はじめに
自転車走行中に前輪のブレーキを使えば使う程、前輪リムがすり減っていきます。
当たり前の話ですが、すり減ったリムは元には戻らず、最悪の場合、それだけのために自転車の買い替えなければなりません。
自転車はタイヤごと交換を想定しておらず、その費用を出すなら新車買ったほうが得だからです。
だったら、リムがすり減らないために何かできることはないかを考えたくなりませんか?
わたしも自転車走行しながら、色々考えてみて3つにまとめてみました。
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リムをすり減らさないためにできる3つのこと
それはシンプルに以下の3つです。
- ブレーキをかける時は左手(後輪ブレーキ)から先に握ることを習慣にする
- 下り坂でスピードを出しすぎない
- 雨天時は制動距離が長なるのでスピードを控える
どうして買ったばかりなのに、リムがすり減ってしまったのかを思い返してこのように思ったわけです。
この3つを補足説明する前に、まずはこの現象は自分だけなのか、誰でもそうなるのか深掘りしてみました。
その結果、自分の乗り方にもリムが早く減ってしまう癖があることに気がついてしまった…
では、そこからお話しします。
なぜ前輪のリムがすぐにすり減ってしまったのか
一言で言えば、ブレーキをかける時に無意識に右手(前輪ブレーキ)から握ることが癖になっていたからです。
そして、下り坂を走ることや雨天時の走行が多いこともブレーキに負荷をかける原因でした。
それを改善するためには以下の3つの点を考えなければならないでしょう。
- 自分の左右どちらからブレーキをかけているか
- 下り坂のブレーキング
- 雨天時のブレーキング
では、自転車ブレーキの正しいかけ方とは?
一般的なブレーキのかけ方
正しい自転車のブレーキのかけ方はよく下記のように言われていますね。
最初に左手(後輪ブレーキ)を握り、次に右手(前輪ブレーキ)をかけて、必ず両方のブレーキを併用してブレーキをかける
この「両方のブレーキを併用してブレーキをかける」には全く同意します。
なぜなら、下記の危険があるからです。
- 右手(前輪ブレーキ)だけ急にかけてしまうと前輪がロックして転倒する
- 左手(後輪ブレーキ)だけ急にかけてしまうと後輪がスリップし転倒する
先に握る方のブレーキから傷んでいくのが自然でしょう。
ではここから本題の補足説明になりますが、なぜ心持ち左手から握る方が良いのでしょうか?
自転車のブレーキは心持ち左手(後輪)から握るのが良い?
後輪ブレーキは消耗してくるとすごいブレーキ音がしますが、自転車屋で修理すれば、比較的安価で元通りになります。
しかし、前輪のリムは修理では元には戻りません。
とはいえ、前輪のリムをすり減らしたくない、ということにとらわれ過ぎて前輪ブレーキを使わないでいると、事故や転倒の原因になります。
それで過度に自転車の長持ちにこだわらないようにして、
何年かすれば自転車自体を交換することを念頭において、
まず後輪ブレーキを、次に前輪ブレーキも加えて、前後両方同時にしっかりブレーキをかけるイメージでブレーキをかけるようにしました。
続いて、2、3番目の出来るだけ険しい下り坂、雨天時の走行でのブレーキのかけ方の注意点に関して補足します。
下り坂や雨天時の走行でリムをすり減らさないためにできること
下り坂や雨天時の走行では、平地や晴天の時の走行よりブレーキに負荷がかかります。
そのような時でも、下記の点に留意するなら、危険回避になり、ブレーキにかかる負荷を減らせます。
- 傾斜のある下り坂では我慢して自転車を押して歩く
- 雨天時は通常よりスピードを落として走行する
ゆるやかな下り坂では、心持ち左手(後輪ブレーキ)だけ、ちょいちょいと握りつつ適度なスピードで走行するようにしました。
そうすることで、前輪のリムにかかる負荷を最小限に抑え、自転車を長持ちさせることができるでしょう。
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終わりに
まとめてみますと、自転車の前輪のリムをできるだけすり減らさないためにできることはこんな感じです。
どちらかと言えば、前輪ブレーキを使いすぎる傾向があったので、前輪のリムが早くすり減ってしまうので、以下の3つを心がけました。
- ブレーキをかける時は左手(後輪ブレーキ)から先に握ることを習慣にする
- 下り坂でスピードを出しすぎない
- 雨天時には制動距離が長くなる
本題は以上です。
尚、関連する内容を過去に書きましたので、ご紹介して終えたいと思います。
よかったらご覧下さい。
【自転車後輪の鍵リングの軸ずれ】両手で楽々と動かすことができる!
では。
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