「英語の文章なら15年読んでるから、単語はそれなりに知ってる。毎日ヒアリングも少ししてる。でも、いざ話すとなると、口から何も出てこない…。」
これ、以前の私自身のリアルな悩みでした。というか、正確に言えば今も奮闘中。
**インプット(読む・聞く)**の経験は豊富なのに、**アウトプット(話す)**の回路だけがなぜか完全にフリーズしてしまう。
頭の中で完璧な文章を組み立てているうちに、会話のチャンスはあっという間に過ぎ去ってしまいますよね。
英会話の場では、完璧な文法よりも伝わるスピードが最優先!
この記事では、私が実際に「長年英語を読んでいて単語は知っているが、会話は苦手」という状況を瞬時に相手に伝えるために使っている超実用的な短縮テクニックと、そのコツをご紹介します。
長い文章は不要。**「伝わること」**を最優先にした英会話術で、あなたの瞬発力を一気に引き上げましょう!
※このような英会話トレーニングの気づきを毎日投稿しています。前回はこれです。もし良かったら覗いてみてください。
英語で「これをご覧ください」は超簡単!ネイティブが瞬時に使う3つのシンプル表現
では本題。
.相手に「状況」を伝えるショートカット術
まずは、あなたの現在の英語力や学習背景をサッと説明するフレーズを見てみましょう。
長い文章は不要。
キーワードの羅列とジェスチャーで乗り切ります。
| 伝えたいこと | 長い文章の例 | 瞬時に伝える短縮フレーズ |
| 長年の読書経験がある | “I’ve been reading English documents for 15 years.” | “Reading experience: 15 years!” / “Long time reader.” |
| 単語は知っている | “I know a decent amount of vocabulary.” | “Vocabulary is OK.” / “Know many words.” |
| 会話経験がない | “I haven’t had any real speaking practice.” | “No speaking practice.” / “Never spoken much.” |
| だから話せない | “Therefore, I can barely speak English.” | “Can’t speak fast.” / “Speaking is difficult.” |
💡組み合わせ例: 「Vocabulary is good, but no speaking practice. Hard to speak!」
2. 「伝わる人」になるための3つのコツ
会話スキルアップに力を入れているなら、以下の3つのコツを意識することで、瞬発力とコミュニケーション能力が格段に向上します。
【コツ1】主語(I, You)と動詞(Verb)だけ言え!
複雑な文法や時制を考えるのをやめましょう。まずは**「誰が」「どうする」**の核だけを伝える練習をします。
- ❌長考: “I went to the store yesterday because I needed milk.”
- ⭕️瞬発: “I go store. Yesterday.”
相手は文脈から意味を推測してくれます。完璧な文法は、後からついてくるものです。
【コツ2】ジェスチャーと表情は最強の「補足単語」
言葉が足りないとき、表情やジェスチャーがその不足分を補います。
- 話に詰まったら、焦らず**「Wait…」**と言って、考えるジェスチャーをする。
- 知らない単語が出たら、首をかしげる。「I don’t know the word.」と言いながらジェスチャーをすれば、相手は自然に簡単な言葉に言い換えてくれます。
【コツ3】怖がらずに「Maybe (たぶん)」「For example (例えば)」を使おう
曖昧な表現や、具体例を示す言葉は、会話を止めずに進めるための優秀な**「つなぎ言葉」**です。
言いたいことが正確に定まらなくても、「Maybe…」「For example…」を挟んでから、知っている単語を並べれば、相手はあなたが伝えようとしている内容を待ってくれます。
瞬発力がアップする!会話で使える追加の短縮フレーズ集
頭の中で完璧な文章を作るのをやめて、キーワードで伝える練習をしましょう。あなたの会話を止めないための、「伝わる人」になるショートカットです。
場面1:意見を求められたとき
「〜についてどう思いますか?」と聞かれたとき、すぐに返答する訓練です。
| 伝えたいこと | 長い文章の例 | 瞬時に伝える短縮フレーズ |
| 私はそれに賛成です | “I agree with your opinion.” | “Yes, I agree.” / “Good point!” |
| ちょっと違う意見です | “I have a slightly different opinion.” | “Hmm, maybe not.” / “A little different.” |
| まだ決められません | “I haven’t decided my opinion yet.” | “Not sure yet.” / “Need more time.” |
場面2:相手の言っていることがわからなかったとき
聞き返すときに「ごめんなさい、もう一度お願いします」を完璧な文章で言おうとすると時間がかかります。短く、失礼にならないように伝えます。
| 伝えたいこと | 長い文章の例 | 瞬時に伝える短縮フレーズ |
| もう一度言ってください | “Could you say that one more time, please?” | “Sorry, one more time?” / “Say again?” |
| どういう意味ですか? | “What do you mean by that?” | “Meaning…?” / “What’s that mean?” |
| もう少しゆっくり話して | “Could you please speak a little slower?” | “Please slower.” / “Slow down, please.” |
場面3:自分の計画や意図を話すとき
未来の予定や、今考えていることを伝えるときも、シンプルにキーワードを並べます。
| 伝えたいこと | 長い文章の例 | 瞬時に伝える短縮フレーズ |
| 週末に映画を見に行く予定です | “I’m planning to go see a movie this weekend.” | “Weekend, I go movie.” / “Movie this weekend.” |
| それを試してみるつもりです | “I am going to try that idea.” | “I try that.” / “Try it!” |
| 明日までに終わらせたいです | “I want to finish it by tomorrow.” | “Finish tomorrow, hope so.” / “Need finish by tomorrow.” |
これらの例のように、主語(I, You)や冠詞(a, the)を省略しても、単語とジェスチャーがあれば会話は十分に成り立ちます。
伝わることを最優先に、どんどん口に出していきましょう!
咄嗟の一言に効く!会話を止めない「つなぎ」短縮フレーズ集
短いフレーズで会話を止めないためには、**間を埋める「つなぎ言葉」**が非常に役立ちます。
これらは完璧な文法よりも、口に出すスピードが重要です。
| 伝えたいこと | 長い文章の例 | 瞬時に伝える短縮フレーズ |
| ちょっと待ってね | “Please wait a moment while I think.” | “Wait… just a second.” / “Give me a minute.” |
| つまり、〜ということ? | “So, are you saying that…?” | “So, you mean…?” / “You say…?” |
| たとえば、こんな感じ? | “For example, is it like this?” | “Like this?” (+ジェスチャー) / “For example?” |
| 本当にそう思う | “I really think so, too.” | “Yes, totally agree!” / “Exactly!” |
| それは難しい | “That seems to be a little difficult.” | “That’s hard.” / “Too difficult for me.” |
| 知っているよ! | “I know what you are talking about!” | “I know it!” / “Got it!” |
まとめ:もう「完璧な文章」は目指さない!
これまで「私は英語文書を読んで15年になるので、単語は知っています。ですが…」という長い文章を頭の中で組み立てて、結局話せなかったあの頃と、もうお別れです。
この記事で紹介した短縮フレーズとコツを使えば、主語や冠詞を削っても、キーワードとあなたの意思が相手に届くことを実感できたはずです。
私の決意:「伝わる人」へシフトチェンジ!
**「Vocabulary is good, but no speaking practice.」**この短い一言で、私の状況は十分に伝わります。
文法的に正確な**「書くための英語」**から、**瞬時に伝わる「話すための英語」**へ、考え方をシフトできたのは本当に大きな発見でした。
今日から、もう完璧な文章は目指しません! 怖がらずに単語の羅列で意思を伝え、会話のキャッチボールを楽しむことを最優先にします。
**この短縮術をどんどん取り入れて、**会話のスキルアップに繋げていきます!
読者の皆さんも、明日から一つだけでも短縮フレーズを試してみましょう。話すスピードが変われば、英会話への自信も必ず変わりますよ!
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