つもり」が伝わらない?will, intend to, plan to の決定的な違いと使いこなし方

こんにちは、英語学習者の皆さん!

「来年こそは海外旅行に行くつもり

「明日からダイエットをするつもり

自分の意思や予定を英語で伝えようとした時、「とりあえず I will でいいか!」と済ませていませんか?

私も以前はそうでした。「I will do it!」を使えば、すべての「〜するつもり」が伝わると思い込んでいたから…

でも、ネイティブの会話を聞いたり、たくさんの英文を読んだりするうちに、will だけでは「計画性」や「決意の強さ」といった、微妙なニュアンスが全く伝わっていないことに気づきました。

特に、intend to(強い決意・意図)や plan to(具体的な計画)を知ってからは、自分の英語が格段にクリアになり、「ちゃんと自分の気持ちが伝わっている!」という喜びを感じています。

この記事では、英語学習者である私が「これは知って本当に良かった!」と実感した、will, intend to, plan toの決定的な違いと、それぞれの正しい使いこなし方を、例文を交えて徹底解説。

この使い分けをマスターして、あなたの「つもり」をネイティブに正確に伝えましょう!💪✨

※このような英語学習の気づきを毎日投稿しています。さっきはこんなことを書きました。余談ですが、よろしければ…

「立ち去る」だけじゃない!英会話でleaveを使いこなす3つの神フレーズ

 

では本題。

will, intend to, plan to の決定的な違い

 

この3つの表現は、すべて未来の行動に関するものですが、ネイティブは無意識のうちに「その行動がどれくらい前から決まっていたか」や「その決意がどれくらい強いか」を使い分けています。

以下のイメージで、3つの表現が持つニュアンスの違いを捉えてみましょう。

表現 計画性の度合い 意志の強さ 主なニュアンス
will 低い(その場で決めた) 普通(自発的・単なる予測) 「~しますね」「~だろう」
plan to (漠然とした予定) 普通 「~する予定だ」「~を計画している」
intend to 高い(前からの強い意図) 強い 「~するつもりだ」「~を意図している」

 

1. will:その場で決めた行動、あるいは単なる未来

 

will の最も重要な役割は、「話しているその瞬間に決めた行動」を表すことです。

前もっての計画というよりは、自発的な意思表明や、単なる未来の予測として使われます。

 

will の使いこなし方

 

  • 自発的な行動(「〜しますね」)
    • 例:「あ、電話が鳴ってるね。私が出るよ。
    • Oh, the phone is ringing. I’ll get it.
  • 単なる未来の予測・事実(「〜だろう」)
    • 例:たぶん間に合うと思います
    • I think I will be on time.

もし、「来週からダイエットするぞ!」と前々から決めていたことを “I will start a diet next week.” と言うと、相手には「え?今決めたの?」というニュアンスで伝わってしまう可能性があります。

 

2. plan to:準備された具体的な「予定」

 

plan to do は、言葉通り「計画」を表します。

具体的な日時や場所を伴う、準備された未来の予定について話すときに使います。

 

plan to の使いこなし方

 

  • 具体的な計画や予定
    • 例:来月、家族と沖縄に旅行に行く予定です。
    • I plan to travel to Okinawa with my family next month.
  • 計画はあるが、まだ実行されていない段階
    • 例:まず、この問題を解決する計画です。
    • I plan to solve this problem first.

この表現は、ビジネスシーンや、友人との具体的なイベントの約束など、「予定」を共有する際に非常に自然で正確です。

 

3. intend to:心の中の強い「意図」と「決意」

 

そして、ここがこの話の核心の部分。

本当にマスターすべきなのが、intend to 。

これは、plan to よりもさらに**深いレベルの「意図」や「強い意志」**を表します。

 

「intend」の語源を知ると納得!

 

この単語の語源は、ラテン語の intendere にあります。これは、「in-(〜に向かって)」と「tendere(伸ばす)」が組み合わさったもので、直訳すると「〜に向かって心(または思考)を伸ばす」という意味になります。

つまり、intend to は、単に「計画を立てる」のではなく、自分の心や意識をある目標にしっかりと向け、集中させている状態を示します。だからこそ、行動の背後にある「目的」や「確固たる決意」を強調したいときに使われるのです。

 

intend to の使いこなし方

 

  • 強い決意・目標
    • 例:私はどんな困難があっても、このプロジェクトを成功させるつもりだ
    • I intend to succeed with this project, no matter what difficulties arise.
  • 前々からの変わらない目的・真意
    • 例:私は最初から彼らを助けるつもりでした。(=それが私の真の意図です。)
    • I intended to help them from the beginning.

特に、自分の信念や長期的な目標について語るときに intend to を使うと、あなたの言葉に重みと説得力が生まれます。「一時的な思いつきではなく、本気で考えている」というメッセージが相手に伝わります。

 

まとめ:あなたの「つもり」を使い分けよう

 

この3つの表現の使い分けを知ることで、あなたはもう「なんとなく I will」から卒業できます。

  • 突然決めたことは、サッと will で。
  • 具体的な予定は、スマートに plan to で。
  • 強い決意や心からの目的は、力強く intend to で。

私も、このニュアンスの違いを理解してからは、日常会話や仕事でのコミュニケーションが本当に変わりました。以前は「やる気はあるけど、まだ予定は未定なんだよね」という曖昧な気持ちを will だけで表現して、誤解されたり、軽く見られたりしたこともあったかもしれません。

でも、今は違います。計画的なことは plan to、強い決意は intend to と使い分けることで、自分の**「意思の温度」**を正確に伝えられるようになり、自信を持って話せるようになりました。

英語は単なるツールではありません。自分の考えや意志を映し出す鏡です。この使い分けをマスターして、あなたの「つもり」を正確かつ効果的に伝えることができればワンランクもツーランクもアップですね。

さあ、今日からこれらのフレーズを意識して使って、あなたの英語表現に深みを加えましょう!💪✨

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