(後悔)白いフローリングはWaxを塗る前に手で触って内装後のノリを確認

どうも!

ハウスクリーニングに30年以上携わっていますが、フローリングのWax塗りはいまだに時々失敗します。

その備忘録として、白い系統のフローリングはWaxを塗る前に、床全体を手で触って内装のノリが残っていないか確認しないと後悔する、ということを体験として投稿します。

2025年現在のフローリングの材質の9割はWaxなんか塗る必要がないんですけどね…

すでに撥水性のコーティングがされているから。

撥水加工の複合フローリングに先方の要望でWaxを塗ったためムラが…

でもツヤがないなどの理由で先方からWaxを塗ってほしいと依頼されるので難しいところです。

 

さて、本題に入りますが、Wax塗りで失敗したのはこの色の床。

白いというか、木目調の薄いクリーム色という方が正しいかもしれません。

この場面は赤い部分に内装のノリがベタっと残っていてそれに気づかずWaxを塗ってしまったために、汚れが残っているように見えたので、剥離をして綺麗にしたところです。

どんなふうに汚れが残ってしまったのかを写真に撮り忘れて残念…

ですが、最後の最後でミスをしたので、二度と同じ間違いを繰り返さないようにとこのように書いているわけです…

この色は内装のノリが残っていても目視ではわからないんです。

必ず、洗浄して乾いた後にもう一度手で触って確認するくらいしないと後悔します

実際後悔しました。ちゃんと手で触っておけばよかった…

奥の部屋の部分はWax塗布前に、床全面を大きなタオルで手で押しながら確認したので、Wax塗布後、乾燥してから確認したところセーフでした。

 

スポンジとアルカリ洗剤で全面を擦って洗ったので、取れているだろうとの思い込みが問題の原因。

逆に言えば、確認さえしておけば、堂々と引き渡せる仕上がりになるわけです。

 

さて、このような場合にはどのように手直しするか…

残念ながら、剥離剤を使ってWaxを綺麗に剥ぐのが一番です。

もう、ほとんど仕上がっている時にこんなことはしたくありませんが…

そこで、ビーカーに業務用剥離剤をちょっとだけ入れて水で希釈します。

それをスポンジでその手前の床全体を満遍なく塗り混んで1分放置。

水で濡らした雑巾で周りに飛び散らないように注意しながら床全体をふやかして、ステンレスタワシで軽く撫でるように回転させながら全体をさするようにする。

その後、乾燥したタオルで水分を全て除去。乾燥したら綺麗に剥離ができていました。Waxを一層塗っただけだったので。

そして、手で触って、Waxの成分が残っていないか確認した後Waxを塗りかすれることなく塗布しました。

すると写真のように綺麗に見えるようになったのです。よかった。

 

暑い日の作業で、最後だったので疲れていたせいか、ちょっと手を抜いただけ(手で触って確認をしなかった)ことが仕上がりの命取りでした。

なので、床にWaxを塗布する前には、綺麗に見えても絶対に手で全面を触って確認します!

という体験談でした。

今日のレポートは以上です。

フローリングフローリングWax 剥離をするなら中途半端はダメ!

 

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