【単発バイト体験】佐川急便より楽?57歳男性が印刷物の仕分け・梱包をやってみた
「大きなカタログのカートンが積み上がった倉庫……一体どんなハードな作業が待っているんだろう?」
朝早く現場に到着したとき、少し身構えてしまったのが正直なところです。

以前、佐川急便の単発バイトを経験したときは、流れてくる荷物をひたすら扱う作業で、かなり体力を使いました。
特に私が気になったのは、腰への負担とトイレに行くタイミングです。
ところが今回の印刷物の仕分け・梱包作業は、同じ物流系の仕事でもかなり印象が違いました。
5人ほどのチームで作業し、20代のバイトレの先輩からコツを教えてもらいながら、気がつけば予定時間を過ぎて残業までしていました。
もちろん、仕事なので楽なことばかりではありません。
それでも、57歳の私には「これならまた働いてもいいな」と思える現場でした。
今回は、実際に一日働いてみて感じた運動量や作業内容、休憩、職場の雰囲気などを、佐川急便の経験とも比較しながら書いてみます。
大きな倉庫と5人のチーム|初日は少し緊張
初参加ということもあり、集合時間よりかなり早めに現場へ到着しました。
目に入ったのは、大きなカタログのカートン(段ボール箱)がずらりと積み上げられた大きな倉庫。
「これから一体どんな作業が始まるんだろう……」
少し緊張しました。
今回一緒に作業するのは5人ほど。
- 社員さん2人(50代くらいの男性と女性)
- バイトレの先輩2人(20代の男性)
- そして初参加の私(57歳)
最初に声をかけてくれた男性社員さんも物腰が柔らかく、女性社員さんも作業を丁寧に教えてくれました。
20代のバイトレの先輩たちも気さくです。
初めての現場で一番ありがたいのは、実はこういう雰囲気なのかもしれません。
「何をしたらいいのか分からないまま放置される」という感じがなく、最初から作業を教えてもらえたので、緊張はすぐになくなりました。
最初はパレットのラップ巻き|意外とコツがいる
最初に教えてもらったのは、パレットに積まれたカートンが崩れないように、ストレッチフィルムを巻く作業でした。
大きな食品用ラップのようなものを、パレットの周囲にぐるぐる巻いていきます。
これが、見た目より少しコツがいります。
私が教えてもらったやり方では、まずラップの端を細くして固定し、その後、両手でラップを軽く持ちながらパレットの周囲を回っていきます。
最初は「下から上まで全部きれいに巻かないといけないのか」と思ったのですが、実際にやってみると、巻く位置や力加減にもコツがあります。
特に最初から一番下をきっちり巻こうとすると、腰をかがめることになるので、私には少ししんどく感じました。
作業を続けるうちに、どこから巻けばやりやすいかも少しずつ分かってきました。
こういう仕事は、説明を聞くだけより、実際に一度やってみた方が早いですね。
メイン作業はカートンをレーンへ流す仕事
ラップ巻きが終わると、いよいよメインの作業です。
男性社員さんがフォークリフトでカートンの載ったパレットを運び、腰より少し下くらいの高さの台にセットします。
そこからカートンを一つずつレーンへ流していきます。
作業を分担すると、だいたい次のような感じでした。
- 女性社員さん:箱数の確認やラベル貼り
- 男性陣:箱をレーンへ流す
- 別の人:新しいパレットへ積み直す
- 別の人:結束機を使って荷物をまとめる
そのときの状況に応じて役割を交代しながら進めていました。
私が一番「これはありがたい」と感じたのは、作業台やレーンの高さです。
以前経験した佐川急便では、低い位置のレーンから荷物を扱う時間があり、腰をかがめる姿勢がかなり負担になりました。
今回は、私の身長では比較的作業しやすい高さ。
もちろんカートンを持ち上げたり積んだりするので、体は使います。
それでも、無理な姿勢を続ける感じが少なかったため、私にはこちらの方がかなり楽に感じました。
佐川急便との大きな違いは「自分のペースで動けること」
今回の仕事を経験して、佐川急便との違いを強く感じたのが、作業のペースです。
佐川急便では、早朝の短時間勤務でレーンに入ると、次々と荷物が流れてきました。
私が経験したときは、「次から次へ」という感じで、トイレに行くタイミングを考える余裕もあまりありませんでした。
もちろん佐川急便でも現場や担当場所によって違うと思います。
一方、今回の印刷物の仕事は、チームで作業を進めるので、周囲と協力しながら動けます。
箱が来たら処理する。
積み終わったら次へ進む。
誰かが別の作業をしている間に、自分ができることをする。
そんな感じでした。
「3時間、ひたすらレーンの前から動けない」という感覚とは違いました。
これは57歳の私にとって、かなり大きな違いでした。
休憩・トイレの心配が少なかった
今回ありがたかったのが、休憩をきちんと取れたことです。
午前10時、午後3時に休憩があり、さらに16時にも休憩を挟んでから残業に入りました。
トイレや水分補給を我慢しながら働く必要がなかったので、それだけでも精神的にはかなり楽でした。
私は57歳なので、若い頃と同じように「何時間でもノンストップ」という働き方は、できれば避けたいところです。
体力そのものより、無理をしなくても働ける環境かどうかが大切になってきたと感じます。
20代の先輩に教えてもらった「箱積み」のコツ
カートンを新しいパレットへ積み直す作業もありました。
箱が崩れないように、互い違いに重ねていきます。
本業が清掃なので、こういう積み方はほとんど経験がありません。
最初は、
「四隅を決めてから真ん中を埋めていくのかな?」
と思っていました。
ところが、一緒に働いていた20代の男性から、実際のやり方を教えてもらいました。
自分の立ち位置から近い中央部分から、隙間を作らないように詰めていく方法です。
実際にやってみると、なるほど。
無駄に手を伸ばさなくて済むので、確かにやりやすい。
年下の先輩から教えてもらうというのも、単発バイトの面白いところですね。
長く働いてきたからといって、知らない仕事では自分が新人です。
素直に教えてもらった方が、結局は仕事が早く覚えられます。
結束機の扱いも20代の先輩が担当
パレットに積んだカートンをまとめる結束機もありました。
これも私は初めて見る機械です。
担当していた20代の男性は、ボタンの調子が少し悪い機械をうまく扱っていました。
「俺もこれにはちょっと戸惑ってるんですよ~」
と笑いながらも、手際よく作業しています。
こういう姿を見ると、
「若い人はやっぱり慣れるのが早いな」
と思います。
でも、逆に言えば、私も一日やってみれば少しずつ分かってくる。
最初から完璧にできなくてもいいんですよね。
予定は16時までだったが、18時まで残業
この日は全体的に物量が多く、
「一体いつになったら終わるんだろう?」
と思うくらいのカートンがありました。
本来の勤務は16時まで。
ところが社員さんから、
「もしよかったら、残業お願いできますか?」
と声をかけてもらいました。
こちらの体調や都合を確認したうえでの依頼だったので、嫌な感じはありませんでした。
16時に休憩を挟んでから残業へ。
手が空いたときには男性社員さん自身も積み込みを手伝ってくれました。
結局、18時まで作業。
最後はみんなでパレットにラップを巻き、周囲を掃除して終了しました。
16時までのつもりで行ったので、18時まで働くとさすがに「今日はよく働いたな」という感じです。
ただ、不思議と「こき使われた」という感覚はありませんでした。
翌日の体はどうだった?
ここは、57歳の私にとってかなり重要なところです。
一日しっかり体を動かしたので、翌日は多少体にくるかなと思っていました。
ところが、筋肉痛はありませんでした。
もちろん人によって体力も違いますし、荷物の量や担当する作業によって負担も変わると思います。
それでも私自身は、
「思ったより体へのダメージが少なかったな」
というのが正直な感想です。
佐川急便のときは、作業後の疲労感がかなり強かったので、その違いには驚きました。
佐川急便より楽だったのか?
では、結局のところ、
「佐川急便より楽だったのか?」
という話です。
私の今回の体験だけで言えば、印刷物の仕分け・梱包の方が楽に感じました。
理由は主にこのあたりです。
- レーンや作業台の高さが比較的扱いやすかった
- 荷物が途切れず流れ続ける感じではなかった
- チームで協力して作業できた
- 休憩時間があり、トイレや水分補給をしやすかった
- 年下の先輩にも質問しやすい雰囲気だった
ただし、これはあくまで私が今回入った現場での感想です。
同じ「印刷物の仕分け・梱包」でも、会社や仕事内容、物量によって大変さは変わるでしょう。
ですから、
「印刷物なら必ず楽」
という意味ではありません。
ここは単発バイトを探す方には注意してほしいところです。
57歳の私が「また行ってもいい」と思った理由
今回の仕事で一番良かったのは、単純に「楽だった」ことではありません。
無理をしなくても、周りと協力しながら仕事ができたことです。
私は本業が清掃業なので、物流の仕事は完全な素人です。
それでも20代の先輩がコツを教えてくれ、社員さんも丁寧に接してくれました。
分からないことを聞ける。
トイレにも行ける。
休憩もある。
作業台の高さも自分には合っている。
そして、一日働いた翌日に筋肉痛がなかった。
これなら、また単発で入ってみてもいいかなと思いました。
単発バイトは「お金を稼ぐ場所」というだけでなく、自分に合う仕事なのかを一日だけ試せる場所でもあるんですね。
今回、実際に働いてみて、それを改めて感じました。
まとめ|物流の単発バイトも「現場によってかなり違う」
今回初めて入った印刷物の仕分け・梱包現場。
大きな倉庫にカートンが大量に積まれていたので、最初はかなり身構えました。
ところが実際に働いてみると、私には思ったほどきつくありませんでした。
特に良かったのは、
- 作業台・レーンの高さが比較的合っていた
- チームの雰囲気が良かった
- 年下の先輩から作業のコツを教えてもらえた
- 休憩があり、トイレにも行きやすかった
- 一日しっかり働いても翌日に筋肉痛がなかった
という点です。
もちろん、物流の仕事なのでカートンを持ったり、パレットに積んだりと、それなりに体は使います。
「何もしないで楽」という仕事ではありません。
それでも、以前経験した佐川急便と比べると、私にはこちらの方が働きやすく感じました。
57歳になって思うのは、単純に「楽な仕事」を探すというより、自分の体に無理のない現場を探すことが大切だということ。
単発バイトなら、最初から長く続けると決める必要もありません。
まず一日働いてみて、
「ここならまた来てもいいな」
と思えるかどうか。
今回の現場は、私にとってまさにそんな場所でした。
また機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。

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