■ はじめに
前回の記事では「丁寧さ」による使い分けをお伝えしました。
でも、現場で報告をしていると、「状況はわかったけど、結局どうすればいいの?」と聞き返されてしまうことはありませんか?
今回は、単なる要約で終わらせない、「次のアクションを促すための『要するに』」を3つ厳選してご紹介します。
これであなたの報告は、ただの「説明」から「提案」に変わります!
■ 1. In short(手短に言うと)
長い経緯をバッサリ切り捨てて、時間がない相手に結論だけを届けるフレーズです。
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ニュアンス: 効率重視。無駄を省く。
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現場での例: “The elevator is down, and the stairs are blocked. In short, we can’t reach the 5th floor.” (エレベーターが止まっていて、階段も塞がっています。手短に言うと、5階には行けません。)
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ポイント:
Basicallyよりも「事実に徹した」ドライな響きになるので、トラブル報告の第一報に最適です。
※Basically が「ざっくり整理」なのに対し、In short は「事実だけを切り出す」イメージです。
■ 2. Long story short(かいつまんで話すと)
「いろいろあったんだけど……」というニュアンスを含ませつつ、結論にワープする時に使います。
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ニュアンス: 少しカジュアル。人間味がある。
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現場での例: “We tried several detergents, but the stain is still there. Long story short, we need professional equipment.” (色んな洗剤を試したんですが、汚れが落ちなくて。かいつまんで言うと、専門の機材が必要です。)
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ポイント: 苦労した過程を匂わせつつ、結論を急ぎたい時に便利です。
■ 3. What I’m saying is(私が言いたいのは)
相手がピンときていない時や、誤解されたくない時に「自分の意図」を再定義するフレーズです。
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ニュアンス: 意思が強い。念押し。
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現場での例: “What I’m saying is, safety is our top priority right now.” (私が言いたいのは、今は安全を最優先にすべきだということです。)
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ポイント: 議論が逸れそうな時に、ハンドルをグイッと戻す力があります。
■【さらに一歩先へ】説得力が倍増する「魔法のつなぎ」
「要するに」と言った後に、この一言を添えるだけで、現場のプロとしての信頼感が爆上がりします。
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“So, I suggest…” (だから、~を提案します)
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“So, what do you think?” (で、どう思われますか?)
「要するにダメです」で終わるのではなく、**「要するに〇〇なので、次はこうしませんか?」**とセットで使うのが、現場英語の最強の勝ちパターンです。
■ まとめ:状況別・使い分けシート
■ おわりに
現場の英語は、100点満点の文法よりも「今、何が起きているか」を最短で伝える勇気が大切です。
「Long story short!」と言い切ってしまえば、細かい文法ミスなんて誰も気にしません。
明日の現場で、トラブルが起きたらチャンスです。
深呼吸して、今回紹介したフレーズをぶつけてみてください。
きっと「OK, I got it!」という頼もしい返事が返ってくるはずですよ!
▼じゃあ、**言っちゃダメな『要するに』**ってあるの?
「要するに」は万能じゃない。英語で言っちゃダメな3フレーズ ― 現場で信頼を落とさないためのNG集 ―
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