どうも!
ハウスクリーニングに携わって30年経過しました。当時と色々と素材がすっかり変わりましたね。
床にはWaxを定期的にかけるのが常識でしたが、今ではノンワックスタイプの床が9割以上です。
なので、作業スタッフとしては床にWaxを塗らない方向で仕上げていますが…
これからはフローリングにWaxは塗らない方向で仕上げる(ハウスクリーニング)
これは、手間だから、とか、面倒だからということではなく、本当にWaxを塗らない方が見た目も耐久性もいいから…ですが、なかなか相手にはわかってもらえない。
なので、仕方なく塗ることも多いです。

この写真は2025年8月にフローリング全面を張り替えたものです。
なので、複合フローリングでノンワックスタイプの筈。
ところが、奥側はすでにWax(ハイテクフローリングコート)を塗った状態で、Waxを塗った方が明らかにしっとりとツヤが出るんですよね… 違いがくっきりわかるからWaxを塗るように要求されます。
ですが、写真の赤い矢印で示したように水を垂らすと明らかに弾いていますね。全然染み込んでない。
つまり、この状態でも明らかにコーティングが効いているんですよね…
その証拠に画像検索でAI先生に聞くとこんな回答が返ってきました。
↓
画像に見られるように、床に水滴が玉状になっているのは、フローリング材自体に撥水加工が施されているか、または撥水効果のあるワックスやコーティング剤が塗布されている可能性があります。これにより、水こぼしなどの際に汚れが染み込みにくく、手入れがしやすくなります。←ここまで
Waxは塗っていないので、すでにフローリング材自体に撥水加工がされているんです。
だからWaxは塗る必要はないわけですが、塗るとどういうことになるか…

赤い矢印で示しましたが、素材のコーティングがWaxを弾いてしまって、モップの塗り跡になってしまうことがあります。
これは塗りかすれではないため、上からWaxを補填すると、余計に濃淡が目立ってしまって汚らしく見えます。
もう一層上から塗れば、目立たなくなるかもしれませんが、手間ですよね…
確かにムラになった部分の塗り方やWaxの量が適正でなかったかもしれませんが、最初からWaxを塗らない方が、ムラはありませんし、本来のコーティングが水分汚れを弾いてくれます。水をこぼしたらすぐに拭かないとダメですけどね。
とはいえ、このようなことになったとしても、しっとりとしたツヤが出るのでWaxをしっかり塗った方がご満足いただける方がまだ多いでしょう。
まあ、相手に合わせるしかないか…
フローリングにWaxを塗る時に、できるだけムラのでないようにするために、素早く均一にゴミや髪の毛が床に残ったままにならないようにするためには、コツがありますね。
上記の記事は3年前に書いたものなので、さらに色々試してみてわかったことを追記したいと思います。
そして、Wax塗布後、髪の毛を発見してしまった場合にどうすればいいか…ちょっと試してみてコツがわかったので、次回それを投稿したいと思います。
今日の作業レポートは以上です。
フローリングに髪の毛を塗りこんでしまった…千枚通しで上手に抜き取る
スポンサーリンク


コメント