「させる」と覚えるのはもう終わり!英語の本質が見える万能動詞 let の使い方

万能動詞 let の使い方

はじめに

let = させる。

学校ではそう習ったかもしれません。でもこの訳し方のままでは、ネイティブが日常会話で使う let の半分以上が理解できません。

なぜなら let は、

❌ 誰かを無理やり「させる」

動詞ではなく、

「口出ししない」「邪魔しない」「そのままにしておく」

という感覚が中心の単語だからです。

この記事では、allow との違いも意識しながら、
let の核心イメージを初心者向けにスッキリ解説します。


衝撃!let は「コントロールを手放す」単語

まずは、よくあるフレーズを見てみましょう。

Let it go.

これを「それを行かせろ」「それをさせろ」と訳しても、意味がよく分かりませんよね。

ここでの let は、

👉 「もう口出しするのをやめよう」
👉 「そのままにしておこう」

という気持ちを表しています。

つまり let の本質は、

  • 支配しない
  • 操作しない
  • 管理しない

👉 コントロールを手放すこと

なのです。

ポイント:let = 無理に動かさず、成り行きに任せる


allow と let の決定的な違い

ここで、第1話 allow を思い出してください。

  • allow:環境を整えて「できるようにする」
  • let:すでにある流れに「口出ししない」

「許可」と覚えるのはもう終わり!万能単語 allow を使いこなして「英語脳」へアップデートする方法

例文で比べてみましょう

This schedule allows me to work from home.
(環境が整って、在宅勤務ができる)

My boss lets me work from home.
(上司が口出ししない=自由にやらせてくれる)

どちらも似ていますが、

  • allow → 仕組み・制度・状況
  • let → 人の態度・スタンス

を表している点が大きな違いです。

ポイント:allow は環境、let は人の姿勢


「I can…」より自然?let を使うと会話が柔らかくなる

英語では、命令や主張をそのまま言うと、
きつく聞こえることがあります。

そこで活躍するのが let です。

よく使われるパターン

Let me check.
(ちょっと確認させて)

Let me think.
(少し考えさせて)

これは「させろ」ではなく、

👉 一度流れを止めるためのクッション表現

です。

ポイント:let は会話をスムーズにする潤滑油


即使える!let のこなれ例文

相手を尊重するとき

Let him be.
(彼は彼のままでいいよ/そっとしておこう)

子育て・人間関係で

Let kids make mistakes.
(子どもには失敗させてあげよう)

日常のひと言

Let me know when you arrive.
(着いたら教えてね)


よくあるNG例と注意点

❌ Let me to do it.

let の後ろは to 不定詞ではなく原形 です。

⭕ Let me do it.

また、

❌ My boss let me to leave early.

⭕ My boss let me leave early.

ポイント:let + 人 + 動詞の原形


let を使いこなすための「魔法の公式」

let + 人 + 動詞の原形

シンプルですが、

  • 人の自由を尊重する
  • 余計な力を抜く

そんな英語らしい感覚が詰まっています。


まとめ:let は「優しさ」と「距離感」の単語

let は、

❌ 相手を動かす単語

ではなく、

相手を信じて任せる単語 です。

今日からは、

  • 口出ししすぎていないか
  • コントロールしようとしていないか

そんな場面で let を思い出してみてください。

今日のミニ課題
👉 Let me… を使って、クッション表現を1つ作ってみましょう。

次回は、
👉 make = 作る?いいえ、「影響を与える」動詞
を解説します。

「作る」と覚えるのはもう終わり!英語の核心が見える動詞 make の正体
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