作業前に全ての髪の毛をとってしまえ(ハウスクリーニング効率アップ)

ハウスクリーニング作業者にとって、部屋を綺麗にすることが仕事なのでそうするために一生懸命動くのはもちろんですが、先方が満足する仕上がりレベルは前提として出来るだけ早く終わらせたいですよね?

価格競争で労力の割には安い?からです。そのために実感したことを5年前にも書きました。

【ハウスクリーニング】作業効率アップ・時短のポイント2つを仕事経験から紹介

ですが、この記事も5年前の話なので、当然もっと効率アップするために今は手順も結構変えています。

 

この記事で効率アップのためにフォーカスしたい内容は、部屋が濡れる前に全て髪の毛を除去してしまえ〜 というものです。

なぜなら、床に髪の毛が落ちていて、それが濡れてしまうとネトっとしてひっついてしまい取りづらくなるからです。

濡れる前の軽いうちに出来るだけ取ってしまおう…  多少時間がかかっても… ブラシや雑巾に髪の毛が絡むとそれを拭うのに時間が取られてしまい、かえって効率が悪くなるのでそう決めました。自分の記事をよく見ると似たようなことを少し前にも書いていました。

髪や埃等の汚れは濡らす前に全て取り切る(ハウスクリーニング作業効率)

今回は少し別の角度で深掘りしてみたいと思います。

 

部屋の中の一般の人が掃除機をかけるであろう箇所は、巾木の下やトイレの奥まで念入りにかけるのは前提です。

最初にトイレ内の奥まで掃除機がけは必須!(ハウスクリーニングの効率アップ)

巾木の下はブラシを当てつつかけましょう。髪の毛は真ん中より角に絡まっている性質があるので。

洗濯板の周りも同様です。

洗面台や洗濯板と壁の間の隙間のゴミは30cmの定規でかき出す… ハウスクリーニング

 

では、他にもどういうところに髪の毛が潜んでいるか?

つまり、表面に見えるところにある髪の毛は除去できたと思っても、見えないところにいっぱい潜んでいて、後でその処理に時間がかかって結局効率が悪くなった… 今まで自分もそうでした。それは今日でなくしたい…

では、どこに?

まず、それほど苦労しないのが、洗濯板の排水口のパーツ。ここは見えないのでつい忘れます。開けると実際には濡れているし。

ここの部分は、洗濯した排水が溜まるところなので、髪の毛が絡んでいるのは当然。

汚れているように見えますが、意外と簡単に取れるんです。洗剤を使わなくても水を流しながらブラシとスコッチで擦ればスルッと。スルッとは言い過ぎですが、おおよそ綺麗になったら、マジックリンでもつけて数分放置すれば、今度は本当にスルッと取れます。

ブラシやスコッチに髪の毛が絡まりますが、それは仕方ないかな… すぐに指で引っ張り抜きましょう。

洗う時には100均のものでいいので排水のゴミ受けをつけてから洗い、髪の毛が絡んできたら、都度、ゴミ袋にポイポイして水の流れはよくしましょう。

間違っても元々排水口についていたゴミ受けは使わないように! 髪の毛がそこに絡まると取るのに時間がかかり二度手間になるからです。

 

さて、もう一つは、お風呂場の排水口のパーツを開けると…

ここは洗濯板よりも比べ物にならないくらい髪の毛が溜まっています。しかもねっとりと。

そのために難易度が上がりますが…

パーツを取った時に、100均で売っている引っ掻くタイプのスクレーパーでネトっとした汚れをゴミ袋の上で全てかき出して葬ってしまいましょう。

ひっかくタイプのスクレーパー→ハウスクリーニング作業の必需品

これも非常に汚いのですが、汚れとしては意外と簡単に取れます。時間を多少かけてでも髪の毛はゴミ袋行きにした方がいいですね。濡れているため掃除機が使えないので…

後、バスタブのエプロンの中も。

ここも汚れとしては汚く見えますが、おおまかな汚れは簡単に取れます。かき出してかき出してゴミ袋にポイ。

 

そして、バスタブの中の排水のゴミキャッチも。ここも髪の毛がネトっと絡まっていますね。指で抜き取るようにして最初に除去してしまいましょう。当然すぐにゴミ袋にポイ。

そして、浴室扉の下の通気口、つまりガラリの部分。ここもブラシ、もしくはスコッチや細いスクレーパーを入れ込むかして濡れないうちに髪の毛を除去。できる限り。

扉の下にご丁寧にパーツが付いている時があります。そこにも髪の毛が結構絡まっていますね。ただ、濡れていないので、ブラシで擦りながら掃除機で吸い込めば楽だと思います。

もう一つは風呂場の蛇口周り。ここも女性の長い髪が結構巻き付いていて引っ張ると切れたりするので結構難しいですね。しかしながら、後々のことを考えて根気強く髪の毛を除去しておくと、後がスムーズに作業が進むので時間をかける価値があると思います。

 

さて、全く別の箇所の話に移りますが、ベランダの網戸やレール周りに髪の毛が絡まっていることがあります。

本格作業に入る前の下準備として、濡らす前に髪の毛は取りましょう。後々楽になるので。詳細は下記の記事でも書いています。

網戸洗浄は流水前に是非下準備を!ハウスクリーニングのTips

 

このようにして、多少時間がかかっても最初に部屋から髪の毛の存在をなくしてしまうことは、結局は作業時短につながります。

一見時間が無駄なように思えるかもしれませんが、試してみてはいかがでしょうか?

後々、嘘みたいに楽になりますよ。

では、今回は以上になります。

作業時短のために、台所用の中性洗剤とメラミンスポンジの特性を最大限に活かすことも欠かせないと実感しています。よかったら参考に。

ハウスクリーニングの効率→決め手はメラミンスポンジ!

ハウスクリーニングの作業効率アップ→台所用洗剤の最大限活用

 

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました