【副反応は軽快も】オミクロン対応ワクチン接種者が体験した集団感染(クラスター)のリアル

ワクチン4回接種後、私はなぜ感染した? 50代男性のコロナ集団感染体験と独自の予防法

コロナワクチンを接種した後、「本当に感染しないのか?」「副反応と実感染の症状はどちらが辛いのか?」誰もがそう考えるでしょう。

50代男性である筆者は、オミクロン株対応の4回目ワクチンを接種した数か月後、職場で発生した集団感染(クラスター)に巻き込まれました。

周囲が「検査で陽性」「高熱でしんどい」と苦しむ中、マスクをしていなかった私に起きたのは「喉の痛みなし、発熱のみ」という予想外の経過でした。

本記事では、4回目ワクチンの副反応の記録と、その後の実感染のリアルな体験、そしてマスクや手洗いに頼らない私独自の「喉を潤す」予防法、そして感染力の強いウイルスとの付き合い方について詳しくお伝えします。


 

1. 4回目ワクチン(モデルナ)の副反応は?

 

私は通算4回目のコロナワクチンとして、オミクロン株対応のモデルナ製を接種しました。過去3回の経験を踏まえ、今回は特に発熱リスクを警戒していました。

幸い、接種後の発熱には至りませんでした。しかし、前回同様に倦怠感はあり、接種後30時間後から少し体温が上がりだるさを感じました。

最終的な副反応の経過は以下の通りです。

項目 症状と経過
発熱 なし(微熱にも至らず)
頭痛 接種後30時間から始まり、**約52時間(2日半)**継続
推奨 やはり接種翌日から3日間は余裕を見ておくべきだと痛感

今回は発熱に至らずホッとしたのも束の間、地味に2日半も頭痛が続くという厄介な経過でした。

しかし、この副反応の経過が、数か月後に体験した「本物の感染」とどう違ったのかが、重要なポイントとなります。


 

2. 5人中5人が発熱! 2022年6月の職場クラスターに巻き込まれる

 

4回目ワクチン接種から数か月後の2022年6月、私は職場で起きた集団感染(クラスター)に巻き込まれました。

同じ建物内で清掃作業をしていた私を含む5人全員が、ほぼ同時期に発熱しました。さらにその奥さん方も全員が発熱するという、明らかな感染拡大でした。

何人かは市販の検査キットで陽性反応が出ていたため、間違いなく新型コロナウイルスだったと確信しています。周囲の同僚たちは「高熱でしんどかった」「風邪の症状で苦しんだ」と口々に話していました。

私は検査をしていないので陰性か陽性かは分かりませんが、集団感染の中心にいたことは間違いありません。

しかし、こんな冗談みたいな話が現実に起こるんですね…

幸い全員治ったのでよかったです。

私が考えることではありませんが、仕事は大変だったでしょうね…

 

 


 

3. 私と周囲の症状の決定的な違い

 

周りの人が「辛かった」と表現する中、私自身も発熱はしましたが、症状は極めて特殊でした。

項目 周囲(同僚など)の症状 筆者の症状
喉の痛み あり(風邪のような症状) 一切なし
発熱 あり(高熱でしんどい) あり(安静で回復)
辛さ 非常に辛かった 「辛い」と感じるほどではなかった

私は発熱だけだったので、特別な薬も飲まず、何もせずに安静にして直しました。高熱による倦怠感はありましたが、いわゆる風邪のひき始めのような喉の痛みや咳は全くなかったのです。


 

4. マスクは関係ない? 私が信じる「喉潤し」習慣と体質改善

 

このクラスター体験を通して、私はある疑問を強く持つようになりました。

「マスクは本当に感染阻止に役立つのか?」

当時、私は作業中にマスクをしていませんでしたが、発症した同僚の中には日常的にマスクをしていた人もいました。この事実から、「マスクの有無は、感染の『きっかけ』や『重症度』にはあまり関係ないのでは?」という考えに傾きました。

代わりに、私がコロナ禍前から無意識に徹底している習慣があります。それは、「ひたすら喉を潤す」ことです。私は手洗いはいい加減ですし、アルコール消毒もほとんど使いません。

実は、コロナ以前の私は、季節の変わり目になると決まって喉からくる風邪をひいていました。しかし、このコロナ禍を境に、頻繁に意識するようになった**「喉を潤す」習慣**のおかげか、それ以降、喉の痛みや風邪の症状に悩まされることがなくなりました。

結果的に、今回のクラスター感染時も、喉の痛みなしで済んだのは、ワクチン効果体質に加え、この喉潤し習慣が大きく影響している可能性を感じています。


 

5. 感染力の強さに防ぎようはない?「なる時はなる」という実感

 

5人全員が感染し、その家族にまで及んだクラスターを体験すると、コロナの感染力の強さは冗談ではなく現実だと痛感しました。冗談みたいな話が現実になるほどの感染力に、「これは防ぎようがない。なる時はなるのだ」という諦めにも似た実感が残りました。

また、誰もが同じ状況で同じ行動をとっていても、症状が出る人、出ない人、重い人、軽い人がいます。今回の私のケースのように、症状が軽度で終わった場合、何が原因で感染が成立したのか、そのトリガーは特定できません。それはまるで、いつ、どこで、誰に起こるか分からない**「事故」**のような側面を持っていると感じています。

確かに、人との関わりを断てば感染リスクは減らせるかもしれません。しかし、私たちは社会的な生き物です。感染を恐れて誰とも会わず、活動を制限し続ける生活は、「現実的に幸せなのだろうか?」という疑問が残ります。

**リスクと引き換えに得られる日常の充実(QOL)**をどこで取るか。結局、ワクチン接種や対策は行いつつも、あとは自分の体調や体質と向き合い、過度に恐れすぎないバランスが重要だと感じています。

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました