床はきれいなのに、なぜ?マンション共用部の“見えない汚れ”を撃退!

はじめに

 

マンションの共有廊下って、清掃業者が定期的に入っているから、床はいつもきれいなのに、なぜか壁の黒いタレ跡や、電球の傘に溜まった虫やホコリが気になることってありませんか?

各部屋のエアコンのダクトカバーや室外機も割と汚い…

しかしながら、清掃業者が定期的に入っていてもそれがきれいにならない理由があります。

それは、シンプルに言うとそれらが清掃の契約に入っていないから…です。

私は清掃作業員で、仕事の依頼者からこういうところをもうちょっとなんとかなりませんとお願いされて、ざっくりとやってあげました。サービスで…

前の業者が契約に入っていないということで、手をつけていなかったみたいですね。

作業後は自分でもきれいにできたという爽快感がありましたので、オーナーさんはどういうところが気になっているのか、どうすればちょっとした手間である程度きれいになるのか、今日の仕事体験を投稿します。

 

オーナーさんは床以外のどこの汚れが気になっているのか

仕事前に、現場を確認しました。

するとこういうところが気になっているとのことでした。

まずは、電球の傘の汚れ。

雲の巣とか雨垂れとか、まあ汚いですね。

脚立がないと届かないので、そのままになっているのでしょう。

エアコンのダクトや空気口の汚れ。

こんなところは、明らかに契約には入っていないでしょうね。ですが、見栄えは確かに悪い…

後は、壁の黒いタレ跡。

写真には写っていませんが、白い壁の内側が結構黒い雨垂れがあります。

そして、水道メーターの扉。これも雨汚れがひどいですね。

水道メーター扉の鍵が閉まらない→これで一発解決!

 

まあ、このようなオーナーさんの言い分でした。

契約にはないけどやってあげるべき?

あまり固いことは言わないで、たまに、そしてちょっとだけでできることならやってあげることにしました。相手の信頼や好意が深まるので…

その前に、一般的にマンションの共用廊下の清掃する契約事項はどのようなものかを振り返ってみたいと思います。どこでも大差はないと思いますので。どこで他の業者に勝つかですね。

標準的な清掃の契約と概念、またその基準値

 

多くのマンション清掃の契約では、日常清掃は「ほうきやモップでの掃き拭き」がメインで、床のポリッシャー清掃は「定期清掃」として月1回や数ヶ月に1回など、頻度を決めて行われるのが一般的です。

これはうちもそう。ですが、建物によってはそれでは美観が全然維持できないのが現実です。

そして、壁や照明器具の清掃は、この定期清掃や特別清掃のオプションになっていることが普通ですね。

なぜ壁の清掃はオプションになりやすいのか?

  • 手間と時間がかかる:床のようにポリッシャーをかけるわけにはいかないため、基本的に手作業になります。汚れの種類や程度によっては、洗剤を使ったりブラシでこすったりと、かなりの労力が必要です。
  • 高所作業になる:高い場所にある壁や照明の清掃は、脚立や高所作業車が必要になることもあり、専門的な知識と技術が求められます。
  • 建物の材質に合わせた清掃が必要:外壁の材質によっては、強い洗剤や高圧洗浄が使えず、デリケートな清掃が必要になることがあります。

住人によっては、ペット臭があったり、タバコ臭かったり、お酒を飲んでそこらに戻してしまったりで、通常の清掃に加えての手間と労力がかかる建物があります。

「プロも驚く?ヤニとペット臭を徹底的に消すリフォームの裏ワザ」

なので、どうしても業者の清掃だけできれいに保つのは追いつかないことがあるわけです。それは理解してくれているはず… 住人によってはひどい人がいるから。

でも、オーナーさんとしては、綺麗好きな住人からクレームが来るから対応せざるを得ないんでしょうね… ですが、そんなことにお金をかけてられないジレンマが降りかかってくるわけです。ある意味でオーナーさんも大変…

もし、オプションとして壁とか電灯周りを望むなら、下記の点が参考になります。

  • 具体的に気になる箇所:漠然と「壁の汚れが気になる」と伝えるだけでなく、「〇階の壁の黒いタレ跡」「〇号室前の電球のホコリ」など、具体的な場所を伝えることで、業者も見積もりや作業内容を提案しやすくなります。
  • 清掃頻度:日常清掃に加えてほしいのか、それとも年に1回程度でもいいのかなど、希望する頻度を伝えます。
  • 予算の目安:追加費用をどこまでかけられるかを伝えておくと、その範囲内で最適な清掃プランを提案してもらえます。

仕事を依頼する方も作業する方もきちんとしたコミュニケーションをするのは成功する上で欠かせないですね。どこにでもあるような当たり前のことをあえて書いてしまいました。笑

 

やっと、話の核心となる部分。

今回はどのようにオプション的なことをきれいにしてあげたのか…

サービス清掃の内容とほとんど手間いらずだった体験

 

やったことはたったこれだけです。

上の伝統のカバーはプラスチックで回転させたら簡単に取れるタイプ。

それは先に一人だけ脚立に乗ってバンバン、ざっときれいにしてもらいました。それだけでも随分見た目が違う…

そして、室外機やダクトは床を水で流す前についでに水をかけただけ。それで8割以上の汚れは落ちるんですよね。ここがポイント。

白い壁もそう。床を流す前に壁に水をかけただけで、表面に付着した汚れは全部取れてしまう… 乾いたら見た目が全然違いますよ。ただそれだけです。

アフターの写真がなくてどれほどになったかみてもらえませんが、すみません、十分合格範囲です。

ということで仕事体験レポートは以上です。

 

得られた達成感

いつもは気になっていた汚れが消えて、マンション全体が明るく感じられるようになりました。とまで言ってもらえたわけではありませんが、前の業者より一手間かけてあげているので、きっと満足してもらえたと思います。

余分の費用は出ていませんし。

こちらとしても、ホースで水を流すだけで見た目が全然違うようにきれいにできた!という達成感があります。

同じ仕事するなら、やってよかった!うまくいった!という気分になりたいですよね。今回はそのようにできました。

ここから学んだ教訓は、一見汚い現場でも、

  • 排気や砂汚れは水を流せば、
  • ペットの毛や髪の毛、その他の埃などのゴミは丹念に掃除機をかけただけ

で結構汚れは落ちます。

そうすると、作業する気分がかなり変わりますね。

今後もストレスなく作業できるように工夫していきたいと思います。

作業前に全ての髪の毛をとってしまえ(ハウスクリーニング効率アップ)

 

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