「It seems」を使いこなして英語での「おもいやり」のある言葉で話す

どうも!

今時ですと、英語を話せればいいなあ、と思うシーンが結構あります。

なので、少しずつ使えそうなフレーズを勉強しているのですが、それをこのブログに自分の学習ノートとして使っています。

見たい方は見ていただければ…と思って毎日投稿しています。

昨日はこんなことを投稿しました。

No doubtとCertainlyの違いは?使い分けで英会話がもっとスムーズに!

 

では、今日の本題です。

友人からこんなLINEメッセージが入りました。

「他の人にはメールが届いているのに、自分には来ていない」

という状況について、英語でどう伝えますか?

多くの人が思いつくのは、「Everyone has the email, but I don’t.」のような直接的な表現かもしれません。でも、実はもっと丁寧な言い方があるんです。

ネイティブに教えてもらったのが「It seems that…」というフレーズでした。

直訳すると「〜のようです」ですが、これが日本語の「〜のようです」と同じように、相手への配慮を示す重要な役割を果たすことに気づきました。

この表現がなぜ丁寧なのか?

「You didn’t send me the email.(あなたは私にメールを送らなかった)」と断定するのではなく、「It seems that I haven’t received the email.(どうやら私はメールを受け取っていないようです)」と言うことで、相手のミスだと決めつけず、やわらかく状況を伝えることができます。

他の「It seems that…」の例:

It seems that you have a meeting at 2 PM.(午後2時に会議があるようですね)

It seems that the deadline has been extended.(締め切りが延長されたようです)

このように、「It seems that…」は、単なる事実を伝えるだけでなく、相手への気遣いを表現する便利なフレーズです。

もう一度言います。

Everyone has the email, but I don’t. だと事実を言っているだけで素人英語みたい…

いや〜、この表現を知ってから、英語でのやり取りが自然になった気が致します。

 

ところで、「It looks」も「〜のようです」という意味ですが、ニュアンスの違いを明確にすれば、さまざまなシーンで使い分けが容易になります。

◆It seems

「It seems」は、客観的な情報や状況から判断する場合、つまり根拠がはっきりしない場合や、推測の度合いが強い場合によく使われます。

例を挙げると

It seems that he is sick.
(彼、病気みたいだね)
→ 彼の顔色が悪い、咳をしているなどの状況から推測している。

◆逆に「It looks」は?

「It looks」は、視覚的な情報や見た目から判断する場合、つまり目の前にあるものや、パッと見で判断できることに対して使います。

It looks like it will rain.
(雨が降りそうだね)
→ 空が曇っている、暗くなってきたなどの視覚情報から判断している。

It looks like he is rich.
(彼、お金持ちそうだね)
→ 高級車に乗っている、高そうな服を着ているなどの見た目から判断している。

もうこれで、使い分けの感覚がわかってきました。

当然ですが、この場合、直接的な視覚情報がないため、「It seems」を使うのがより自然です。

It seems that I haven’t received the email.
(どうやら、私にはメールが届いていないようです)
→ 自分以外の人がメールを受け取っているという状況や、受信箱を確認した結果など、客観的な情報に基づいて言っています。

「It looks」を使うと、少し違和感があります。
It looks like I haven’t received the email.
この場合、受信箱を「見た結果」として述べているため、間違いではありませんが、一般的には「It seems」の方が自然な印象です。

 

これを書いていて思い出したのですが、以前にも似たようなことを書きました。

Looks likeが文頭にあっても文法的には問題なく会話では自然

 

ところで、
「他の人には届いているのに、私にはメールが来ていない」状況を英語で表現する場合、いくつか言い方があります。

◆シンプルで一般的な表現

“Everyone else has received the email, but I haven’t.”

これが最も一般的で、どんな状況でも使える表現です。さっきとほぼ変わらないけど…笑

“everyone else”(他の人全員)

“has received the email”(メールを受け取った)

“but I haven’t”(でも私はまだです)

個人的にはこっちの方が短くて覚えやすいかな…

そして文を分解してみるといいですね。覚えやすいし、文を繋げやすいから…

 

◆状況を詳しく説明する表現

“I’m checking in on the email you sent. I’ve heard that everyone else has received it, but it hasn’t arrived in my inbox yet.”

これは、何についてのメールか、そして自分の状況をより詳しく説明する表現です。

“I’m checking in on the email…”(〜のメールについて確認しています)というように、問い合わせの意図を明確にしています。

“it hasn’t arrived in my inbox yet”(まだ私の受信箱に届いていません)というように、メールが届いていないことを具体的に伝えています。

 

これは文を書く時の話ですね。会話ではほぼ無理… というかこんなに喋らないです。

 

ということで、今日のレポートは以上です。

話すスキルだけ磨いてもヒアリングができなければ、会話にならないので、参考までに私が実践していることを書いた記事を紹介します。もしよかったら。

英語のヒアリングはできてもスラスラ話せない…効果のある練習とは

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