はじめに
このブログにたどり着いた方は、集合住宅にお住まいで隣室で大声で叱っているうるささにもう耐えられないという状況ではないでしょうか?
大声で怒鳴るのも1時間やそこらならまだましです。
わたしの隣の部屋に引っ越してきた方が同居している80歳くらいの女性に毎日のように大声で叱りつけています。
叱られている人はこの人です。
わたしの家の玄関ののぞき窓からこっそり隣の家のドアに向かって撮影しました。
年配の女性は家の前で締め出されている様子です。
世帯主がその女性に叱っている声のうるささが非常にストレスです。
それも1時やそこらではすみません。
1年半くらいその状況が続いているので、いよいよ地域包括支援センターに直接出向いて相談しました。
担当の方が思ったより対応が良かったのでそのことをお伝えしたいと思います。
まず隣の家がどういう風にうるさいのか書いていきます。
隣の世帯主はどんな人?
隣の世帯主は今から1年半くらい前に引っ越してきました。
隣のわたしの家にあいさつに来ました。
わたしが留守だったのでドアノブに挨拶状がかかっていました。
「何かございましたらお声かけください」と書いてあるのですが、本当に「うるさいですよ」と直接言っていいのでしょうか…
気まずい関係になるのを避けるため、しばらくそっとしておきました。
階段で会うと感じ良く挨拶するので悪い人ではないと思います。
宅配人がきた時の対応の様子も至って普通です。
ですが、同居している年配の女性には血相を変えてものすごい大声で叱っています。
隣のわたしにハッキリ聞こえます。
迷惑なくらいうるさいです。
そのことは分かっているのでしょうか…
毎日毎日何を叱っているのでしょうか?
何を毎日大声で叱っているのか
世帯主は夕方ごろに仕事に出かけ、朝3時ごろに帰ってきます。
そういう時間帯の仕事なんでしょうね。
なので午前中は安眠中だと思われます。
世帯主が出かけて不在の間に年配の女性は徘徊の心配があるため鍵をかけて閉じ込めています。
この女性は徘徊で警察のお世話になったことがあります。わたしは自宅から隣の戸口で女性を連れ帰った警察と世帯主が会話しているのをこの耳で聞いたことがあります。
留守中外に出られないので、台所をあさったり、触るなと言っているものを触ったりするみたいです。
年配の女性は認知なのでしょうか?
それで、こんな大声のやりとりがあります。
「台所に入るなと約束したでしょ。ここはおまえの家じゃない。なんで勝手に入っているの!」
年配の女性は小さな声で「すみません」と言います。
「おまえ」と表現しているので母親ではなさそうです。
ここからヒートアップして、「すみません」なんて言葉はない!ちゃんと謝れよ!
二の句を告げることが出来ず、
約束を守れないなら出て行け!
玄関前にドスーンという音が聞こえてドアが開きました。
年配の女性から「キャー」という声が聞こえます。
わたしは偶然出かけるところだったので鉢合わせになりました。
その時隣ではドアを引っ込めました。
やりとりを言語化するのは難しいのですが、こんな感じです。
1年半の間に、ひどい日には半日くらいこのようなやりとりでうるさくしています。
わたしにとっては他人事ですし告げ口したくないのですが、うるさくてストレスが溜まっているのも正直なところですし、隣の家で大事になってもいけないので地域包括支援センターに相談することにしました。
地域包括支援センターとは
ご存じのことかと思いますが、地域包括支援センターとはどういう業務をするのか簡単に触れておきたいと思います。
ググれば分かることですが、
- 高齢者の健康や介護、認知症などの相談
- 高齢者に対する虐待や悪質商法の早期発見、予防に向けての啓発活動
などが仕事です。
自分の隣の叱り声がうるさいという悩みと、もしかして高齢者に対する虐待にあたる?ということで相談に伺いました。
このような相談に対する地域包括支援センターの対応はどのようなものだったと思われますか?
地域包括支援センターの対応は親切で迅速だった
今日の昼ごろ地域包括支援センターの事務所に伺いました。
すると40歳くらいの女性スタッフが対応してくれました。
わたしは隣の家の人のことで相談したいのですがよろしいですか、と言って話を切り出しました。
隣の家の人には直接言ったことがないので、陰で告げ口するみたいで気がひけますが…いきなり直接言うと揉めて怒鳴り合いになっても良くないので…という前提を伝えました。
かしこまりました。匿名で対応いたしますのでご安心ください、との返事でした。
それでこの記事の隣の世帯主がどんな人か、何を年配の人にギャーギャーわめきながら怒っているのか、徘徊などの事実も含めて、引っ越してきてからの過去1年半くらいの経緯を話しました。
わたしが話している間、スタッフの方は誠実な表情で話を聞いてくれていました。
話をさえぎることもありませんでした。
話終えた後、このような返事でした。
「こちらの方でもパトロールがてら様子を伺いつつ、在宅してれば訪問してみます。」
わたしは、そちらの方でもわめき声の程度や内容の実情を把握していただければ嬉しいです、と言って、在宅してそうな時間帯などを伝えました。
もちろんそのつもりであるとの返事です。
そんな感じで対談を終えました。
そうすると、その日の午後にパトロールに来てくれました。
その日の午後に早速スタッフが近所に来てくれた
その日の午後、わたしは外出していました。
すると地域包括支援センターから電話が鳴りました。
まず、先程情報を提供したことに対する感謝がありました。
世帯主の人がどんなバイクに乗っているかを教えてほしいと言われたので、赤色の100ccくらいのバイクだと答えました。
それがあれば在宅している確率が高く、逆になければバイクで出かけていることを示しています。本人のバイクが特定できるのは助かるとのことです。
実際にわたしの家の近所まで来てくれましたが、該当するバイクもなく騒がしい様子はなかったということでした。
地域包括支援センターは警察とも連携している
次に、年配の人がギャーギャーわめくなどことが生じれば、警察にも連絡してほしいと言われました。そうすることでより問題解決になるからだという理由ですが、警察に連絡するのはためらいました。隣の人を犯罪者扱いしたくなかったからです。
地域包括支援センターは警察とも連携しているみたいで、警察がわたしがお話した人に関して対応したことがあるとのことを言ってくれました。
それで警察がその人の事情を知っているということでしたら、事が生じれば警察にも連絡しますと返事しました。
地域包括支援センターの人や警察がわめいている現場を確認してから訪問すると、家の人は言い訳できなくなり問題解決まで大きく前進するので、そうなってほしいです。
わたしも住人として情報提供することによって操作やパトロールに協力することになるでしょう。
現時点では問題について地域包括支援センターにお話しただけで、解決するための行動はこれからになりますが、誠実な対応だったのでお話してよかったと思いました。
あなたがもし同様のことでお悩みなら、ためらわずに話してみることをおすすめします。費用もかかりません。
終わりに
わたしの一番の悩みは隣の人の叱り声がうるさいということです。
それさえ静かになれば悩みは消えます。
今回の場合、出て行け!とわめかれているのは80歳くらいの年配の女性です。
なので間違うと言葉による高齢者虐待が関係するので地域包括支援センターに相談することにしました。
対応が親切、誠実、迅速だったので好感が持てました。
今回はこの辺にしますが、この問題が今後どのように進展していくのか様子を見ながらあらためてお伝えしたいと思います。ではまたその時に。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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