「60-story skyscraper(60階建ての超高層ビル)」という表現を見て、「えっ、物語(story)が60個?」と驚いたことはありませんか?
実は、英語の story には「階」という意味があります。
なぜ一見関係なさそうな「物語」と「階」が同じ単語なのか。そのロマンあふれる語源と、floorとの使い分けをスッキリ解説します!
1. なぜ「物語」が「階」になったのか?(語源のナゾ)
中世ヨーロッパの建築にその理由が隠されています。
当時の大きな建物(教会や公邸など)の窓や外壁には、聖書の話や歴史的な出来事を描いた彫刻・絵画が飾られていました。
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1階部分には「〇〇の物語」
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2階部分には「△△の物語」
このように、階層ごとに異なる「物語(story)」が展示されていたことから、**「物語の列=階層」**を指す言葉として定着したと言われています。
建物を下から見上げながら、物語を読み進めていく様子を想像すると、覚えやすいですよね!
【2. floor と story の違いって?】
「階」といえば floor が一般的ですが、使い分けには明確なルールがあります。
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floor: 「足元にある床」に注目。
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Ex: My office is on the 5th floor.(私のオフィスは5階にあります)
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story: 「建物の積層」に注目。
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Ex: It’s a two-story house.(それは2階建ての家です)
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【3. 【注意!】イギリス英語では綴りが違う?】
ここが英語の面白い(ややこしい)ところです。
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アメリカ英語: story / stories
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イギリス英語: storey / storeys(「e」が入ります!) イギリスの文献やニュースを読むときは、この「e」に注目してみるとプロっぽいですよ。
【まとめ】
「建物の各階に物語が刻まれていた」という歴史を知ると、無機質な「階」という言葉も少しドラマチックに見えてきませんか?
これからは「〇〇-story」という表現を見たら、ぜひその建物の高さを物語の積み重ねとしてイメージしてみてくださいね。


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