仕事でミスをして落ち込んだ日、英語でうまく愚痴れますか?

ミスをした日の帰り道。
「今日さ、仕事で怒られてさ……」
そんな一言を誰かに英語で言いたくなったのに、
頭に浮かんだのは angry / scold くらい。

言えなくて、話題を変えた。
──そんな経験はありませんか?

実はネイティブの世界には、
「どれくらいキツく言われたのか」
「どんな気持ちになったのか」
まで、まとめて伝えられる便利な表現がたくさんあります。

この記事では、
清掃スタッフが現場で本当に遭遇しがちなシチュエーションを使いながら、
辞書の一番上にある単語を卒業する表現を解説します。


なぜ “Reprove” や “Scold” ではダメなのか?

まず、多くの学習者が思い浮かべる scold
実はこれ、ネイティブにとっては
**「しつけ」や「子どもに対する叱り方」**のイメージが強い単語です。

お母さんが子どもに
「コラッ、ダメでしょ!」と言う感じですね。

大人が職場で使うと、
少し幼く、場違いな印象を与えてしまいます。

一方、reprove はというと……
これはもう完全に
公文書・法律・文学の世界

Today, I was reproved by my supervisor…

なんて言ったら、日本語で言えば
「本日、上司より厳重なる譴責を賜りまして…」
と愚痴るようなもの。

意味は通じても、
距離感が一気に広がってしまいます。


現場で使える!「温度感」が伝わる3つの神フレーズ

こうした表現を知っていると、
「怒られた」という事実だけでなく、
その時の感情まで一緒に伝えられるようになります。

だから、英語で愚痴っても話が早いし、
「それはキツいね」と共感も返ってきやすい。

では、現場でそのまま使える表現を見ていきましょう。

※清掃の仕事って、
誰も見ていないと思われがちなのに、
ミスした瞬間だけやたら細かく見られるんですよね。


1. “My boss chewed me out.”(油を絞られた)

一番おすすめなのがこれ。
chew = 噛む

つまり、
「ガムみたいにガミガミ噛み砕かれた」=
こっぴどく叱られたという感覚です。

感情タグ:🔥 強烈・一気に怒られた

どんな時に使う?
派手なミスをして、
声を荒げて怒られた時。

例文

I got chewed out for forgetting to mop the stairs.
(階段のモップがけを忘れて、油を絞られちゃったよ。)


2. “My boss gave me a talking-to.”(お説教を食らった)

これは、
怒鳴られたというより
きっちり時間を取って注意された時の表現。

個室に呼ばれて、
逃げ場のない指導を受けるイメージです。

感情タグ:😓 逃げ場のない指導

どんな時に使う?
仕事の進め方や態度について、
一対一で注意された時。

例文

My supervisor gave me a talking-to about being late.
(遅刻について、上司にお説教されちゃった。)


3. “I got a lecture.”(講釈を垂れられた)

大学の講義でおなじみの lecture
日常会話では、
**「うんざりする長い説教」**という意味でよく使われます。

感情タグ:😩 うんざり・長い

どんな時に使う?
「また始まったよ……」と思いながら
聞かされる教育的(?)なお説教。

例文

I had to listen to a long lecture about garbage sorting.
(ゴミの分別について、長いお説教を聞かされたよ。)


【1分クイズ】今のあなたなら、どれを使う?

学んだ表現を整理してみましょう。

Q1. ロビーのワックスがけを忘れ、
上司に顔が赤くなるほど激しく怒鳴られた!
A. I was reproved.
B. I got chewed out.

Q2. 清掃用具の片付けが雑だと、
リーダーから15分もしつこく注意された。
A. I got a talking-to.
B. I got a lecture.

Q3. 1分遅刻しただけで、
「社会人とは…」という長い話が始まった。
A. My boss told me off.
B. My boss gave me a lecture.


クイズの答えと解説

Q1:B
激しく怒鳴られた・油を絞られたなら、迷わず chewed out

Q2:A
一対一で指導されたニュアンスなら a talking-to
(うんざり感を強めたいなら B も可)

Q3:B
教育的で長い講釈には lecture がぴったり。


最後に

叱られた事実は消えません。

でも、
「どんなふうに怒られたのか」
「どんな気持ちだったのか」を
ちゃんと英語で伝えられたら、
心は少しだけ軽くなります。

もし明日、現場でまた怒られてしまったら──
(できれば避けたいですが)

心の中でこう思ってみてください。

「あ、これは chewed out だな」

それだけで、
今日の出来事は
英語学習の1ページに変わります。

愚痴も、失敗も、全部使っていきましょう。

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