「作る」と覚えるのはもう終わり!動詞 make の正体
はじめに
make = 作る。
この訳し方、実は英語学習者を一番遠回りさせている原因かもしれません。
なぜなら、ネイティブが日常会話で使う make の多くは、
❌ 物を作る
という意味ではなく、
✅ 「影響を与える」「状態を変える」「結果を生み出す」
という感覚だからです。
この記事では、
「make = 作る」という思い込みを手放し、
英語らしい make の使い方を初心者向けに整理します。
衝撃!make は「結果」にフォーカスする動詞
まずは、よく耳にする表現を見てください。
This makes sense.
これを直訳して
「これは意味を作る」
とは言いませんよね。
ここでの make は、
👉 「(聞いた人の中で)納得という状態を生む」
という意味です。
つまり make は、
- 行為そのもの
- 作業の過程
ではなく、
👉 最終的にどういう状態になったか
に注目する動詞なのです。
ポイント:make は「作業」より「結果」

allow / let / make の力関係を整理しよう
ここまでのシリーズを振り返ってみましょう。
- allow:環境が整ってできる
- let:口出ししない・任せる
- make:影響を与えて変える
「許可」と覚えるのはもう終わり!万能単語 allow を使いこなして「英語脳」へアップデートする方法
「させる」と覚えるのはもう終わり!英語の本質が見える万能動詞 let の使い方
例文で比較
This situation allows me to stay calm.
(状況のおかげで冷静でいられる)
He lets me stay calm.
(彼が口出ししないから冷静でいられる)
He makes me stay calm.
(彼の言動が、私を冷静な状態にさせる)
make には、
👉 相手や状況を動かす力
が含まれます。
ポイント:make には「影響力」がある
「make + 人 + 動詞」で見える強制力
初心者が戸惑いやすいのが、この形です。
make + 人 + 動詞の原形
例
He made me do it.
(彼は私にそれをやらせた)
ここで重要なのは、
👉 本人の意思より、外からの力が強い
というニュアンスです。
- 命令された
- 断れなかった
- 影響を受けた
そんな場面で make が使われます。
ポイント:make は「逆らえない力」
日常会話でよく使われる make 表現
感情・状態を変える
This movie made me cry.
(この映画で泣かされた)
判断・理解に影響
Your explanation made it clear.
(説明のおかげで分かった)
人生・考え方に影響
This experience made me who I am today.
(この経験が今の私を作った)
どれも「作る」ではなく、
👉 変化が起きている
点に注目してください。
よくあるNG例と注意点
❌ He made me to apologize.
make の後ろは、
❌ to 不定詞ではありません。
⭕ He made me apologize.
※ let と同じく、
👉 動詞の原形 を使います。
ポイント:make + 人 + 動詞の原形
make を使いこなすための「魔法の公式」
make + 人 / 物 + 状態・行動
例:
- make me happy
- make things easier
- make it possible
「何を作ったか?」ではなく、
👉 「どう変わったか?」
を意識すると、make は一気に使いやすくなります。
まとめ:make は「変化を起こす」動詞
make は、
❌ 何かを作るだけの単語
ではありません。
✅ 人や状況に影響を与え、結果を生み出す単語 です。
今日からは、
👉 「作った」ではなく
👉 「何がどう変わった?」
という視点で make を使ってみてください。
今日のミニ課題
👉 最近の出来事を1つ、”This made me…” で表現してみましょう。
次回は、
👉 help = 助ける?いいえ、「一部を担う」動詞
を解説します。


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