はじめに
英語のプロではありませんが、毎日学んだことを投稿しています。
昨日はこんなことを投稿しました。
「〜するたびに」は英語で? “every time” の使い方
新しいことを始めたいけど、ちょっと勇気が出ない…そんな時、誰かが背中を押してくれると嬉しいですよね。
英語で相手を誘ったり、励ましたりする時に役立つのが “give it a try” というフレーズだということに気がつきました。
覚えやすくて簡単。
「仕方ないよ」英語では”I couldn’t be helped” 覚えにくいけどこのフレーズです
でも、このフレーズ、使い方によってニュアンスが大きく変わるんですよね。
それで、素人の私は善意であっても相手に対して上から目線の表現を使ってしまいました。
その反省も兼ねて、この違いを知っておけば、もうちょっと自然な表現ができたとわかりましたので、
今回は、“Give it a try” と “Let’s give it a try” の意味の違いと使い分けについて書いてみたいと思います。
加えて、関連するお役立ちフレーズ “Go for it!” についても追記します。
執筆のきっかけの出来事
ここは読み飛ばしてもいい内容ですが… 笑
先日、友人と楽しく英語でおしゃべりをしました。
お互いに英語を話すのは好きなので、とても良い時間だったのですが、帰宅してふと、こう思ったんです。
「ああ、もう頭がパンクしそう…」
そう、英語を話すのは、私たち日本語ネイティブにとって、想像以上に「頭の体操(mental workout)」なんです。この経験から、「〜するたびに」というフレーズを英語でどう表現するか気になり、調べてみました。
すると、“every time I see you, my brain gets tired”(あなたに会うたびに、英語を話すから脳が疲れる)という、まさにぴったりな表現が見つかったんです。
そして、この「〜するたびに」というフレーズをさらに深掘りしていくうちに、誰かを励ましたり、誘ったりする時に使う便利なフレーズにも出会いました。
それが、今日ご紹介する “Give it a try”、“Let’s give it a try”、そして “Go for it!” 。
それが話のきっかけ。
では本題。
「やってみて!」相手を励ます “Give it a try”
一番覚えやすいのは“Give it a try”
このフレーズは、相手に何かを「試してみるように」勧める時に使います。
実は、主語はあなた(You)なので、相手の行動を促すニュアンスになるのですね。
ここで、この表現の特徴は、自分が先生か教師で、生徒にそのように言うなら自然ですが、友人にはやや上から目線。
直訳すると、トライしてみなさい…
それで、友人にそのように言ってから失敗したな、と反省したんです。
その人は、内気な性格で決心したかのように一歩踏み出してくれたから… その言葉に嬉しくなってついついそのように言ってしまったわけです。
Give it a try の例文を挙げるとこんな感じですが、自分は参加していないんですね。
- A: “I’m not sure if I can run a marathon.”
- (マラソンを走れるか自信がないな。)
- B: “You should give it a try! You might surprise yourself.”
- (やってみたら?意外とできるかもしれないよ。)
この表現は、相手が不安に思っている時や、一歩踏み出せずにいる時に、そっと背中を押すのにぴったりですが、自分も一緒に参加して頑張ろうと言いたい場合は次の表現の方が自然です。
「一緒にやってみよう!」仲間を誘う “Let’s give it a try”
“Let’s give it a try” は、「〜しよう」という誘いの言葉。
直訳すると一緒にトライしようよ〜
この方がいいですよね。
自分も一緒に参加することを意味するので、仲間意識や連帯感が生まれます。
例文を挙げると、
- A: “This new puzzle looks difficult.”
- (この新しいパズル、難しそうだね。)
- B: “Yeah, but it looks fun! Let’s give it a try together.”
- (そうだね、でも楽しそう!一緒にやってみようよ。)
これは、何かを一緒に始める時や、チームで新しい挑戦をする時などに最適です。
こう言えばよかった… 後悔
さて、もう一つ似たようなフレーズをついでに覚えます。
というのは、それしか言えないのか、ということにならないために。
「思い切ってやってみよう!」最強の応援フレーズ “Go for it!”
“Go for it!” は「やろう!」「頑張れ!」という、相手の決断を力強く後押しするフレーズ。
直訳すると、それのために行くんだ〜
なので、“Give it a try” よりもさらに熱い応援の気持ちを伝えたい時に使います。
例文を挙げると
- A: “I’m thinking about starting my own business.”
- (起業しようか考えているんだ。)
- B: “That’s a great idea! Go for it!”
- (それはいいね!思い切ってやってみよう!)
このフレーズは、相手が大きな一歩を踏み出そうとしている時や、迷っている時に、最高の励ましになります。
今回の私の場合、応援したいという気持ちを伝えるためにこの表現でもよかったかな、とあらためて思いました。
英語学習もボキャブラリーが増えると楽しいですね。
まとめ
今回の出来事をきっかけに下記のフレーズの使い方に慣れていきたいと思います。
割と覚えやすいと感じました。
- “Give it a try” → 「(一人で)やってみて!」と相手を励ます時。
- “Let’s give it a try” → 「(一緒に)やってみよう!」と誘う時。
- “Go for it!” → 「思い切ってやろう!」と力強く応援する時。
この3つのフレーズを使い分けることで、自分の気持ちをより正確に伝えることができます。
さあ、英語で新しい挑戦、Go for it!
ということでレポートは以上です。

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