もう詰まらない!「〜の理由は」「〜のおかげで」を即答できる英語フレームワーク

英語を話そうとしたとき、頭の中で日本語を組み立ててしまい、「えーっと…」と次の言葉に詰まってしまう経験はありませんか?

複雑な文法を完璧にこなそうとする必要はありません。

会話がスムーズに進む秘訣は、汎用性の高い「発話の型(フレームワーク)」を覚えることです。

この記事では、もともと深みのある文章から抽出した、以下の4つのキーフレーズをご紹介します。

これらの「型」を使えば、「〜の理由は」「〜のおかげで」といった日本語のニュアンスを瞬時に伝える力が飛躍的にアップします。


1. 変換プロセス:日本語の意図を英語の「型」に変える

 

まず、「〜の理由は」「〜のおかげで」という日本語の意図を、どのようにシンプルな英語のフレームに変換したのか、その思考プロセスを解説します。

日本語の意図 変換の方向性 抽出したフレーム
〜の理由は 機能・恩恵の表現:ある事柄が、私たちに何をもたらすかを説明する型。 that keeps us safe from
〜のおかげで 依存関係の表現:結果が特定の条件に左右されることを示す型。 The answer might depend on

このプロセスにより、複雑な思考を表現する「型」が手に入ります。


2. 瞬発発話に役立つキーフレーズ4選

 

これらの「型」を、日常会話で使えるように落とし込みます。

フレーム ①: … that keeps us safe from …

 

意味 〜から私たちを守ってくれる(もの/こと)
活用場面 自分の意見や、ある行動の**機能や恩恵(〜の理由)**を説明する。

会話での活用例:

  • Getting enough sleep that keeps us safe from catching a cold.

    • (十分な睡眠をとることが、風邪をひくことから私たちを守ってくれる。)

  • This app is great. It offers a password that keeps us safe from hackers.

    • (このアプリは素晴らしい。ハッカーから私たちを守ってくれるパスワードを提供している。)


フレーム ②: The answer might depend on …

 

意味 答えは〜次第かもしれない / それは〜による(〜のおかげで決まる)
活用場面 不確実な状況や、結果の依存関係を表現する。

会話での活用例:

  • Should we go hiking tomorrow? The answer might depend on the weather.

    • (明日ハイキングに行くべき?天気次第かもしれないね。)

  • How much work we can finish today might depend on how many people show up.

    • (今日どれだけの作業が終わるかは、何人人が来るかによるかもしれない。)


フレーム ③: So, let’s always …

 

意味 だから、いつも〜しよう / 〜することを心がけよう
活用場面 前提や理由を踏まえて、提案や呼びかけを行う。

会話での活用例:

  • We tend to forget things, so, let’s always write down all the instructions.

    • (私たちは物忘れしがちだから、いつも指示を全て書き留めるようにしよう。)

  • Our budget is tight this month, so, let’s always check prices before we buy.

    • (今月は予算が厳しいから、買う前に必ず値段をチェックすることを心がけよう。)


フレーム ④: … and help us get to our goal.

 

意味 〜、そして私たちが目標を達成するのを助けてくれる
活用場面 ある行動が、最終的な目標達成に貢献すると強調する。

会話での活用例:

  • Consistent effort will challenge us and help us get to our goal of mastering a new skill.

    • (一貫した努力は私たちを鍛え、新しいスキルを習得するという目標達成を助けてくれる。)

  • This new strategy will take time and help us get to our goal of increasing sales.

    • (この新しい戦略は時間がかかるが、売上を増やすという私たちの目標達成を助けてくれる。)


3. 発音攻略コーナー:「言いにくい」を「言える」に変える!

 

キーフレーズをスムーズに発話するために、特に日本人学習者にとって発音しにくい単語やフレーズの音のつなぎ方を練習しましょう。

フレーズ / 単語 発音のポイント 練習のコツ
safe from 「safe」の語尾 [f] の音と、次の「from」の [f] を止めずにつなげる。 間に日本語の「ウ」を入れず、唇を噛む [f] の音を滑らかに連続させる。
depend on 「depend」の語尾 [d] の音が、次の「on」とリンクして**「ドーン」**のように聞こえる。 舌を上の歯茎の裏につけて出す [d] の音を、流れるように発音する。
materialism アクセントは**「ティ (tí)」**の部分。 [mə--əri-ə-lìzəm] と、アクセントを意識してリズミカルに発音する。

まとめ(Conclusion)

 

今回学んだ4つの発話フレームは、あなたの英語の瞬発力を大きく高めてくれます。

  1. 〜の理由/恩恵: that keeps us safe from

  2. 〜次第: The answer might depend on

  3. 〜しようという提案: So, let’s always

  4. 〜という目標達成に役立つ: and help us get to our goal.

これらの「型」に、身近な単語や状況を当てはめて、毎日声に出して練習してみてください。

すぐに英語で意見を述べられるようになり、会話が劇的にスムーズになるはずです!

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