【50代の疑問解消】もう紙の保険証はいらない？マイナ保険証移行で国民健康保険証が届くパターンと利用のメリット

📌 はじめに：新しい保険証が届くのはいつ？という疑問のその後

以前、私は「新しい国民健康保険証はいつ届くのだろう？」と、自分の誕生日が近づくたびに郵便を気にしていました。

その時の体験から、「有効期限の8日前に簡易書留で届く」という記録を残したのですが、今となっては状況が大きく変わりました。

ご存知の通り、今はマイナンバーカードを保険証として利用する「マイナ保険証」の時代です。

2024年秋には紙の保険証が原則廃止される（猶予期間あり）見込みとなり、多くの方がマイナ保険証へと移行を進めています。

しかし、私たち50代にとって「本当に紙の保険証はもう届かないの？」「古い保険証はどう処分すればいい？」という疑問は尽きません。

この記事では、私の実体験を交えながら、マイナ保険証時代でも国民健康保険証が届くパターン、マイナ保険証の具体的なメリットと利用時の注意点、そしてマイナンバーカードの更新でわかった「5年目の壁」について解説します。

1. 💌 まだ紙の保険証（被保険者証）が届くのはどんな時？

マイナ保険証の普及が進んでも、すべての人に紙の保険証（被保険者証）が届かなくなるわけではありません。現在でも、紙の保険証が届くケースは存在します。

📄 今後も紙の保険証が届く主なケース

【体験談】私が保険証を受け取った時の状況

私の場合は、有効期限が切れる8日前に簡易書留で届きました。

この「簡易書留で有効期限前に届く」という流れは、新しい紙の保険証や資格確認書が届く場合も健在です。

封書には、**新しい保険証（または資格確認書）**のほかに、マイナ保険証の利用を促す重要なお知らせが同封されていますので、必ず目を通しましょう。

2. ✂️ 古い保険証の「正しい」取り扱いと処分方法

新しい保険証や資格確認書が届いたとき、古い保険証をどう扱うべきか迷う方も多いでしょう。

1. 有効期限を確認する

古い保険証は、新しい保険証や資格確認書が届いたとしても、有効期限が切れるまでは使用できます。

万が一、マイナ保険証が使えない時のために、新しいものが届いても古いものの有効期限はチェックしておきましょう。

2. 【重要】情報漏洩を防ぐための処分方法

有効期限が切れたら、古い保険証は速やかに処分しましょう。

保険証は、保険者番号、氏名、生年月日など個人情報の塊です。

• 基本: ハサミで細かく裁断するか、シュレッダーにかけるなどして、絶対に個人情報が読み取れないように処理し、一般ごみとして処分しましょう。
• 注意: 自治体によっては返却を推奨している場合もあるため、念のため同封の説明書を確認してください。

3. ✨ 歯医者で体験！マイナ保険証の具体的なメリット4選

最初はマイナ保険証への切り替えは面倒に感じていましたが、実際に病院で利用してみて、そのメリットを実感しました。

顔認証リーダーの利用を体験！

病院や歯医者の受付に行くと、顔認証付きのカードリーダーが設置されています。マイナンバーカードを置き、「顔認証」または「暗証番号入力」で簡単に資格確認が完了しました。

【利用体験から実感したメリット】

1. 高額療養費の限度額適用認定証が不要に

これが一番大きなメリットです。

医療費が高額になったとき、事前の手続きなしで、窓口での支払いが自己負担限度額までで済みます。

今まで必要だった「限度額適用認定証」の申請・提示が不要になるのは非常に便利です。

2. 過去のデータ共有で医療がスムーズに

過去の特定健診情報や、今まで使ったお薬の情報を、医師や薬剤師と共有できます。（※本人の同意が必要です）初めてかかる病院でも、自分の健康状態やアレルギー歴などを正確に伝えられるため、より適切な治療を受けやすくなります。

3. 就職・引っ越し後もずっと使える

保険証は通常、切り替え手続きが必要です。

しかし、マイナンバーカードを保険証として登録しておけば、保険証の切り替え手続き中でも、カードを持っていれば保険証として利用できるため、「切り替え期間中に病院に行けない」という心配がなくなります。

4. マイナポータルで医療費をチェック

マイナポータルを通じて自分の医療費情報をいつでも確認でき、確定申告（医療費控除）の手続きも簡単になります。

4. ⚠️ 利用時の「落とし穴」！マイナ保険証の注意点と対処法

利用時に戸惑わないために、よくある疑問と対処法を確認しておきましょう。

カードリーダーの利用時の疑問

5. 💡 「5年目の壁」電子証明書の更新で注意すること【実体験】

マイナンバーカードを保険証として使い続ける上で、避けて通れないのが更新手続きです。

私も先日、5年を迎える電子証明書の更新のため市役所に出かけましたが、正直、結構面倒だと感じました。

10年持つのに、なぜ5年で更新が必要？

• マイナンバーカード本体の有効期限は18歳以上で10年ですが、ICチップに搭載されている電子証明書は5年で有効期限を迎えます。
• この電子証明書を更新しないと、マイナ保険証としての利用や、マイナポータルでの手続きができなくなります。

🏢 スムーズに更新するためのアドバイス

1. 暗証番号は必ず控えておく： 窓口での手続きには、最初に設定した暗証番号（特に利用者証明用：4桁）が必要です。これを忘れると、再設定に時間がかかります。
2. 混雑を避ける： 役所のWebサイトで混雑状況を確認するか、比較的空いている曜日・時間帯を狙って出かけましょう。
3. 余裕をもって手続きする： 有効期限の3ヶ月前から更新手続きが可能です。期限が近づくと窓口が混み合うため、通知が届いたら早めに手続きすることをおすすめします。

6. 📝 まとめ：マイナ保険証を使いこなすために

• 新しい紙の保険証（被保険者証）が届くのは一部のケースのみとなり、今後は「マイナ保険証」が標準となります。
• 特に高額療養費の自動適用は大きなメリットです。
• 紙の保険証が届いたら、同封の説明書をよく読み、有効期限が切れたら情報漏洩に注意して正しく処分しましょう。
• マイナンバーカードの電子証明書は5年で更新が必要です。通知が来たら早めに手続きを済ませましょう。

新しいシステムへの移行は戸惑うこともありますが、メリットを理解して利用すれば、医療機関での手続きはより簡単でスムーズになります。

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