皆さん、こんにちは!
最近、仕事で「AI(エーアイ)」について話す機会が増えました。知識はあっても、ド忘れほど恥ずかしいものはありませんよね…。
先日、取引先との打ち合わせ中、「AIって何の略でしたっけ?」と聞かれ、私は一瞬、頭が真っ白に。
Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)
「あ、アーティフィ……、フィ……なんでしたっけ…!」
結局、肝心の最初の単語「アーティフィシャル (artificial)」が出てこず、顔から火が出る思いをしました。
長くて発音もしづらく、なぜかスッと頭から抜けてしまうこの単語。
私と同じように、覚えにくいと感じている方は多いのではないでしょうか?
50代半ばを超えてくると特に… ボケてはいませんが、良きにつけ悪しきにつけなかなか忘れやすいです。笑。
今日は、この忘れやすい「artificial」を二度と忘れないための、語源に基づいた最強の覚え方をご紹介します。
私自身の恥ずかしい経験を二度と繰り返さないためにたどり着いた結論。
1. 「Art」の本当の意味を知る
「アーティフィシャル (artificial)」は、中に「art (アート)」という単語が隠れています。
「アート=芸術」という意味が強いですが、実は元々の意味は全く違います。
| 現代の「Art」 | 芸術、美術 |
| 語源の「Art」 | 技術、技能、技(わざ) |
元々、「Art」は、大工仕事、医学、修辞学など、人間の知恵と手によって生み出される「体系的な技術」全般を指していました。
2. 「Nature」との決定的対比がカギ
「art」が「人工的」なニュアンスを持つのは、古代からある壮大な対立構造が関係しています。それは、**「自然」と「技術」**の対比です。
| 概念 | 意味 | イメージ |
| Nature (自然) | 自然の力で生まれたもの | 山、川、木、天然の洞窟 |
| Art (技術) | 人間の技術で作り出されたもの | 建物、道具、絵画、人工の池 |
つまり、「Art」とは「自然ではない、人の手が加わったもの」というニュアンスを持っていたのです。
そして、この「人の技術による」という意味を忠実に受け継いでいるのが「artificial」なのです。
💡コラム:「Art」と「AI」の繋がり
AI(Artificial Intelligence)は直訳すると「人工の技術・知能」です。
人間の持つ「技術(Art)」を、コンピューター上で「人工的(Artificial)」に再現しようという壮大な試みこそが、AIの本質だと言えますね!
3. もう忘れない!「artificial」を記憶に刻む方法
「Nature vs Art」の構造を理解した上で、以下の記憶法を試してみましょう。
① 語呂合わせで音とイメージを結びつける
「art」の音と「fish(魚)」のイメージを使うと覚えやすくなります。
「アートでフィッシュはアル(Art fish is all)」
意味:人工的に魚のオブジェ(アートフィッシュ)を作ってしまった!
② 分解して覚える
単語をパーツに分けて、意味を再確認しましょう。
| Parts | 発音に近いカタカナ | 意味・イメージ |
| art | アーティ | 人間の技(技術) |
| fic | フィッ | 「作る」(fictionと同じ語源) |
| ial | シャル | ~的な |
→ 「技で(人為的に)作られたもの」 → 「人工的な」
まとめ
「アーティフィシャル(artificial)」は、単なる暗記ではなく、その語源である「Art」が持つ『Nature(自然)に対抗する人間の技術』という意味を知ることで、簡単に忘れない単語に変わります。
あの時ド忘れして赤っ恥をかいたおかげで、私はこの深い意味を知ることができました。
今では「Artificial Intelligence」というたびに、「人の技術で作られた知能なんだな!」と強く実感が湧き、本当にこのことを知って「よかったー!」と思っています。
\今日のまとめ/
- Art の元々の意味は「芸術」ではなく「技術」
- artificial は Nature に対応する「人工の」という意味を持つ
- 語呂合わせ:「アートでフィッシュはアル」
この知識があれば、もう二度と「アーティフィシャル」を忘れることはありません。ぜひ、皆さんもこの知識を活かして、自信を持ってAIについて語ってください!
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