ、ペットの毛が詰まっていた状態なので、すごい量の塊が次から次へと出てきましたが…
手で触ってみて、ベタベタ感がなくなりキュキュッとした感じになるまで頑張る必要があります。
アクリル板は水でたっぷり湿らしたメラミンスポンジにその洗剤をちょっとつけたもので軽く縦に擦って水で流すとほぼ綺麗に。
ですが、この時点では乾燥すると石鹸カスが若干取れていない部分がありました。
なので、今度は同じ作業を別の洗剤でしてみる… そう、濡れたメラミンスポンジに酸性の洗剤をつけて扉全面を擦る… そうすると乾燥した時に見事に綺麗になってくれました。(アフターの撮影忘れてしまった… 証拠をお見せできなくて申し訳ありません)
これで、扉のアクリル板のひどい汚れの落とし方のコツがわかりました。
濡れたメラミンスポンジに最初はアルカリ洗剤を、2回目は酸性洗剤をつけて擦って水を流すとばっちり綺麗になります。
ただ、アクリル板に洗剤をスプレーで直接噴霧するのはやめた方がいいでしょう。洗剤で素材が溶けてしまう可能性があるので…
後、古い物件に多いのですが、汚れのように見える素材が溶けてしまった跡はどうにもなりません… これは諦め…
浴室扉アクリル板の白い垂れ跡→「汚れ」と間違ってムキになるな
今回は、まだ比較的新しい物件でもあってそのような跡はありませんでした。よかった!
次は、この凸凹床の汚れ。
通常はここは洗剤をつけ置きしなくても、100均の焦げ取りスポンジで水で流しながら擦れば綺麗になるのですが…
この床は、それでは綺麗になりませんでした… 泣
先程の写真の排水口の蓋の部分は、油用のアルカリ洗剤をつけて意図せず2時間つけてから焦げ取りスポンジで擦ると、ピカピカになりました。
この黒いような溝に入り込んで固まった汚れは、力技では無理なようですね。今日の作業でよく分かった… 反省。
ある一定以上汚れがひどい場合には洗剤を30分ほどつけておくのは賢明です。何をつけるのか?
まずは、油用のアルカリ洗剤。 おそらくそれでおおよそ落ちると思います。その証拠に蓋は綺麗になりましたから。
もし、それでパッとしないようだったら、アクリル板の時のように今度は酸性洗剤を使って擦ると効果があるかもしれません。酸性洗剤は汚れにすぐ反応するのでつけ置き時間は数分で大丈夫です。
考えてみると当然ですが、ペットの糞尿の汚れが付着して固まっていたとしたら、酸性の洗剤も必要ですね。
ということで、お風呂場の汚れはアルカリ洗剤、酸性洗剤、メラミンスポンジ、焦げ取りスポンジを要所要所でうまく使っていけば、不安に思う必要はないことがわかりました。
ハウスクリーニング作業でお困りの方に、参考になれば幸いです。
では。
風呂場の白い凸凹床→シャワーとチャンネルブラシで擦るのが最強!
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