マスク着用は他人への美徳?それとも人間関係を希薄にする?

はじめに

コロナの第7波のピークが過ぎた2022年9月末でも、日本ではほとんどの人がマスクを着用しています。

わたしは他の人がいない場所では家でも外でも一切マスクを着用していないのですが、人によってざっくり下記のように賛否両論あると思います。

  • 他人へのエチケットとして当然?
  • 他人との見えない距離ができて関係が薄れていく?

個人的にはマスクをするのが面倒、息苦しいので好きではありません。

しかしながら、マスク着用に関して自分にとっても相手にとってもどうするのがベストなのか客観的に考えたいとも思います。

それで賛否両論のそれぞれの言い分をまとめてみました。

今でもマスク着用は当然と考える人の言い分

今でもマスク着用は当然と考える理由は、相手に対する配慮か自分を感染から守るのどちらかでしょう。

個人的に受ける印象として大多数の人が人混みに出る時に仕方なくマスクしているという印象です。

固い言葉を使えばこんな感じです。

「マスク着用は相手に非難されたり、近寄るのを避けられたりしないための体裁」

これにはわたしも同感します。

人と会うために多少息苦しくても仕方なくつけています。

2年前は職場の同僚からちょっとマスクを外しただけで「マスクしてください!」と大声で言われて、その人と揉めないためにマスクをはめ直しました。

大声でそんなこと言われていい気はしないですね…

一方でどちらと言えば少数だと思いますが「マスクは自分や家族を守るもの」と強く信じていつでも着用している人もいます。

言い分はこんな感じです。

「自分には基礎疾患があり、家族は手術したばっかり。なのでコロナ感染は致命的でマスクをしない人は関わってほしくない」

個人的にはこのような方の意向は尊重したいと思いますが、近づけないですね。もしそこまでの信念であれば、人混みに出ないようにしてほしいです。誰もその人に害を与えたいと思っているわけではないからです。

一方でマスクに固執しすぎると人間関係を希薄にするのでは?という意見の背景はどのようなものでしょう?

マスク着用を気にしなくていいと考える理由

わたしは集金業をしているので、お金の受け渡しの時に顧客と対面接触が必要です。

久々に新聞集金でやる気が出た体験→初対面の新規顧客から心遣いを受ける

自分がマスクをしながら話す時に相手に聞こえるようにするため大きな声を出す必要があります。

繰り返すと結構疲れます。

相手がマスクをしながら話す声が聞こえずらいのも難点です。

ビジネスで対面しない一般の方もこう言っています。

「耳が遠くて相手の声が聞こえずらいです。大変困っています。」

これは分かりますね…

後、子どもへの影響を心配する声もあります。こんな感じです。

「子どもは担任の先生の素顔が分かりません。表情がいつもマスクで隠されていると相手の感情が分からない、自分も感情表現ができないまま大人になるのが心配です。」

これにはなるほど!と思いました。

子どもの人間としての成長に大切な時ですからね〜。

この方の気持ちを横において手っ取り早く解決策だけ言うとすれば、身近な家族が意識的にマスクを外して表情豊かに子どもと接するしかないような…

学校や幼稚園が徹底的にマスクを外さない雰囲気になっているのであればの話です。

言わなくてもご存じのことだと思いますが、現時点でマスク着用に関して日本の厚生労働省はなんと言っているのでしょうか?

厚生労働省はマスク着用を推奨と表現し義務とはしていない

わたしが知る限りどこの自治体も人が集まるところではフィジカルディスタンスとマスク着用は推奨しています。

しかし義務とは書いていないですね。

正確に表現するとこうなります。

「会話を行わない場合、会話を行う場合でも十分な距離が確保できる場合には、屋外ではマスクの必要がない」

実際には屋外でもほとんどの人がマスクをつけています、というか外せないですね。

出かける先では人と接するからです。

日本ではマスクなしで外出することはまだまだ無理ではないでしょうか?

個人的にはまだ無理です。

ということはいつ頃マスクを気にしなくてよくなるのでしょうか?

例えばですが通勤電車でマスクなしでOKという以前のような状態に戻れるでしょうか。

日本でマスクを気にせず電車に乗れる日はいつか来る?

結論:

満員電車ではマスクはこれからもずっと必需品になるでしょうね。

理由:

マスクは健康管理に有効で喉の乾燥を防ぎ、他の感染症対策になるからです。

自分の体験からしても喉を絶えず潤しておくことは風邪の予防に一番の施策と思うからです。

もちろん、栄養、休養、ストレスをためない、無理をしないなどの要素は健康管理で大切なことです。

専門家ではありませんが個人的体験から、水筒を持参したり、公共の場所でも手洗いなどの水道でうがいをしてこまめに喉を潤すことは感染対策に大いに寄与していると感じています。

なんか少し話がそれました感じですね…

話を元に戻し、マスク着用の是非に関して素人目線で自分が思うことは以上にしたいと思います。

終わりに

詰まるところ、マスク着用は重症化リスクの高い人への配慮になりますし、表情が全部見えないので相手と心が通いにくいという希薄さの心配もあります。

いつかマスクをつけなくても気兼ねなく歩ける日が訪れることを願いますが、まあ当分は無理と思った方がいいですね。

自分としては面倒で息苦しいので、マスク着用に厳しい雰囲気が好きではありませんが、他の人の意向や気持ちを尊重したいので必要な時にはきちんと着用します。

考えてみると、面倒ですが感染防止の観点から喉を守る、潤いを保てるので、いつでもマスクをする雰囲気もいいことですね。

そんな素人目線の感想でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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