1. はじめに
本日、賃貸マンション2DKのハウスクリーニング作業に入りました。
どの業者とも被らなければ、自分の段取りとペースで仕事ができる…
ところが、作業開始と同時に、よりによって物件のメインとなる南側ベランダで壁掛けエアコンの取り付け工事がスタート!
ハウスクリーニングは、窓やサッシ、ベランダなど、清掃の順序と段取りが命。
ですよね?
特に、エアコン工事が入ると、室外機を置くベランダ周りや、配管を通す窓・サッシ周りの作業が滞ってしまいます。
正直、エアコン取り付け程度の作業なら、時間が読めなくてもどうにかなることもあります。しかし、私たちプロからすると、ある程度の終了予測時間は、全体の作業効率を大きく左右する重要な要素なのです。事前に時間が分かっていれば、エアコン工事中は他の部屋の作業に集中し、工事後に一気にベランダ周りを片付ける、といった緻密な段取りが組めます。特にエアコン工事で発生しがちな、配管を固定するノリ(接着剤)の処理は非常に手間がかかるため、まとめて処理したいのが本音です。
でも、工事の業者さんに「何時に終わりますか?」と聞くのは、急かしているようで気が引けるし、適当に作業されても困る…。
そこで今回は、この不安を解消するために、私がある方法で事前にエアコン工事の所要時間を予測し、実際の作業時間と比較検証してみました。
同じように段取りに困っている方の参考になれば嬉しいですね。
賃貸マンションでの壁掛けエアコン新規取り付け工事の「実測時間」を公開します!
2. 【検証】問い合わせ不要!ChatGPTで事前予測を試みた結果
さて、現場で作業が始まり、私はすぐにベランダの清掃を後回しにすることを決め、その代わりに、頭の中で渦巻く「いつ終わるんだろう?」という不安を解消すべく、すぐにスマホで情報収集を開始。
業者さんに直接聞くという選択肢は最後まで取っておき、まずは頼れるAI、ChatGPTに聞いてみることに。
まず私が確認したかったのは、今回のエアコン取り付けが「標準工事」の範疇に収まるかどうかです。
現場の間取りは知っていますが、南側のベランダに設置される室外機が、単に床に置かれる「据え置き」なのか、それとも壁や手すりに固定される「吊り下げ(壁掛け)」などの特殊な設置になるのかが、現場到着時点ではまだ不明。
そこで、私は「壁掛けエアコン新規取り付け工事 時間」「エアコン 標準工事 所要時間」といった基本的なワードに加え、「室外機 設置方法による工事時間」という複合的な検索も行いました。
結果は、やはりプロの経験則と一致するものでした。多くの情報源が示す目安は、高所作業や特殊な設置がない「標準的な新規取り付け工事であれば、1時間半から2時間程度」というものです。
現場をチラッと確認すると、室外機が架台に乗せられてベランダの床に据え置きされており、古いエアコンの取り外しもない「新規取り付け」。
なので、特殊な作業が発生するリスクは低いと判断できるのが救い…
私の事前予測: 「よし、これは標準工事に収まる。どんなに長くても2時間を見込んでおけば、自分の作業段取りは崩れないだろう。」
この時点で、漠然とした不安は半分以上解消されました。あとは、この予測が本当に現場で当てはまるのか、を検証するだけです。
3. 当日の流れと工事時間の実測
事前に時間を予測できたことで、私は気持ちに余裕を持って他の部屋の作業に集中することができました。水回りや玄関周りなどを順調にこなし、そしていよいよ注目のエアコン工事の実測時間です。
私が現場に到着した時点(作業開始前)では、既にエアコンの室内機、室外機、そして配管などの一式がベランダに運び込まれていました。
そして、これが彼らの作業中の様子。

2人で、そして後から1人加わって作業してましたね。このような様子なので、キッチンや風呂場はかぶらずに作業できました。
実際の工事の流れと、経過時間は以下の通りです。
結果として、私の事前予測はほぼ正確でした。作業員の方が現場に到着し、道具を広げてから全ての作業が完了するまで、かかった時間はきっかり約2時間でした。
これが仕上がり写真。ごく普通の光景ですが…

この「2時間」という確信が持てたことで、ハウスクリーニングのプロとして、どれだけ作業の質と効率が上がったか、次のセクションでお話しします。
4. なぜ時間が読めて安心できたか?(ハウスクリーニング目線)
この「2時間」という予測ができたことは、私にとって非常に大きな意味がありました。
- 作業の集中と効率化 2時間というデッドラインが明確になったことで、それまでは南側ベランダ・窓周りは完全に手付かずにして、他の作業に集中できました。作業を中断されるストレスもなく、移動や道具の準備にかかるロスも発生しません。
- ノリ(接着剤)問題のスマートな解決 これがハウスクリーニング業者ならではの視点なのですが、エアコンの配管を固定する際に使用される**コーキング材や接着剤(ノリ)**は、サッシやベランダの床に付着することが多々あります。このノリは硬化すると処理に非常に手間がかかり、時間を奪われます。予測がなければ「今、ベランダを掃除すべきか?ノリが付いたら二度手間になるのでは?」と迷いが生まれます。
しかし、今回は「2時間後にノリが付いた状態でベランダが解放される」とわかっていたため、工事が完了したのを見計らって、一気に窓、サッシ、ベランダの床を清掃するという最高の段取りを組むことができました。付着物を気にすることなく、スムーズに仕上げることができたのです。
5. まとめ
今回の現場での実測結果は、私たちの事前予測の正しさを証明してくれました。
賃貸マンションにおける「壁掛けエアコンの新規取り付け工事(室外機ベランダ据え置き)」の所要時間は、
この結果は、私たちハウスクリーニング業者にとって、そして作業が重なることに不安を感じるすべての方にとって、非常に明確で心強い目安となります。
今回の経験で再認識した、事前調査の最大のメリット
「2時間で終わる」と確信できたことは、単に時間がわかったということ以上のメリットがありました。
- 業者への気遣いが不要になる: 「いつ終わるんですか?」と催促するストレスから完全に解放されました。こちらの段取りは内々で完結し、業者さんには気持ちよく、丁寧な作業に集中してもらう環境を提供できたと感じています。
- 作業品質の維持と効率化: 最も重要なのはこれです。工事中にベランダや窓周りの作業に手をつけてしまうと、ノリの付着や、資材の移動などで作業が中断され、かえって品質が落ちることになりかねません。しかし、明確な終了時間があったことで、「2時間は他の作業に集中し、終了と同時に一気に高品質な清掃で仕上げる」という最適な段取りを組むことができ、作業品質を一切妥協せずに、高い効率を維持できました。
最後に
私たちプロは、「現場の状況を事前に予測し、最高の段取りを組むこと」で、お客様に最高の仕上がりを提供します。
もしあなたが今後、同様に他業種の工事と作業が被る可能性があるなら、今回の私のように「標準的な所要時間」を事前に調べておくことを強くおすすめします。問い合わせの気苦労なく、最高の作業段取りを組むための強力な武器になりますよ。
もちろん、特殊な設置(屋根置き、高所作業、隠蔽配管など)や、古いエアコンの取り外しが加わる場合は、さらに1時間〜1時間半程度の追加時間を見込んでくださいね。
あなたの「明日」の作業の段取りが、少しでもスムーズになりますように!
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