どうも!
今の時代は翻訳機が充実しているので、日本人が英文読解するのはそれほど難しくないでしょう。
でも、簡単な英語であっても、自分から自信を持って喋るのはなかなか難しい…
そこで、日常会話あるあるの簡単な英訳した例文をできるだけ覚えていこうと思ったのが記事を書いているきっかけです。
ちなみに前回は、こんなことを書きました。
Looks likeが文頭にあっても文法的には問題なく会話では自然
何のことやら… という内容かもしれませんが、解説書よりは楽しくご覧いただけると思います。というのは、英会話を上達するにあたっては、自分が少しわからないところがクリアになってこそ、ものになっていくからです。そのためには失敗も必要。
ということで、今日はAIが表現したこんな英文を見ました。
「My cough isn’t as bad today.」これはご承知のように、私の咳は今日ひどくはありません、という内容ですね。
でも、普通 「as bad as 〜」という形はよく見かけますが、「as bad 」という表現はなかなか見かけない…
なんとなく察しはつくけど、そこははっきりとクリアにしたい、そんな思いからAIにちゃかしてこのように聞いてみました。
「asって「それほど」という意味もあるのですね。」
すると下記のような回答。
はい、「as」には確かに「それほど」というニュアンスの意味もありますね。特に否定文や疑問文でよく使われ、比較の度合いを表すときに現れます。
「as」が「それほど」を意味する例文
この場合の「as」は、多くの場合 not as ~ as … (…ほど~ではない)の形で使われます。
He’s not as tall as his brother.
(彼は兄ほど背が高くない。)この場合、「それほど背が高くない」というニュアンスが含まれています。
The food was not as good as I expected.
(その食べ物は期待していたほどおいしくなかった。)「それほどおいしくはなかった」という感じです。
It’s not as cold as yesterday.
(今日は昨日ほど寒くない。)「それほど寒くはない」という意味合いですね。
She doesn’t earn as much money as he does.
(彼女は彼ほど多くのお金を稼いでいない。)「それほど多くはない」というニュアンスです。
Is it as difficult as you thought?
(それはあなたが思ったほど難しいですか?)この疑問文では、「それほど難しいのか」と尋ねています。
このように、「as」が単独で「それほど」という意味を持つというよりは、「not as ~ as …」の形で「…ほど~ではない」という比較否定の文脈において、「それほど」というニュアンスが自然と現れると理解すると良いでしょう。
えっ、やはりas単独でそれほどという意味を普通は表現しない、という回答ですね。
余計混乱してしまった…
そこで、もう一度しつこくこのように聞いてみました。
「as badは普通、as bad asの形で使うものと思ってました。」
さて、どんな回答が返ってくるか…
その通りです!よく気がつきましたね。
「as bad」という形は、基本的には「as bad as ~」のように、比較対象を示す「as」とセットで使われるのが普通です。
「as bad as」の例
The flu this year is as bad as last year’s.
(今年のインフルエンザは去年のと同じくらいひどい。)His cooking isn’t as bad as people say.
(彼の料理は、人々が言うほどひどくはない。)「as bad」が単独で使われる場合
しかし、例外的に「as bad」が単独で使われることもあります。これは、文脈から比較対象が明らかである場合や、「それほど悪くない」「想像していたほど悪くない」といったニュアンスを強調したい場合です。
1. 否定文で「それほど悪くない」
特に否定文で「not as bad」とすると、「思ったより悪くない」「それほどひどくない」という意味合いになります。
“How was the test?” “Oh, it wasn’t as bad.”
(「テストどうだった?」「ああ、思ったより悪くなかったよ。」)この場合、言外に「(想像していたほど、あるいは他の人の話を聞いていたほど)悪くなかった」という比較対象が暗示されています。
The traffic isn’t as bad today.
(今日の交通はそれほど悪くない。)これも、「いつもより」「予想より」といった比較が暗黙のうちに存在します。
2. 強調表現として
ごく稀に、驚きや強調を表すために「as bad」とだけ言うこともありますが、これは口語的で、少し特殊なケースです。
“Did you hear about the accident? It was as bad.”
(「あの事故聞いた?ひどいものだったよ。」)この場合も、「想像以上に」「伝え聞いていた以上に」というニュアンスを含みます。ただし、この使い方は限定的で、一般的には避けた方が無難です。
まとめ
やはり基本的には「as bad as ~」の形で使われると覚えておくのが一番です。単独で「as bad」と使う場合は、多くが「not as bad」の形で、文脈に依存した省略があると考えてください。
なるほど!
これを見ると、例外的に「as bad」のような形で使われることがあるとのこと。
「テストの結果が思ったほど悪くない」とか、「咳がそれほどひどくない」などの場合ですね。
私たち日本人は、思ったほど悪くなかった、とか、それほどひどくない、などとよく言います。そのような場合は、すべて「not as bad 」で表現できるんだ、ということがわかりました。簡単で便利フレーズですね。是非使って、自分のものにしたいと思います。
今日の内容を短くまとめるとこういうことになります。
- 「as」の「それほど」というニュアンス:
- 主に否定文の「not as ~ as …」(…ほど~ではない)の形で、「それほど~ではない」という意味合いで使われる。
- 「I don’t like coffee as he does.」(私は彼ほどコーヒーが好きではない)のように、動詞句を比較することもできる。
- 「as bad」の使われ方:
- 基本的に「as bad as ~」(~と同じくらいひどい)のように、比較対象とセットで使われる。
- 「not as bad」(それほど悪くない、思ったより悪くない)という形で、文脈から比較対象が省略されている場合もある。
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