【恐怖の実録】「宅配便の不在通知SMS」が配達予定時刻と完全に一致!偶然では説明できない巧妙な手口を考察

「配達の際にご不在だったため、お荷物を保管場所に置いております。」

あなたにも一度はこのような詐欺メールが、自分の携帯電話番号のSMSで受け取ったことがあるでしょう。

今やこのような詐欺メールは珍しくなく、通常は郵便局や宅配会社からSMSでこのような連絡が来ることはないということを知っている方は、すぐに詐欺と見抜いて無視していることと思います。

しかしながら、いまだにこのようなメールが来ると戸惑う方もおられます。

特に、荷物を受け取る覚えがある方は要注意です。佐川急便株式会社、日本郵便株式会社、ヤマト運輸株式会社では、各公式ホームページにおいて、「当社ではショートメールによる案内は行っていません」などと注意喚起しているので、必ず公式サイトをご覧ください。

本日、私が背筋が凍るような思いをしたのは、荷物が届く「まさにそのタイミング」でこのようなSMSが来たことです。


🚨 【実体験】配達予定時間と詐欺SMSの「不気味な完全一致」

2025年3月13日の12:00〜16:00に郵便局から自宅に荷物が届く予定でした。

配達人が訪れたらすぐにわかるように玄関を開けて待っていたのですが、12:30になっても誰も来ていません。

物音一つしていない……それなのに、このSMSが届いたのです。

 

 

出来事 時間・日付
実際の配達予定時間 2025年3月13日 12:00〜16:00
詐欺SMSの受信時刻 2025年3月13日 12:30ごろ
実際の配達員の訪問時刻 2025年3月13日 14:30ごろ

最終的に配達員が来たのは14:30でしたから、12:30に来たSMSが詐欺であることは確定しています。

しかし、この詐欺メールが、配達予定時間の開始直後という絶妙なタイミングで届いたという事実は、どう考えても偶然とは考えにくいです。

正直、非常に焦りました。

「もしかして本当に配達人がうちに来てたの?

でも、不在通知書はポストに入ってないし……」と動揺してしまい、相手の思うツボにはまりかけました。

幸い、iPhoneはこのようなリンクにはアクセスさせてくれませんでした。

間違ってリンクをタップしてしまったのですが、「安全ではありません」と表示が出て見れませんでした。結果的に良かったです。


🔎 なぜタイミングが一致したのか?考えられる「情報漏洩」のルート

闇雲に定型文でSMSを送るよりも、実際に荷物を受け取る人をターゲットにして、受け取り時間にメールを発信した方が、相手を動揺させることができます。

この体験は、詐欺グループが「実際に荷物を待っている人」を狙った、極めて悪質な手法を用いている可能性を示唆しています。

荷物には、送り主と私の氏名、住所、そして私の携帯電話の番号が書かれた伝票が貼られていました。この情報が、配達のルート上のどこかで流出したと考えるのが自然です。

【推測される情報漏洩の可能性】

  • 可能性1: 配送業者のシステムや、過去のECサイトの取引情報から、氏名、電話番号、配達予定日時などの情報が何らかの形でリストとして流出し、悪用された。

  • 可能性2: 配送伝票が一時的に置かれた場所や、配達の過程で、何らかの関係者(あるいは第三者)が電話番号と配達時間帯の情報を抜き出し、詐欺グループに横流しした。

厳密な証拠はありませんが、もしそうだとしたら、「郵便局に個人情報を漏洩するな」と言いたくなります。

個人情報を守るため、荷物には連絡先などの住所を書かねばいけない……という漏洩リスクについて考えさせられました。


❌ なぜ騙される?宅配業者を装う詐欺SMSの確認すべき3つの鉄則

冷静に対処するために、宅配業者を装ったSMSが届いた際に確認すべき鉄則を覚えておきましょう。

  1. リンクを絶対にタップしない: 宅配業者はSMSで不在通知や料金に関する案内は行っていません。リンクにはアクセスせず、すぐに削除してください。

  2. 発信元を確認する: 詐欺SMSは多くの場合、ランダムな携帯電話番号(090, 080など)から送られてきます。

  3. 公式アプリ・サイトで確認する: 荷物が届く覚えがある場合は、SMSではなく、不在通知書に記載のお問い合わせ番号を、宅配業者の公式Webサイトや公式アプリで直接検索し、配達状況を確認してください。

これから、こちらもこういうことが起こるんだと予期しておけば、冷静に対処できます。荷物の受け取る時間ピッタリにリンク付き不在通知SMSが来たとしても、焦らないようにしましょう。


🔒 宅配便の個人情報漏洩リスクと、安全な受け取りのための代替策

伝票に自宅住所や電話番号を記載しなくてはならない以上、情報漏洩のリスクはゼロにはなりません。

リスクを減らし、安全に受け取るための対策を講じましょう。

  • 宅配ロッカー(PUDOなど)の利用: 自宅以外の場所にある宅配ロッカーを指定すれば、配達伝票に自宅住所や電話番号が記載されるのを避けることができます。

  • コンビニ受け取りの活用: 配送時にコンビニ受け取りを指定することで、配送伝票上に自宅情報が記載されることを防げます。

  • 置き配サービスの利用: 宅配ボックスや玄関前に配達を依頼する「置き配」サービスを導入すれば、再配達を依頼する手間も減り、在宅状況を知られるリスクも減らせます。

💡 まとめ:最も重要なメッセージ

本記事の最も重要なメッセージは以下の3点です。

  1. 「時間の一致」に騙されない: 宅配予定時間に合わせてSMSが来ても、それは巧妙な詐欺の手口です。焦らず、リンクをタップしないでください。

  2. SMS通知はすべて詐欺: 主要な宅配業者はSMSで不在通知を行いません。この鉄則を忘れないでください。

  3. 公式情報で確認を: 荷物の状況は必ず宅配業者の「公式Webサイト」または「公式アプリ」で、追跡番号を使って確認しましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


❓ 宅配詐欺SMSに関するFAQ

Q1. 宅配業者(佐川・ヤマト・日本郵便など)はSMSで不在通知を送ってきますか?

A. いいえ、原則として送ってきません。 三大宅配業者は、公式に「ショートメール(SMS)による不在通知や料金の案内は行っていない」と明言し、注意喚起しています。SMSで不在通知が届いた場合は、すべて詐欺だと疑ってください。

Q2. 詐欺SMSに記載されているリンクを間違えてタップしてしまいました。どうすればいいですか?

A. すぐに以下の行動をとってください。

  1. 通信を切断する: Wi-Fi接続とモバイルデータ通信をすぐにオフにし、インターネットから端末を隔離してください。

  2. 情報を入力しない: 誘導された画面で、絶対にID、パスワード、クレジットカード情報、個人情報などを入力しないでください。

  3. 公式サポートへ相談: 宅配業者の公式Webサイトやアプリで、正しい配達状況を確認してください。不安な点があれば、警察(サイバー犯罪相談窓口)への相談も検討してください。

Q3. 宅配業者からの「本物の」連絡方法は何ですか?

A. 本物の連絡は、主に以下の方法で行われます。

  • 不在通知書(紙): ポストに投函される紙の不在票。

  • 公式アプリの通知: ユーザー自身が登録している公式アプリからのプッシュ通知。

再配達の依頼は、必ず不在票に記載された電話番号または宅配業者の公式Webサイト/アプリから行ってください。

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