はじめに
2023年2月のある日の夕食時に、自分の集金業務の担当のあるマンションのロビーを通りました。
集金が終わって、ロビーに戻ると談話のために設置してあるソファーがガラ空きだったのでちょっと休ませてもらったのですが…
ふと何気なく小テーブルに貼ってあった警告が目に入り、それを見てあらためて自分の行動についても考えさせられました。
今回はそれを記事にしましたので、よかったらお付き合いください。
警告の内容はこのようなものです。
ロビーのソファーがよく破損する
このような雰囲気のロビーでちょっと腰をかけさせてもらいました。
夕食時の暗い時で誰もいないですね…
見えにくいので拡大します。
こう書かれていました。
いつもソファーをきずつけているあなた!
このソファーのカバーはなおすだけで10万円もかかります。べんしょうしてもらえますか?
ソファーだけでなく、このまわりには、きんがくの高いものがたくさんあります。たいせつにつかってください。
こわしたときは、べんしょうしてもらいます。
かんりくみあい
ほぼ全部ひらがななので、犯人は子どもですね…
犯人はゲームをしている小学生くらいの子ども?
この場所を午後3時くらいに通ることがあります。
よく学校帰りの何人かの子どもがゲームをしている光景を目にします。
断言できませんが、無邪気に遊んでいる子どもが、ソファーなどの器物を破損させるのでしょう。
繰り返しますが、警告者もあえて全文ひらがなで書いてあることから、犯人を既に想定しているのですね…
大人が監視しながら遊ばせている時は注意できますが、子どもだけで遊んでいる時はさすがに注意もできません。
いつのまにかソファーが破れているのに気がついたとしても、管理組合は犯人を特定できずどうしようもないことが伺えます。
修繕費用を管理費から捻出するという無駄な出費だけ負わなければなりません。
管理組合の言い分はよく分かります。
だったら、ロビーに何も置かなかったらそもそも問題は生じないのでは?と思いました。
それは解決策になるのでしょうか。
そもそもロビーにソファーを設置することが出費の原因?
このマンションのロビーは縦長の形状で結構広いです。
天井の埋め込み型のエアコンも数台ついています。
なので冬は暖かく、夏は涼しく快適です。
そんな中で、年配の方など足腰の弱い方がちょっと腰をかけるのに便利なのでしょう。
費用がかかるからといって、この広さのロビーに腰をかける場所が一つもないとなると逆に不便になってしまうことが伺えます。
それでソファーを撤去してしまうのは得策ではありません…
ではどうすればいいのでしょう?
公共の設備は修理費用を考えて大切に扱う
設備はどんなに大切に扱ったとしても、いつかは修理が必要になります。
だからといって、公共の物を粗末に扱ってもいい理由にはならないですね。
当たり前のことを書いているようですが、修理費用(今回の場合10万円)を考えると結構高額です。
普通は個人負担できる額ではありません。
それで今後はこの設備はどれくらいの費用がかかっているのだろうと考えて扱うように心がけます!
余談ですが、以前に自販機飲料を買う時にどこかでお釣りを受け取った千円札にセロテープがきれいに貼ってあったので、それを使ってしまいました。
なんとあっさりコーヒーが買えたのです。
後で考えたのですが、もしそれが原因で自販機が故障したら、高額な修理費用がかかるに違いないと反省したことがあります。
この記事で一番言いたかったことはここまでですが、このロビーに関しては非常に関心したことがあります。
床がきれいです!
ロビーの床は清掃しにくい材質なのに綺麗!
器物の破損の警告がある割には、ロビーの床が非常に綺麗なことには関心しました。
このタイプの床は放置しておくと3ヶ月ほどで黒ずんできます。
ところが、このように全面きれいに保たれています。
清掃員の方が日頃からきれいに清掃しているのですね。
わたしはハウスクリーニングの仕事もしているので、このタイプの非常に黒ずんだ床の清掃に苦労した経験があります。
下記の記事で書いたようにきれいに清掃するコツは会得できたのはよかったですが…
汚くなってから清掃に苦労するよりも、綺麗に保つようにする方が労力はかからないので得策です。
余談でした。
終わりに
今回はあらためて公共の設備や物品を破損させたらいけないなあ、と考えさせられました。
マンションのロビーのソファーに貼ってあった管理組合の警告を見てからです。
そのために、もし破損したら修理費用がどれほど費用がかかるかをいつも考えているなら、乱暴に扱ってはならないと心にブレーキがかかります。
そうすると不要な弁償をさせられないで済むという地味なメリットがあります。
考えてみますと、自動車事故と同じですね。
乱暴に運転すると、車を傷めますし、事故を起こす可能性が高くなります。
ということで、ふとした出来事からそんなことを考えさせられました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
では。
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